ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

北八ヶ岳の麦草峠に向かう国道299号線のくねくね道は濃霧でした

2011年06月16日 | 旅行
 標高約2100メートルと高い麦草峠は夏になると、いろいろな高山植物が咲く北八ヶ岳の一部です。6月中旬になると、麦草峠を通る国道299号のくねくね道の脇に、高原植物の一つである濃いピンク色のベニバナイチヤクソウの花が所々に咲きます。

 そろそろベニバナイチヤクソウが咲くころと、麦草峠を目指して、白駒池の入り口にあたる駐車場近くまで、くねくね道を上りました。残念ながら、白駒池の入り口になっている駐車場付近は霧が出て、見通しがよくありません。



 標高が高いためかシラカバよりもダテカンバの木の方が多く、新緑を強めています。周囲のカラマツも新緑です。そのカラマツの大木の上で、カッコウが何羽も鳴いているのですが、上部に留まっているため、姿は見えません。

 道の両側を探しても、ベニバナイチヤクソウは残念ながら咲いていませんでした。小さな白い可憐な花がたくさん咲いていました。深山に咲くシロバナノヘビイチゴのようです。



 この小さな花が道の両側にあちこち咲いています。多数の白い花が地面を覆っていて、なかなかきれいです。

 シロバナノヘビイチゴの花の草かげに、ベニバナイチヤクソウの蕾が数本見つかりました。



 まだ、開花まで数日から1週間はかかりそうな感じです。

 国道299号を長野県佐久穂町の八千穂高原に向かって下ると、ズミの木が蕾を多数つけていました。山里では開花し終わったズミの木ですが、標高が1600メートル以上ある所では、まだ咲き始めでした。



 同様に、レンゲツツジも蕾です。



 もうすぐ濃いオレンジ色のレンゲツツジが咲いて華やかになります。麦草峠は盛夏に向けて着々と準備を進めています。