白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

初代のウサギは

2008-05-19 01:24:46 | うさぎのこと
とてもおっとりした女の子だった。
人間以外の動物に不慣れな人間の扱いは、
それはとんでもないものがあったけれど、
最期の通院の時以外は、
パニックを起こすことはなかった。

2代目のモグは、
それなりにやんちゃで、だけど、
筋金入りの箱入り坊ちゃんだったので、
何かから隠れなきゃいけない、
という発想がなかった。
生まれてから逝ってしまうまで、
たぶん1回も怖い思いはしたことがないと思う。
心臓肥大で、何回も何回も通院した。
毎日のように注射を打ったときもあった。
だけど、病院でも車の中でもいつも落ち着いていた。
もし、ノンタンのような小心者だったら、
病気が病気なだけにもっと早く逝ってしまったと思う。

ノンタンにとって、世の中は油断できない場所らしい。
前歴不詳のウサギ、家に来るまでどのように生きてたのか。
トイレはよくわかっている。
保護した方からは、撫でていると眠ってしまうと言われた。
撫でる手が怖くないことは知っている。
人間に対して攻撃的でもない。
家に来てから1度も、甘噛み以上に強く噛まれたことはない。

どこかで長く飼われていて、たぶん可愛がられていて、
何かの事情で脱走したのかもしれない。
それから保護されるまでの放浪生活の中で、
怖いことがたくさんあったのか。
ここはもう安全なのに。

背後で、ノンタンがびくっと立ち上がる。
突然駆け出す。
人間は抱き上げて撫でてみる。
「だいじょうぶ、怖くないって。」
だけど、
抱かれるのもそれほど好きではないウサギは、
うるさいなと去って行ってしまう。

ノンタンは小心者なので、

2008-05-19 00:38:09 | うさぎのこと
ドアを開ける音に、びくッとしては、

バタバタと隅に駆け込む。

家に来てもう1年7ヶ月になるのだから、

慣れて欲しいと思う。

ウサギと人間は離れに隔離されている。

母屋と離れを行き来するごとに、

大騒ぎをしていたのでは、

ケガでもしないかと心配になる。

仕方がないので、

入り口でまず声をかけて、

ノンタンの許可を得てから入ることにした。

人間の部屋でもあるのに・・。

それでも、

部屋の中に居るのが人間だけでも、

立ち上がっただけで、

慌てふためくウサギだったりする。

居てよいといわれなければ、

2008-05-14 00:26:24 | 人間のこと
居ては、いけないのだと思っている。

無条件に居ることが許可されている場所は、
図書館、本屋、コンビニに、ドトール等。
あとは、居心地の良い喫茶店があれば幸せだが、
残念ながら、みつけられない。

また、意外に古い人間は、
役に立たなければ、存在価値がないと思っている。

従って、無職は非常に肩身が狭い。

8月はスクーリングを受講することに決めたので、
それまで、短期のアルバイトをすることにした。
行き当たりばったりで、アルバイトの面接に行く。
百貨店のお中元の受付だ。
交通費が支給されるので、採用は難しいかもしれない。

無職になって、たな卸しをしてみると、
自分の無力さを思い知らされる。

無力では居たくないから、じたばたする。







最近のウサギは、

2008-05-11 14:04:01 | うさぎのこと
すっかり、すさんでしまった。

日中は、コタツに潜り込むか、
棚の隅に潜り込んで、
1日出てこない。
ご飯も食べないでじっとしている。

食欲がないのかと心配して、
食料を届ける。
コタツの中に、牧草の束。
ウサギは、喜んでむさぼり食う。

夜になると、
巣穴から這い出して、
テレビの前に座り込む。
置物のようにじっとしている。
ケージの中のペレットも野菜も、
手をつけた様子がない。

心配になるから、
ペレットを、口元に持っていく。
ウサギは、喜んでむさぼり食う。

やがて、
人間が眠りにつくと、
ウサギは、布団の上を駆け回る。

翌朝、
ケージのトイレには、
こんもりとウサギ糞が山になっている。

自由にさせすぎなのかもしれない。

何のために仕事を辞めようと思ったのか。

2008-05-09 19:46:40 | 人間のこと
辞めてから、焦って仕事探しをしているが。

会社に不満があった。
同僚が辞めるといった。

それ以上に、
補給もなく、与え続けるのに疲れてしまったから。

気持ちの面でも、頭の面でも。

簿記3級、2級は、ともかく、
それ以外の、宅建、基本情報は、準備が辛かった。

宅建は独学で3ヶ月、参考書数冊で合格。
本人的には、勉強はしたつもりだったが、
読むのが早いことと、持ち前の暗記力を駆使しただけ。
人に教えるときのバックボーンは何もない。
指定された、自分なら絶対使わない分厚いテキスト、
読むたびに、こんなのあったっけ、の世界。
本を買い込んで、ネットで調べての自転車操業。
法律の基礎のない人間には辛い。
休日、他のことをしていても、
頭の中から、仕事のことが離れない状態が続く。

