NEWS:
●TRUST社製ラジエターカバー(カーボン)SALE中。50%OFF
詳細は5/30ブログで掲載です。
●BP用2.1Lキットついに発売開始。
●マルハ・パワーメタルロッド側追加サイズ設定。
●BCダンパー欠品・6月下旬入荷予定。
●今週は6/22(日)です。
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今日のゲストは鼠先輩です。
ぽっぽぽぽぽぽ――...
わからない人は演歌のコーナーへどうぞ!!
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ハイ、マルハブログの時間です。
ググッっと開いてぇーー。
いえいえ、お股ではありませんよ。お下品な。
サーモスタットで御座います。
そろそろ、日によっては暑い日もあります、この時期。
そんな時にサーキットで楽しむなんて事になれば、先ずは水温と油温にはご注意あれ。
このところ、ラジエターを含めて冷却系パーツの動きが激しくなってきまして、新製品のSFSホースも好評で御座います。
なんとWEBには未掲載でありながら、既に売れ始めている大変ありがたい状況であります。
しかし意外に認識の浅いのが、”サーモスタット”交換の必要性。
純正でもマルハ78でも結構ですから、定期的な交換絶対お奨めです。
突然貝の様に閉ざされると、これは大問題。
お構いなくのオーバーヒートに陥り、最悪はエンジンに大きなダメージを与えてしまいます。
オープンのままで固着であれば、オーバークールにはなりますが、これならある意味ラッキーで、修理工場まで自走が可能。
クローズで固着か、オープンで固着か?
日頃の行いがモノを言いますな。
さて、マルハにご注文の際に”ナナハチ・サーモ”下さいと言われると、ピンと来ますが、”ローテンプサーモ”下さいと言われると、少し微妙。
と言いますのも、画像でもwebでもご紹介の通り、78サーモの開弁温度は78度ですから、純正品に比べ僅かに低めの設定に過ぎません。
過度のローテンプでは、補正が掛かり・・云々と皆さん少し心配されるでしょう。
78サーモもその類で話をされる方がいますが、大変な誤解。
ホンダ純正でも78度開弁は採用されていた温度なのですぞ。
低温で開こうが、高温で開こうが、全開走行を続けていれば、結局サーモは開いているので、同じこと・・と思い込むのは早合点。
78サーモの利点は弁径とストローク。
つまり水流を稼ぐのが一番の目的なのです。
ストロークは純正よりも大きくなりますので、これが大きな利点なのです。
整理すれば、若干低めで開き始め(補正などに大きく影響しない)、大きくストロークする。・・となります。
ラジエターが同じなら、サーモが開けば冷却効果は同じ??であるわけがありません。
例えば、N1などではサーモスタットは外してしまいます。
すると、季節によってはオーバークールになってしまい、ラジエタ-前面にガムテープなどで、有効面積を調整したりします。
サーモスタットは、大きく開こうが、ローテンプであろうが、結果的に抵抗には違いが無いのです。
最も抵抗が少ないサーモレスが物語る様に、サーモの存在でラジエターの冷却性能は変わってしまいます。
ラジエターの冷却性能を引き出すと言い換えれば、誤解がないと思いますぞ。
アメリカで販売されるローテンプは弁径が小さく、水流を稼げません。
NA8用もダブル弁のお陰でメイン弁の径が小さくなっております。
弁の口径とストローク。
これが水流を稼ぐポイントなのですな。
それから、サーマルショックもポイントです。
暑いエンジンに冷たい水がドカっと流れると、これは金属のエンジンにとってはあまりよろしくない。
ある程度一定がよろしいわけです。
78サーモにはある工夫があり、サーマルショックにも対応するようにしております。
温度差が大きく出ないような工夫です。
NB用になると、時代背景的にますますエミッションコントロールに厳しくなってきます。
NAに比べ、排気ガス基準がより厳しく、環境に配慮することを要求されるエンジンになっています。
NCになればなおさらです。
対策は先ずはキャタライザーが肝。
・素早く反応するタイプ。
・取り付けの位置をエンジンに近づける。
・容量を大きくする。(個数を増やす)
などのほかに、早くエンジンを温める。燃焼温度を高くする。など。
燃焼温度が高くなればNOxなども出てきて、頭が痛いのですが、しかし燃焼温度を高くするのは当然。
そこで、ヘッドへ水穴を制限したり、サーモを使って早く暖め、且つ高めの温度で制御するのです。
普通に乗る人は純正サーモ、走りが好きな人は78サーモ。
こんな感じでお使いいただければ結構なのですが、実は結構考えて設定している78サーモでございます。
ぽっぽぽぽぽぽ――...
