ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

佐久荒船高原では濃いピンク色のクリンソウが咲き始めています

2011年06月19日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市にある佐久荒船高原ではサクラソウ(桜草)の一種のクリンソウ(九輪草)の花が咲き始めました。

 森の中の小さな小川などの水場近くで、濃いピンク色の花の九輪草が咲いています。





 緑一色の草原の中で、濃いピンク色のクリンソウの花は目立ちます。また、森陰の目立たない所などでも水場があると、クリンソウの花が咲いています。クリンソウの小さな種が小川を流れて根付くようです。

 草原の中の倒木にキノコが生えています。



 キノコは春や梅雨などの時期にも結構、生えています。

 佐久荒船高原の森の中では、キリ(桐)の木は珍しい存在です。山道沿いにキリの木が1本あり、花を咲かせていました。



 キリの花は寿命が短いようです。毎年お目にかかることはありません。キリの花が咲いている時に、荒船高原をタイミングよく訪れることがあまり無いからです。キリの花が咲き終わると、キリの木自身を見つけることが難しくなります。

 キリの木の近くの背の高い木の上で、ホウジロが鳴き続けています。



 ホウジロには申し訳ないのですが、一番よく目にするホウジロ以外の野鳥を本当は見たかったのです。残念ながら、他の野鳥は鳴き声しか聞こえず、姿を見ることができませんでした。カッコウやホトトギスは、その習性を考えていそうな場所で待ち続けるしかないようです。

 佐久荒船高原は恵みの雨となる梅雨の時期に、森が活発に活動しています。森の木々は見た目は、もう盛夏に近い感じになり始めています。梅雨の時期の人影が少ない時でも、森はうごめいています。