ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県坂戸市郊外にある浅羽ビオトープ近くでも、ヒレンジャクを垣間見ました

2018年03月16日 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市郊外の西部を流れている高麗川の河川敷につくられた浅羽ビオトープの近くでも、ヒレンジャクの群れを垣間見ました。

 浅羽ビオトープは有名な野鳥観察ポイントです。浅羽ビオトープの中を流れる疏水は、最近の春らしい暖かさによって、“春の小川”のような感じになっています。



 浅羽ビオトープの疏水沿いの雑木林には、ヒレンジャクの群れが飛来しているとの情報が流れていました。実際に浅羽ビオトープに行ってみると、3羽か4羽しか滞在していませんでした。

 浅羽ビオトープの中でヒレンジャクの群れを探していると、野鳥観察愛好家の方が「ヒレンジャクはもう少し上流側にいる」と教えてくれました。

 そこで、浅羽ビオトープの部分から、高麗川の上流側にさらに6分から7分ほど、土手沿いを歩くと、野鳥観察愛好家の方々が10数人待機している場所に出ました。

 この河川敷きの雑木林の根元の地面では、ヤブランがあちこちで、黒い実をつけています。



 ヒレンジャクは、この黒い実を食べに、木の枝から地上に降りてきます。

 地表で、ヤブランの実を食べて、数メートル上の木の枝に飛び上がります。



 問題は、このヤブランが実っている雑木林は、ツル状の雑草が枯れたままで残り、かつ竹やぶになっていて、地面から2メートルぐらいはやぶによって視界が悪いことでした。





 つまり、ヒレンジャクがヤブランの実を食べるシーンは撮影できません。

 何人かの野鳥観察愛好家の方々は、ヤブランの実を食べるシーンを撮影するために苦労していました。

 さらに、大きな問題はヒレンジャクと太陽との位置関係が悪く、ヒレンジャクの尾の部分が影になり、その色が不鮮明です。







 実は、このヒレンジャクの群れの中にキレンジャクが混じっていて、時々、野鳥観察愛好家の方々が「キレンジャクが出て来た」と声を上げます。

 どれがキレンジャクなのかは最後まで分からない位置関係のままでした。

 高麗川の上流側の土手では、オオイヌノフグリが小さな花を咲かせていました。



 オオイヌノフグリが小さな花に小さな昆虫が来ています。

 浅羽ビオトープの周辺は、強烈な太陽光が照らして春の装いになっています。