(8月1日に関東地方で梅雨が明け、久しぶりに青空がひろがりました)
コロナ禍の「文月」の朝茶事が無事終了しました。
茶事を何回やっても思うところは多々がありますが、片づけをしながらひたすら体力の回復に努めています。それでも、朝茶事だったし天候不順でそれほど暑くなかったので消耗は少ない方でした。
そんな折に届く後礼のお手紙は何よりの栄養剤です。いつも励まされ、茶事を続けようという力を頂戴しています。 ありがとうございます!
N氏より
中立ち後の席入り、床の花に思わず心を奪われました。
白のむくげの凛とした清らかさ、そしてそれを引き立てる野葡萄の蔓、長く伸びた火吹き竹に漆を塗った花入れ、あの時のものでした。
緑の塗り壁には水で打った円相、そして時とともに円相は薄らいでいきます。
やがて花もしおれることでしょう。一期一会の醍醐味でしょうか。
今回の朝茶事も初めての経験でしたが、余りに床の花が強烈でした。
このような機会をいただき、深く深く感謝しております。また次の茶事を楽しみにしています。
どうぞお疲れが出ませんように・・・ Nより
(薄茶の点前座)
AIさまより
大暑の候 暁庵先生にはその後お元気でいらっしゃいましょうか。
過日は朝茶事にお招き頂きまして、ありがとうございました。
お庭の木々も雨にぬれ緑もあざやか、清々しい気持で席入りしました。
可愛い観音様から真っ白い木槿の円相まで、まるで仏様の懐に抱かれたような気持でございました。
お正客様はじめご連客の方々にも恵まれ、楽しく貴重な経験をさせて頂きました。
九月のお茶事を控えまして先生からのエールに応えられるよう、精一杯努めさせて頂きたく思っております。今後ともどうぞご指導のほどお願い申し上げます。
本当にありがとうございました。
どうぞお疲れの出ませぬよう、御身大切になさいますよう、お祈りしています。
お水屋のKさまにも御礼申し上げます。どうぞ宜しくお伝えください。 かしこ AIより
追伸)「菊水」とても美味しく、ありがとうございました。(ヨカッタ・・・)
追伸 暁庵より
後礼の手紙への亭主からの返事はしなくてよいことになっています。
亭主は全身全霊で茶事にすべてを尽くしておもてなしするからです。
茶事の師匠からそのようにお習いしました・・・。
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