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頂上からの大パノラマ
6月29日(土)、比叡山へ初めて登りました。
朝遅く起き、洗濯物を干しながら
「梅雨なのに今日は好いお天気ね」と相棒に話しかけると、
「せっかくのお天気だから比叡山へ登ろうか?」と元気な一声。
「えっ!今から・・・」と思いましたが、その日は絶好のハイキング日和でした。
「そうねぇ~。頑張って登ってみましょうか」
急遽、スポーツドリンク、弁当、饅頭を買い込み、バスで「修学院道」へ。
比叡山へ登るなら先ず雲母坂(きららざか)から・・と決めていたのです。
鷺森神社(左京区修学院宮ノ脇町)から関西セミナーハウスを目指し、
比叡山西参道の「雲母坂」へ着きました。
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鷺の森神社付近の田園風景
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きらら坂と書かれた道標
登り口の案内板に次のように書かれています。
雲母坂は、平安時代より比叡山と都を結ぶ主要通路として賑い、
都からの勅使が通ったことから勅使坂とも呼ばれました。
法然、親鸞をはじめ多くの人たちもこの坂を行き来しました。
比叡山の山法師が神輿を担いで都へ強訴に押しかけたのも
この道とされ、南北朝の戦乱ではこの坂が戦場となり、
多くの将兵の血に染まりました。
雲母坂の名は付近の花崗岩に含まれる雲母のきらきらした
輝きから、こう呼ばれたと言われています・・・(後略)
修学院離宮の裏山に沿って、雲母坂の古道を登って行きました。
急な坂道は深くえぐられて、谷底を歩いているようです。
神輿を担いで都へ強訴した時代にはもっと空が近く、明るい道だったかも?
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修学院離宮へ続く導水路
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雲母坂を行く 露出した花崗岩の道
薄暗い道には、ステキな贈り物がありました。
露出している花崗岩の雲母がキラキラと煌めいている場所があり、
緑の苔の間からも宝石のように光りだし、まるで精霊たちが隠れているようです。
映画「もののけ姫」の木霊たちが現れる山道を思い出しました。
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心清逢精霊
・・・やがて、その煌めきも消えて、
風が通わない谷底を喘ぎながら登って行くこと1時間、
やっと中間点の「水飲対陣趾碑」に着きました。
「京都一周トレイル」のコースと合流したらしく、たくさんの男女が
軽快に私たちを追い越して登って行きます。
杉林の山道を行くと、この地で戦死した南北朝時代の後醍醐天皇の側近、
「千種忠顕」の立派な石碑があり、びっくりです。
千種忠顕の石碑
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京都市街の展望
ロープウエイ比叡山駅近くの展望台に着き、ここで昼食です。
出発が遅かったので14時近くになっていました。
それから車道のような広い道を通り、スキー場の横を抜けて
比叡山(四明岳838m)の三角点を探しました。
すると、先日テレビで宣伝していた「ガーデンミュージアム比叡」へ
行き当たりました。三角点はどうもガーデンの反対側らしく、
甘い香りが漂うバラ園の誘惑に負けて、ふらふらっと園内へ。
でも、これが大正解でした。
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琵琶湖側の眺望
テラスで琵琶湖側の大パノラマを見ながらソフトクリームに舌つづみ。
展望台からの360度の眺めも圧巻で、登って来て良かった!
今が見ごろのバラ園や山野草を愛で、点在する陶板の名画に心惹かれ、
実物そっくりのモネの睡蓮の池を散策するのも楽しく、また来たい花園です。
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疲れて帰りはバスに乗り、家の近くまで送ってもらいました。
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6月29日(土)、比叡山へ初めて登りました。
朝遅く起き、洗濯物を干しながら
「梅雨なのに今日は好いお天気ね」と相棒に話しかけると、
「せっかくのお天気だから比叡山へ登ろうか?」と元気な一声。
「えっ!今から・・・」と思いましたが、その日は絶好のハイキング日和でした。
「そうねぇ~。頑張って登ってみましょうか」
急遽、スポーツドリンク、弁当、饅頭を買い込み、バスで「修学院道」へ。
比叡山へ登るなら先ず雲母坂(きららざか)から・・と決めていたのです。
鷺森神社(左京区修学院宮ノ脇町)から関西セミナーハウスを目指し、
比叡山西参道の「雲母坂」へ着きました。
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鷺の森神社付近の田園風景
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きらら坂と書かれた道標
登り口の案内板に次のように書かれています。
雲母坂は、平安時代より比叡山と都を結ぶ主要通路として賑い、
都からの勅使が通ったことから勅使坂とも呼ばれました。
法然、親鸞をはじめ多くの人たちもこの坂を行き来しました。
比叡山の山法師が神輿を担いで都へ強訴に押しかけたのも
この道とされ、南北朝の戦乱ではこの坂が戦場となり、
多くの将兵の血に染まりました。
雲母坂の名は付近の花崗岩に含まれる雲母のきらきらした
輝きから、こう呼ばれたと言われています・・・(後略)
修学院離宮の裏山に沿って、雲母坂の古道を登って行きました。
急な坂道は深くえぐられて、谷底を歩いているようです。
神輿を担いで都へ強訴した時代にはもっと空が近く、明るい道だったかも?
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修学院離宮へ続く導水路
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雲母坂を行く 露出した花崗岩の道
薄暗い道には、ステキな贈り物がありました。
露出している花崗岩の雲母がキラキラと煌めいている場所があり、
緑の苔の間からも宝石のように光りだし、まるで精霊たちが隠れているようです。
映画「もののけ姫」の木霊たちが現れる山道を思い出しました。
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心清逢精霊
・・・やがて、その煌めきも消えて、
風が通わない谷底を喘ぎながら登って行くこと1時間、
やっと中間点の「水飲対陣趾碑」に着きました。
「京都一周トレイル」のコースと合流したらしく、たくさんの男女が
軽快に私たちを追い越して登って行きます。
杉林の山道を行くと、この地で戦死した南北朝時代の後醍醐天皇の側近、
「千種忠顕」の立派な石碑があり、びっくりです。
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千種忠顕の石碑
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京都市街の展望
ロープウエイ比叡山駅近くの展望台に着き、ここで昼食です。
出発が遅かったので14時近くになっていました。
それから車道のような広い道を通り、スキー場の横を抜けて
比叡山(四明岳838m)の三角点を探しました。
すると、先日テレビで宣伝していた「ガーデンミュージアム比叡」へ
行き当たりました。三角点はどうもガーデンの反対側らしく、
甘い香りが漂うバラ園の誘惑に負けて、ふらふらっと園内へ。
でも、これが大正解でした。
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琵琶湖側の眺望
テラスで琵琶湖側の大パノラマを見ながらソフトクリームに舌つづみ。
展望台からの360度の眺めも圧巻で、登って来て良かった!
今が見ごろのバラ園や山野草を愛で、点在する陶板の名画に心惹かれ、
実物そっくりのモネの睡蓮の池を散策するのも楽しく、また来たい花園です。
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疲れて帰りはバスに乗り、家の近くまで送ってもらいました。
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