ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

梅雨時に、コチドリという野鳥を遠目ですが初めて見ました

2011年06月06日 | 季節の移ろい
 夏鳥のカッコウが来ていると聞いて、さいたま市の東側に南北に広がる見沼田圃(みぬまたんぼ)の東南部に当たる見沼通船堀(みぬまつうせんぼり)付近を散策しました。残念ながら、カッコウには会えませんでしたが、数種類の野鳥には会えました。

 今回初めて会えた野鳥は、コチドリ(小千鳥)です。文字通り、小さいチドリ(千鳥)です。





 雨がたまってできた、深さ数センチメートルの浅瀬にエサを食べに来ているようでした。数10メートル先なので、双眼鏡でしか観察できません。浅瀬の中の何かを食べているようでした。遠目なので何をしているのかよく分かりません。見た目には3羽いましたが、奥の方の草陰にはまだいるように感じました。

 コチドリは水没しない河原の中に簡単な巣をつくって子育てする点が有名な野鳥です。卵は河原の小石に似せた模様になっているため、なかなか気が付かないそうです。

 疏水沿いに野生にはえたサクラやクワなどの木がちょうど小さな実をつけています。ホオジロやヒヨドリなどが食べに来ています。数羽の野鳥が留まったので、双眼鏡で見てみると、カワラヒワでした。



 ちいさな実を夢中になって食べています。カラスなどもいるためか、警戒している感じでした。タカなどの猛禽類がいるのかもしれません。

 川には、カルガモが数羽ずついて、水辺を泳いでいます。



 時々、数羽のカルガモが飛んできて、着水します。それほど澄んだとはいえない川の中の小魚を食べているのでしょうか。水草を食べているのかどうかは分かりませんでした。

 遠目には、カワウが数羽、川の上を飛んでいました。カワセミの雄が1羽いました。

 梅雨時の疏水周辺に広がる田園風景の中に、野鳥が元気に暮らしていました。毎年繰り返される風景なのかもしてません。ぱらぱらと散歩する人やジョギングする人にすれ違いました。約2時間歩いて、ほんの少し運動になりました。