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当社の会長が電話でなにやら・・・
(かなりデカイ声で)
”そうそう、今から型番言うからな!”
”先ずは・・ジャイアンツのJ”
オイオイ、ジャイアンツのGでしょうが・・
思わず椅子からずっこけちゃいました。
初っ端から、間違っておりまんがな。これが。
しかし、流石は我父。
たとえスペルは間違ってもいても、最愛なる球団は栄光の巨人軍に他ならないのであるな。
最高~!!
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ハイ、マルハ・ブログの時間です。
さて、今日はチョッとシャシーダイナモのお話。
オーストラリア製のダイナパックは、全国多くのSHOPさんで導入されているテスターですが、皆さんよくご存知?
ジャッキアップして、タイヤを外して。
これが最大の特徴。
フロアをシャシーダイのみで占領することもなく、ポータブル。
おまけに、タイヤを外してダイレクトセット。
タイヤのスリップがないので大変測定精度が高い。
↑
これが触れ込み。
SHOPの人たちもみーんなそう思っているはず。
決して安くない買い物なんですぞ。
で、ここで突っ込み。
タイヤを外して測定することだけに焦点を当てて、本当に正解??
実は、測定馬力には負荷なし、負荷付、あるいはローラーなし、ローラー付きなどで様々な特徴が出てくるんです。
例えば、当社のイタリア製RACE-DYNO。
電気式負荷装置を備え、それにロードセルと言う加重計も装備されています。
いわば、エンジンベンチと同じ仕組みなんです。
一方で精度が高いと噂されるダイノパック。
確かにタイヤは外す。だから直結。
でも、ロードセルはありません。
負荷を油圧でまかない、その抵抗圧力で計測しているのです。
オイルは温度でも流動性が変わり、またオイルの圧力には必ず脈動が出ますので、トルクラインなどもギザギザしたグラフを雑誌記事などでもチョクチョク見かける。
実際のエンジン性能があんなにギザギザするわけもなく。
結局、タイヤを外すまでで、後はロードセルもなく何処まで精度が高いのか??
はっきり言ってチト分かりつらい。
正直、あまり欧州では見かけない機種でもあるのですが、兎に角日本で流行った。
床工事がいらないってことも大きな売りで、みんな買った。
ダイナパックにはローラーがないから、ロス馬力も計れない。
ロス馬力はクラッチから後の損失馬力。
ミッションやデフなどのこと。
これらを足して上げて、エンジン修正馬力が計算される。
で、最後に、係数1.1(あるいはこれに近い数値)を適当に掛けると大体他テスターと同じ様な値として考えるような、暗黙ルールも生まれた。
ロス馬力は係数で値する物ではないので、訳が分からなくなる。
テスターなので、基本は以下なんだな。
1.再現性が良いこと
2.安全でスピーディーに測定できること
つまり、他テスターとのデーターを比較することが問題なんです。
確かに計測器。
だから、何処で計っても同じ値にならないといけない。
しかし、システムや環境が変わればエンジン性能は変化が出る。
中々話は簡単でじゃ、ないんです。
だからこそ、計測を続け、データーを蓄積し、それを仕事にフィードバックすることが大切だと思うのです。
ただただ計測したデーターに、お客が不満を持たぬように根拠のない係数をかけたり、あるいはタイヤを外すので精度が高いと勘違いをしているSHOPさんにはもう少しお勉強をして欲しいものですな。
今日は、ちと辛口かなぁ。
デハデハ。