ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

愛知県豊明市沓掛町にある勅使池では、ミコアイサなどを観察しました

2018年03月08日 | 旅行
 愛知県豊明市沓掛町にある勅使水辺公園の主役になっている勅使池に、水鳥観察に行って、ミコアイサなどを観察しました。

 勅使池(ちょくしいけ)は、勅使水辺公園の中心部にある、南北方向に長い、大きい池です。南西側岸辺から北西側岸辺を望んだむ風景です。



 北西側岸辺には2カ所に大きな橋が架けられ、池が回りやすくなるように工夫されています。

 北西側岸辺に低木の雑木林が水没したところがあり、ここにカモ類などが集まっています。

 カンムリカイツブリやハシビロガモ、カルガモなどが点在しています。



 訪問した日はうららかな温かい日でしたが、背後にある水没した低木の雑木林の枝に、カモ類たちは上がって休んでいます。やはり、春めいた水面でも水の中は冷たいので、木の枝に上がって身体が冷えないようにしています。

 水没した低木の雑木林近くの水面を、ミコアイサのオスが進んでいます。このミコアイサのオスは元気そうです。



 このミコアイサのオスは、水面をどんどん進んで行きます。





 眼の周りの黒い部分以外は、真っ白い羽根が美しい姿です。ミコアイサのメスに気にいってもらうために、オスは目立つ派手な姿になっています。

 ハシビロガモのオスが近くにいるミコアイサのオスは、まだ動きが緩慢なままです。





 北西側岸辺を巡る遊歩道を南下すると、ヨシ原の近くにバンが出て来ました。



 このバンは昨年秋に生まれた幼鳥のようでした。





 カモ類などのさまざまな水鳥が滞在している、大きな勅使池がある豊明市と名古屋市の境には、こうしたため池ができるなだらかに波打った地形のようです。

 この勅使池がある豊明市から西側にある名古屋市側には、織田信長の軍勢が今川義元の大軍を倒した“桶狭間の古戦場”があるそうです。1560年6月の戦いです。

 この“桶狭間の古戦場”を訪ねる話は、司馬遼太郎の絶筆になった「街道をゆく43 濃尾三州記」(未完)の前半部に書かれています。

 日本の歴史を変えた、織田家の軍勢の奇襲作戦を隠した波打った地形は、この辺りの独特の地形のようです。