ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の秋ケ瀬公園の雑木林では、ヒレンジャクを垣間見ました

2018年03月11日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端にある秋ケ瀬公園の雑木林では、ジョウビタキなどの冬鳥などの野鳥がまだ観察できる場所です。

 晩秋に木々の葉が落ちて、新芽がまだ芽吹いていないからです。この結果、木の枝に留まる野鳥が見つけやすくなっています。



 秋ケ瀬公園は、さいたま市桜区を北西から南東に向かって斜めに流れる荒川沿いの北側部分にある広大な埼玉県立公園です。

 その秋ケ瀬公園の中にある、ヤドリギが生えている大きな木がある広場には、ヒレンジャクが来ています。ここに2月中旬からヒレンジャクが数羽が滞在し、連日、数10人の野鳥観察愛好家の方々が来ていました。

 3月に入って、野鳥観察愛好家の方々がいくらか減り始めたようなので、久しぶりに立ち寄りました。ヒレンジャク目当ての野鳥観察愛好家の方々は10数人程度でした。

 ヒレンジャクは2、3羽が滞在しているようです。大きな木の少し奧に立っている木の枝に数羽、いました。







 ヒレンジャクは時々、奥に生えている木のヤドリギに向かって飛んで行き、そのヤドリギの実を食べます。

 そしてまた、少し奧の木の枝に戻ります。



 まさに、枝かぶりのヒレンジャクです。





 ヒレンジャクは、ヤドリギの実を食べると、水を飲みに行きます。今回は、やや湿地になっている地面に溜まった水を飲んでいます。

 1羽が地面に溜まった水を飲んでおり、その近くの倒木の上でもう1羽が水場が空きのを待っています。



 水を飲み終わったヒレンジャクが木の枝に戻ります。



 そして、地面を見下ろす、木の枝にまた戻ります。この水を飲みに水場に降りて、また飛び上がるシーンでは、野鳥観察愛好家の方々がいっせいに撮影します。残念ならが、位置取りが悪く、飛行シーンを撮影できませんでした。



 3月も半ばに近づき、冬鳥のシロハラやツグミなどが移動し始めるころが近づいています。ルリビタキもそろそろ山に帰ります。

 春の始まりらしい暖かい日が続き、秋ケ瀬公園の雑木林では、冬鳥と夏鳥が入れ替わる時期が近づいています。