ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

岐阜県多治見市郊外にある永保寺の庭園は名勝として有名だそうです

2011年10月24日 | 旅行
 岐阜県多治見市郊外の虎渓公園(こけいこうえん)の奥にある虎渓山永保寺(こけいざんえいほうじ)のお庭を拝見しました。この寺院は臨済宗南禅寺派の寺で、夢窓疎石(開創)と元翁本元(開山)が、1314年に水月場(観音堂、国宝)を建立したとのことです。なんと観音堂と開山堂がそろって国宝というお寺です。

 当時、この地域を治めていた土岐頼貞の招きで、夢窓疎石と元翁本元が鎌倉から招かれたと紹介されています。禅修行の場として、お寺はつくられたと説明されています。

 多治見市観光協会は、この寺のお庭の「永保寺庭園」は四季折々に美しい表情をみせる名勝と紹介しています。夢窓国師がつくった庭園と紹介されています。

 永保寺の境内は、虎渓山という小さな山の中です。結構うっそうとした森の中です。庭園は土岐川の小さな支流に面しています。見た目はかなりの深山という趣でした。

 庭園のハイライトは、臥龍池という池にかかる無際橋です。屋根のある橋は珍しいそうです。



 橋を渡ったところに立つ国宝「観音堂」は修復中でした。

 梵音岩という岩場の上には六角堂が立っています。



 この岩を流れ落ちる小さな滝は、「虎渓山北西にある、シデコブシ群生地付近の湧水を集めたものです」だそうです。春に、珍しいシデコブシの花を見てみたいものです。

庭園にはモミジの木が多数植えられていますが、まだほとんど色づいていませんでした。





 このモミジの木が紅葉すると、美しい秋の風情になると思いました。

 虎渓山はうっそうとした森なので、いろいろな野鳥が多数いそうな深い森でした。この点でも、また訪れてみたいところです。