●TRUST社製ラジエターカバー(カーボン)SALE中。50%OFF
詳細は5/30ブログで掲載です。
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●マルハ・パワーメタルロッド側追加サイズ設定。
●BCダンパー欠品・6月下旬入荷予定。
●今週は6/22(日)です。
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今日のゲストは鼠先輩です。
ぽっぽぽぽぽぽ――...
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ハイ、マルハブログの時間です。
ググッっと開いてぇーー。
いえいえ、お股ではありませんよ。お下品な。
サーモスタットで御座います。
そろそろ、日によっては暑い日もあります、この時期。
そんな時にサーキットで楽しむなんて事になれば、先ずは水温と油温にはご注意あれ。
このところ、ラジエターを含めて冷却系パーツの動きが激しくなってきまして、新製品のSFSホースも好評で御座います。
なんとWEBには未掲載でありながら、既に売れ始めている大変ありがたい状況であります。
しかし意外に認識の浅いのが、”サーモスタット”交換の必要性。
純正でもマルハ78でも結構ですから、定期的な交換絶対お奨めです。
突然貝の様に閉ざされると、これは大問題。
お構いなくのオーバーヒートに陥り、最悪はエンジンに大きなダメージを与えてしまいます。
オープンのままで固着であれば、オーバークールにはなりますが、これならある意味ラッキーで、修理工場まで自走が可能。
クローズで固着か、オープンで固着か?
日頃の行いがモノを言いますな。
さて、マルハにご注文の際に”ナナハチ・サーモ”下さいと言われると、ピンと来ますが、”ローテンプサーモ”下さいと言われると、少し微妙。
と言いますのも、画像でもwebでもご紹介の通り、78サーモの開弁温度は78度ですから、純正品に比べ僅かに低めの設定に過ぎません。
過度のローテンプでは、補正が掛かり・・云々と皆さん少し心配されるでしょう。
78サーモもその類で話をされる方がいますが、大変な誤解。
ホンダ純正でも78度開弁は採用されていた温度なのですぞ。
低温で開こうが、高温で開こうが、全開走行を続けていれば、結局サーモは開いているので、同じこと・・と思い込むのは早合点。
78サーモの利点は弁径とストローク。
つまり水流を稼ぐのが一番の目的なのです。
ストロークは純正よりも大きくなりますので、これが大きな利点なのです。
整理すれば、若干低めで開き始め(補正などに大きく影響しない)、大きくストロークする。・・となります。
ラジエターが同じなら、サーモが開けば冷却効果は同じ??であるわけがありません。
例えば、N1などではサーモスタットは外してしまいます。
すると、季節によってはオーバークールになってしまい、ラジエタ-前面にガムテープなどで、有効面積を調整したりします。
サーモスタットは、大きく開こうが、ローテンプであろうが、結果的に抵抗には違いが無いのです。
最も抵抗が少ないサーモレスが物語る様に、サーモの存在でラジエターの冷却性能は変わってしまいます。
ラジエターの冷却性能を引き出すと言い換えれば、誤解がないと思いますぞ。
アメリカで販売されるローテンプは弁径が小さく、水流を稼げません。
NA8用もダブル弁のお陰でメイン弁の径が小さくなっております。
弁の口径とストローク。
これが水流を稼ぐポイントなのですな。
それから、サーマルショックもポイントです。
暑いエンジンに冷たい水がドカっと流れると、これは金属のエンジンにとってはあまりよろしくない。
ある程度一定がよろしいわけです。
78サーモにはある工夫があり、サーマルショックにも対応するようにしております。
温度差が大きく出ないような工夫です。
NB用になると、時代背景的にますますエミッションコントロールに厳しくなってきます。
NAに比べ、排気ガス基準がより厳しく、環境に配慮することを要求されるエンジンになっています。
NCになればなおさらです。
対策は先ずはキャタライザーが肝。
・素早く反応するタイプ。
・取り付けの位置をエンジンに近づける。
・容量を大きくする。(個数を増やす)
などのほかに、早くエンジンを温める。燃焼温度を高くする。など。
燃焼温度が高くなればNOxなども出てきて、頭が痛いのですが、しかし燃焼温度を高くするのは当然。
そこで、ヘッドへ水穴を制限したり、サーモを使って早く暖め、且つ高めの温度で制御するのです。
普通に乗る人は純正サーモ、走りが好きな人は78サーモ。
こんな感じでお使いいただければ結構なのですが、実は結構考えて設定している78サーモでございます。
ぽっぽぽぽぽぽ――...