ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の桜草公園には、アリスイ目当ての野鳥観察愛好家がまだ、いらしています

2019年02月02日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端の荒川河川敷にある桜草公園には、アリスイというキツツキの仲間を探す、野鳥観察愛好家が依然、来ています。

 たぶん、土曜日や日曜日には野鳥観察愛好家の人数が増えるようです。埼玉県以外の東京都や千葉県、神奈川県からなどの訪問者が増えるからです。

 この桜草公園(正式には、さくら草公園)は、埼玉県立の秋ケ瀬公園の荒川の下流側に位置しています。

 桜草公園には、ニホンサクラソウなどの春の山野草が花を咲かせる天然記念物ゾーンは、晩秋には、背丈を超える高さまで育ったヨシ原の枯れ野になります。

 1月中旬に、この背丈を超える高さまで育ったヨシ原を野焼きしました。



 この野焼きされた桜草公園の“焼け野原”には、ツグミやヒヨドリなどが来ています。“焼け野原”に来ているツグミです。





 お互いに一定の距離を保ってエサを探しています。

 “焼け野原”の中には、タヒバリが10数羽ほど来ています。





 “焼け野原”の中を丹念に探すと、お目当てのアリスイがいました。キツツキの仲間です。



 前回のアリスイ撮影の失敗に懲りて反省し、太陽光が当たる側に位置取りして観察しました。





 アリスイは、焼け残ったヨシの茎にくちばしを入れて、“エサ”を探しています。独特のうろこ模様の羽根が分かります。

 焼けた茎の中身を食べているのか、その中にいる昆虫を食べているのかは分かりません。

 このアリスイを遠巻きにして、10数人の野鳥観察愛好家の方が撮影しています。

 このアリスイは数10メートルほど、飛んで、着地しました。急いで、ただしアリスイを刺激しないように、再び太陽光が当たる側に回り込んで撮影しました。



 アリスイは、焼け残ったヨシの茎にくちばしを入れて、また“エサ”を探しています。





 今回も、春から秋までの間は、実際にはなかなか観察しにくいアリスイに出会うことができ、幸運でした。

 桜草公園の“焼け野原”は、2月末には山野草が芽生え始めます。このために、たぶん芽生た山野草に遮られて、アリスイを見つけることが難しくなると予想されてます。実際に昨年の春以降には、アリスイは見つけられませんでした。

 なお、約1週間前に桜草公園にアリスイ探しに行った話は、弊ブログの2019年1月26日編をご参照してください。