ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙に掲載された見出し「米中貿易戦争 身構える世界」を拝読しました

2018年03月27日 | 日記
 2018年3月24日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面に掲載された見出し「米中貿易戦争 身構える世界」を拝読しました。

 サブ見出しは「対中制裁6兆円・輸入制限を発動」です。

 この記事のリードは「米国と中国が貿易戦争のとば口に立った」という文章で始まります。トランプ米政権は3月22日から23日に「600億ドル(約6兆3000億円)もの中国製品に高関税を課す対中制裁を決め、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限も発動した」と続きます。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「米中貿易戦争 身構える世界 対中制裁6兆円/輸入制限を発動 共倒れ警戒、市場動揺」と報じています。



 米国トランプ大統領の自国優先・保護主義的な政策の発表によって、保護主義が世界市場を席巻する可能性があると考える方が多く、3月23日は全世界で株安が進行しました。保護主義が世界中にドミノ的に広がる懸念が高まり、世界貿易体制は揺らぎかねないという見方が強まっています。

 米国政府(たぶん米国通商部、USTR)は今週中に制裁対象の製品リストを発表するそうです。1300品目で、総額500億米ドルから600億米ドルに達する見通しです。米国が輸入している中国製品は年間に5000億ドル程度と推定され、その1割ほどに25パーセントの関税を課す見通しです。

 米国のこうした動きに対して、中国は対抗措置の準備に入り、3月23日には米国産豚肉やワインに追加関税を課すと発表しました。

 米国通商部の元幹部は「中国による報復措置は多様で、貿易戦争は避けられない」と分析します。例えば、米国最大の輸出品である大豆の約6割は中国向けです。これに報復関税を課すると、どうのような値動きが起こるのか・・。日本も米国から大豆を輸入しています。

 一番、米国が恐れていることは、中国は米国国債を1兆1800億ドル保有しています。海外勢では最大の米国国債保有国です。もし、中国が米国債を売り始めると「米国経済はひとたまりもない」との見方もあります。米国トランプ大統領が“何手先”まで読んでいるのか不安です。

 鉄鋼製品やアルミ製品への高関税を課す輸入制限は、中国に加えて、日本も対象になりそうです。

 もう一つ考えておくべきことは、中国やロシアという大国で国家主義が強まり、強権支配が強まっていることです。米国、中国、ロシアという超大国の動きは先が読めない状況です。この3カ国による「自国優先主義」の共振は、これからどのような世界をつくるのか、不透明です。

群馬県甘楽郡下仁田町中小坂の山あいでは、紅梅などのウメの花がまだ満開です。

2018年03月27日 | 旅行
 群馬県甘楽郡下仁田町中小坂の山あいでは、標高がいくらか高いためか、紅梅などのウメの花がまだよく咲いています。

 下仁田町中小坂から妙義山系の中ノ嶽神社が中腹にある中之岳(金洞山)に上る道路沿いでは、清流の川沿いの斜面で、紅梅や白梅などのウメの花が一面に咲いています。



 ここは段々畑などが広がる山村・山里のためか、ウメの木々が花をまだよく咲かせているようです。







 この紅梅や白梅などのウメの木々の上部には、深い森が広がっています(ほとんどがスギ林か雑木林のようです)。



 この紅梅などの花がよく咲いている斜面が望める道沿いには、ハナモモの木々の並木が植えられていて、花をよく咲かせています。





 関東地方の平野部分(東京都の都心部)では、ソメイヨシノの開花・満開の便りが聞えてきますが、この下仁田町中小坂の山村・山里では、ソメイヨシノの木の中で日当りがいい場所では、枝先に蕾がいくらか膨らんでいる程度です。



 関東地方の桜前線は、まだ東京都都心部などの平野部分を進んでいます。長野県との県境となる群馬県下仁田町の山村・山里部には、桜前線の到着には、まだ数週間程度はかかるようです。