ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

近所の川には、水鳥のカワウも飛来し、魚をどんどん食べています

2011年10月14日 | 季節の移ろい
 秋本番を迎えて、埼玉県南部を流れる近所の川(荒川の支流の一つ)は、コサギやアオサギなどの水鳥が多数飛来しています。カルガモも多数、水面を泳いでいます。

 水面に時々、現れる気になる存在のものがありました。水面に時々、何かが出るのです。辛抱強く見ていたら、首を出すのはカワウ(川烏)でした。

 

 水面に顔だけ出しては、すぐに潜水します。水中を素早く泳いで移動します。

 運良く、魚を口にくわえて水面に首を出し、魚を飲み込みところを見ました。

 

 観察していると、繰り返し潜水し、小魚を巧みに捕らえて、首を水面の上に持ち上げて鵜呑みし、また潜水します。群馬県のある河川では、漁業共同組合が育てたアユ(鮎)をカワウが根こそぎ食べたそうです。最近はカワウは川魚を食べ尽くす“害鳥”になっています。

 その内に、カワウは急に飛び出す動作を始めました。この辺は川魚を食べ尽くしたという感じです。





 水面から飛び立つため、羽根を巧みに動かして、羽ばたいて飛び立ちました。



 川魚の魚影の濃い場所に移動するようです。これを繰り返しているようです。

 カワウは集団でコロニーをつくって生活しています。カワウが木の上に巣をつくると、その木の周囲にフンを撒き散らし、樹木が枯れることもあります。カワウのフンの被害も大きそうです。

 カワウを見ていて、川魚をどんどん食べるので、自然界の弱肉強食の厳しい掟を感じました。自然の厳しさを改めて知りました。