ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久穂町の八千穂高原は“美しい白樺林”の中でレンゲツツジが咲いています

2011年06月17日 | 旅行
 北八ヶ岳の東側の山麓に広がる八千穂高原は「日本一美しい白樺林」を売りものにしている高原です。八千穂高原はよく手入れされていて、一般の方が思い浮かべるだろう、絵に描いたような高原風景が広がっています。

 シラカバ林は日本一と称する優美さを感じさせる見事なものです。



 標高が最高で1600メートルぐらいのなだらかな山麓に約50万本のシラカバ(白樺)の木が群生しています。

 そのシラカバ林の中にレンゲツツジやヤマツツジ、ミツバツツジ、ドウダンツツジが咲いて、高原らしさを高めています。現在はレンゲツツジがよく咲いています。



 レンゲツツジの濃いオレンジ色の花と若緑の葉とが、シラカバの木に似合います。所々に咲くヤマツツジも同様です。

 レンゲツツジやヤマツツジなどが咲く下生えの中に、あこがれの高山植物のベニバナイチヤクソウが咲き始めていました。





 緑色のグランドカバーの中に、ベニバナイチヤクソウの濃いピンク系の丸い花が目立ちます。正確には、散策してよく目をこらせば目立ちます。

 ベニバナイチヤクソウの濃いピンク系の花は背丈が10センチメートルぐらいと低く、どちらかといえば草かげに咲くために、散策しないと見つかりません。目立たないから、毎年同じ所に咲くのかもしてません。夏景色に向けて、高原は準備を進めていました。

 陽光が差し込む明るいシラカバ林の中で、カッコウがよく鳴いています。シジュウカラなどのカラ系やキセキレイなどのセキレイ系も鳴いていました。夏鳥が高原を彩ります。至福の平和な世界です。