最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

博多座にて

2022-11-20 | 福岡
少し前になりますが、博多座で『ミス・サイゴン』を観ました。


「満員御礼」の札と博多織のタペストリー。
前回2020年の公演は、コロナの影響で中止となったので、8年ぶりとなる『ミス・サイゴン』博多座公演でした。
しかも今年は、日本初演30周年の記念すべき年です。


舞台は、戦時下のベトナム。キャバレーで働くベトナム人の少女キムと、アメリカ人兵士クリスは愛し合うようになりますが、サイゴン陥落により離れ離れに......。
屋比久知奈さんのキムは、透明感のある歌声で、演じているというより、キムそのものに見えました。
キャバレーの経営者エンジニアを演じた市村正親さんは、2014年の公演を病気で途中休演されたので、博多座でのエンジニアは13年ぶりだったそうです。
そんなブランクをまったく感じさせないパワフルな歌声と演技でした。
戦時下ということで緊張感が漂う中、笑いをもたらせてくれたのも市村さんでした。

観客がスタンディングオベーションで最大限の賛辞を送った、素晴らしいミュージカルでした。

博多座の館内です。


博多祇園飾り山笠が中央に飾られています。(縮尺5分の1)
表は勧進帳で、見送りと呼ばれる裏面は寿宝船です。


昨日は友人と『女の一生』を観ました。
長い台詞をテンポよく、ときにはしっとりと交わす大竹しのぶさんと銀粉蝶さん。さすがです。
もっともつらい状況の中で、最後に明るい灯が見えたことも救いがあってよかったです。


『女の一生』は、都ホテル博多EMPATHYのアフタヌーンティーがついているお得なパッケージで観覧しました。
ホテルはすっかりクリスマスバージョンです。


2種類のチョコレートを加えた上品な甘さのクリームに苺を挟んだEMPATHYショートケーキ。


写真は、解禁になったばかりのボジョレーヌーボーを使ったアセロラジュレです。


タルトレットショコラヌガー、キャラメルデュルセムース、マスカルポーネアイス。
とてもきれいだったカシスショコラの写真がぼけていたのが残念です。


博多駅は、クリスマスマーケットが開催されており、土曜日ということもあって賑わっていました。


かわいいお店がたくさん。


見ていると欲しくなってしまいます。


ツリーやイルミネーションの点灯まで待とうか悩みましたが、十分楽しめたので帰路につきました。


夫の仙骨骨折も心配いらない状態になってきましたし、書き直した『ママさん探偵律子の事件簿6』にOKが出てゲラ待ちなので、今は気分的にゆったりしています。


既刊本等はここにまとめています。
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