長野県諏訪市や下諏訪町などにまたがる霧ヶ峰高原の北西部にある八島湿原は、高山植物の宝庫です。高層湿原である八島湿原では、湿原に咲く高山植物と、その周囲の高原に咲く高山植物の両方が咲くからです。
現在は、コバイケイソウが小さな白い花を咲かせています。
八島湿原の広大な湿原部分のあちこちにコバイケイソウが咲いています。
湿原の縁近くの斜面にズミ(コナシ)の低木が生えていて、まだ花を咲かせています。そのズミの枝先に、縞々が目立つ野鳥が留まっています。ホウアカです。
目の下に赤の模様があるホウアカは、高原の草原を好む野鳥です。夏になると、早朝にホウアカを観察するために、バードウオッチャーが霧ヶ峰高原に集まります。辛抱強く、ホウアカが出てくるのを待っています。
広大な湿原の縁部分にはレンゲツツジが進出し、咲き始めています。そのレンゲツツジとコバイケイソウの群生の中で、飛び交っている野鳥はノビタキの群れです。
かなり遠くの枯れ枝の上に留まっています。何羽かいるのですが、なかなか近くには寄ってきません。
ノビタキは初夏の高原を代表する野鳥です。ノビタキの雄は胸部のオレンジの模様がきれいです。5月から6月にかけて、日本に飛来する夏鳥です。遠くでは、カッコウも鳴いています。ここでの夏鳥の主役はそろっているようです。
八島湿原の遊歩道を歩く多くの方は高山植物に目を奪われ、野鳥にはあまり関心を持ちません。現在は、高山植物では、ノアヤメやアマドコロなどが点々と咲いています。アマドコロはよく見ないと草かげにあるため、目立ちません。スズランも開花期が過ぎていますが、少しだけ咲いていました。
遊歩道の木道の周囲では、ヤナギランが多数育っています。八島湿原はこれから高山植物が次々と咲き、主役の座を争います。7月下旬の盛夏になると、朝早くからトレッキングの方が多数歩きます。盛夏に八島湿原のさわやかさが、文字通り清涼剤になるからです。
現在は、コバイケイソウが小さな白い花を咲かせています。
八島湿原の広大な湿原部分のあちこちにコバイケイソウが咲いています。
湿原の縁近くの斜面にズミ(コナシ)の低木が生えていて、まだ花を咲かせています。そのズミの枝先に、縞々が目立つ野鳥が留まっています。ホウアカです。
目の下に赤の模様があるホウアカは、高原の草原を好む野鳥です。夏になると、早朝にホウアカを観察するために、バードウオッチャーが霧ヶ峰高原に集まります。辛抱強く、ホウアカが出てくるのを待っています。
広大な湿原の縁部分にはレンゲツツジが進出し、咲き始めています。そのレンゲツツジとコバイケイソウの群生の中で、飛び交っている野鳥はノビタキの群れです。
かなり遠くの枯れ枝の上に留まっています。何羽かいるのですが、なかなか近くには寄ってきません。
ノビタキは初夏の高原を代表する野鳥です。ノビタキの雄は胸部のオレンジの模様がきれいです。5月から6月にかけて、日本に飛来する夏鳥です。遠くでは、カッコウも鳴いています。ここでの夏鳥の主役はそろっているようです。
八島湿原の遊歩道を歩く多くの方は高山植物に目を奪われ、野鳥にはあまり関心を持ちません。現在は、高山植物では、ノアヤメやアマドコロなどが点々と咲いています。アマドコロはよく見ないと草かげにあるため、目立ちません。スズランも開花期が過ぎていますが、少しだけ咲いていました。
遊歩道の木道の周囲では、ヤナギランが多数育っています。八島湿原はこれから高山植物が次々と咲き、主役の座を争います。7月下旬の盛夏になると、朝早くからトレッキングの方が多数歩きます。盛夏に八島湿原のさわやかさが、文字通り清涼剤になるからです。