ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の桜草公園では、杭の上に留まったアリスイを観察しました

2019年02月09日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端の荒川河川敷にある桜草公園には、アリスイというキツツキの仲間を探す、野鳥観察愛好家が依然、多数、来ているそうです。

 桜草公園(正式には、さくら草公園)は、埼玉県立の秋ケ瀬公園の荒川の下流側に位置しています。

 桜草公園には、ニホンサクラソウなどの春の山野草が花を咲かせる天然記念物ゾーンがあり、ここは晩秋には、背丈を超える高さまで育ったヨシ原の枯れ野になります。

 その繁ったヨシ原を1月中旬に、野焼きしました。



 野焼きされた野原の奧に、荒川の大きなさくらそう水門が見えています。

 この野焼きされた後の野原に、ヒヨドリ、ツグミ、タヒバリなどの群れが来て、それぞてが何かエサを探して歩いています。

 広い野原のあちこちにいるツグミです。





 この日は午後に到着したために、桜草公園にはアリスイ探しの野鳥観察愛好家の方は一人しかいませんでした。この方はやたら歩き回っています。

 野焼きされた野原の中にいるヒヨドリ、ツグミ、タヒバリなどを観察しながら、歩いて行くと、野原の近くに立っている木の上から野鳥が飛んで来て、杭の上に留まりました。

 アリスイの登場でした。幸運にも、太陽光がよくあたる位置でした。





 見た感じは、前回、出会ったアリスイより少し小さな個体と感じました(正確には分かりませんが・・)。



 このアリスイは警戒している様子で、野焼きされた野原に舞い降りず、杭の上で周囲を見ています。





 結局、アリスイは杭の上に居続けました。今回はアリスイの独特のうろこのような羽根模様がじっくりと観察できました。

 アリスイは歩き回って探しても、なかなか見つからない時と、すぐに登場する時があり、アリスイとの遭遇は運次第です。

 近くの野原の中には、モズが1羽います。このモズも警戒している様子です。どこかに猛禽類が潜んでいるのかもしれません・・?





 今回も幸運にもアリスイと出会うことができました。

 今回は、野焼きされた野原の状態を調査している方がいました(3月の山野草の発芽見込みなどを調べている模様です)。



 この方たちは、さいたま市の職員か、さいたま市から委託された調査員ではないかと推定しています。

 ニホンサクラソウなどの山野草の現在の様子を調べてるのかもしれません。