ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の桜草公園の奧では、可愛らしいメジロの群れに出会いました

2019年02月25日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端の荒川河川敷にある桜草公園は、2月の暖かい日射しによって、山野草がいくらか芽生え始めています。

 桜草公園(正式には、さくら草公園)は、埼玉県立の秋ケ瀬公園の荒川の下流側に位置しています。

 桜草公園には、ニホンサクラソウなどの春の山野草が花を咲かせる天然記念物ゾーンがあり、ここは昨年の晩秋には、背丈を超える高さまで育ったヨシ原の枯れ野になります。

 その繁ったヨシ原を1月中旬に、野焼きしました。

 現在の桜草公園の天然記念物ゾーンです。



 よく見ると、野焼き後の地面から、フキノトウが芽を出しています。





 さらによく見ると、アマナの芽も出ています。

 この野焼き直後の天然記念物ゾーンには、アリスイというキツツキの仲間が登場します。

 しかし2月下旬になり、アリスイというキツツキの仲間を探す、野鳥観察愛好家の方々は見た目はいなくなっています。ベニマシコ探しの方が多いそうです。

 その桜草公園の天然記念物ゾーンには、ムクドリの大群が来ています。

 その中に、ツグミが少し混じっています(この画像は、野焼きゾーンの周辺です)。



 タヒバリの群れがいくらか来ています。





 桜草公園の奥にあるソメイヨシノの並木にいくと、メジロの群れがやって来て、ソメイヨシノの枝に留まりました。



 すぐに、その下に育っている、実がなっている木に降りて来て、メジロの群れは、この実を食べています。

 目の前に留まったメジロです。







 メジロとの距離が近すぎて、やや困りました。



 ソメイヨシノの木の枝も、芽が少し膨らんでいました。

 約2週間前に、この桜草公園を訪れた話は、弊ブログの2019年2月9日編をご参照してください。



埼玉県比企郡滑川町にある国営武蔵丘陵森林公園の椿園ではツバキの花がいくらか咲いています

2019年02月25日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡滑川町山田にある広大な国営武蔵丘陵森林公園にある椿園では、ツバキの花がいくらか咲いています。

 国営武蔵丘陵森林公園は、正確には滑川町と熊谷市にまたがる304ヘクタールの広大な丘陵地に整備された森林公園です。

 2月下旬に早咲きのウメの品種が満開になる梅園は、南口から約10分歩くと、下側の入り口に到着します。

 その梅園はなだらかな斜面に、 約120品種・500本のウメの木が植えられています。現在は早咲きの品種のウメが花をよく咲かせてます。



 この梅園を登りきると、丘陵の尾根伝いの道に出ます。この道を北西方向に進むと、椿園の上部に到着します。

 この椿園は、ある程度の傾きの斜面に、さまざまな品種のツバキの木が植えられたいます。

 そのさまざまなツバキの木は、それぞれが花をいくつかが咲かせています。



 深紅のツバキの花や桃色の花、白い花と、さまざまな品種のツバキが咲き始めています。







 斜面の上から下まで、常緑樹のてかてかしたツバキの濃い緑色の葉が繁っています。このため、一部では繁った葉で薄暗い場所もあります。

 そのツバキの木はいくつかが花を咲かせています。







 各ツバキの木は由緒ある伝統的な和名がそれぞれに付けられています。

 椿園での説明によると「江戸元禄のデザインをあしらった江戸七木、江戸五木、江戸三木、三鳥、三妻、遅咲きのユキツバキ(越後椿)や肥後椿などが育成されています」です。その中で、陽当たりがいい場所のツバキの木が花を咲かせています。

 各ツバキの花を咲かせている木には、伝統的な和名を表わす名札が掛かっています。この名前を記録するのを怠りました。

 背の高い木々が並ぶ丘陵の尾根伝いの道を進む途中に、コウヤボウキではないかとと推定される山野草の枯れた実がついていました。



 再び、梅園の上部に戻ると、マンサクの花が咲いていることに気がつきました。



 国営武蔵丘陵森林公園にある梅園周辺は急速に春めいた風景に変わりつつあります。