基本情報も同じようなもの。
仕事では扱っていたが、系統立てて身につけた知識ではない。
だいたい、十数年前の知識の何が役にたつというのか。
授業のために、他社の講座を受講してみたり。
数ページのテキストを教えるだけで、
自分の知識のなさを痛感させられる。

今年度は、基本情報の外部講師は行わないことになった。
事務の仕事等、いろいろ追加になるだろうが、
もう、これ以上新しい授業は教えられない。
新しい仕事は、引き受けたくない。
一度、空っぽになった自分を補充しなくてはいけない。
潮時だと思った。

だけど、実際に無職になってみると、まず、焦りが先に立ってしまった。

これからどうなるかわからないけど、7月から90日は雇用保険がある。
すぐに困らない程度は貯金もある。扶養しなければいけない家族もない。

とりあえずは、せっかく失業して時間があるのだから、
焦らず、怠けず、遊ばないで勉強すること。

数年前

2008-05-09 12:11:45 | 人間のこと
委託職業訓練の件数が多かった頃、
生徒さんの中には、40代、50代も多かった。
早期退職の男性も受講していた。

実際問題、そういう年代になって、
パソコンや簿記を習って就職に結びつくのか。
最終的には、それまでの職業生活で培ってきた、
関連職種に就職する人が多かったように思う。

それでも、なぜ、職業訓練を受講していたのか。

雇用保険が目当てというのも、確かにあったかもしれない。
だけど、職業訓練を受講の有無に関係なく、
雇用保険の受給日数が1年以上の人達も受講していた。
ただでパソコンが習えるのも、魅力があったと思うが。

行く所が欲しかったというのも、あるかもしれない。




ジム・トンプソンズテーブルタイランド

2008-05-09 01:27:19 | 人間のこと
家族が銀座に行くのでついて行く。
せっかく都会に行くので、
普段、食さないものを食そうと思う。

ジムトンプソンのランチビュッフェに行く。

内装のシルクは悪くない。
品数は少ないけど普通においしい。
だけど、
料理をとるのに、行列をするのがめんどい。

・・・

でも、そんなことよりも、
2度と来るものかと思ってしまったのは、
ほとんど皿一杯並んでいたケーキを、
前に並んでいた人が、1個を残して、全部持って行ったこと。

そして、2度とそのケーキが並ぶことはなかったこと。

ビュッフェだから、
何をどれだけとってもいいのだけど。
食べれなかったケーキの恨みは大きい。

またまた不採用

2008-05-09 00:09:50 | 人間のこと

面接は受けたものの返事が来ないので、落ち着かない日々を送っていた。
連休だったのだから、仕方がない。

今日、丁寧に断りの連絡が届いた。
面接をして下さった方が感じのよい方だったので、一緒に働ければと思っていたが残念だった。

さて、敗因は何だったのか。
まず、経理経験の不足はあげられるだろう。小さな会社の経理を行っていたが、決算書の作成は会計事務所任せだった。
面接の前に、もっと調べるべきだったというのもある。
それから、これは前職の同僚から言われたことだが、事務に大卒はとりたがらない、ということもあるかもしれない。
あとは、あまりにも地元なので子どもの頃からの悪評・・
それはないと信じたいが。

ようするに、同じ40代でも、もっと適任が居たということだろう。

就職活動は厳しい。

前職は職業訓練の講師もやっていたので、生徒の就職率のノルマがあった。
何をしてもノルマは達成されなければいけない。
そのため、就職が決まらない生徒に電話をかけ、応募をしたか面接を受けたかと際限なくせっつき、派遣の登録や、場合によっては短期のアルバイトさえも勧めてきた。

今、その報いを受けているような気がする。

それでも、

何回も応募書類を送り、何回も落とされていた生徒に、
でもがんばれ、
と言いつづけていたのだから、
自分も同じだけのことをしなくてはいけないのだと思う。

いずれにしろ、仕事はしなければ生活していけないのだし。

と、いろいろ言うのは、かなりめげている証拠だったりする。


桜の枝をあげた。

2008-05-08 00:06:52 | うさぎのこと
裏山にぼさぼさ繁った山桜の木がある。
変わり者の家族は、桜が嫌いだ。
従って伸びすぎた桜の枝は、
情け容赦もなく切られる。

さて、
桜は広葉樹だ。
特に毒性もなさそうだ。

ウサギはかじるのが好きだ。
柱や、机の変わりに、
桜の枝をかじるのは悪くない。

というわけで、
枝をもらってきた。
生木なのでほんのり甘い香りがする。

コタツに引きこもっているウサギに与えてみる。

気に入ったらしい。
さっそく、皮をかじりはじめた。
1センチくらいの幅でかじっていく。

生木なので、成分が強すぎても良くないので、
途中で、取り上げたが、名残り惜しそうな顔をしている。
枝が乾いたら、またあげようと思う。

なお、
桜の葉も、食べるらしい。