ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡川島町八幡の越辺川にあるコハクチョウ飛来地には、オナガガモたちも滞在しています

2019年02月05日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町八幡の越辺川にあるコハクチョウ飛来地に、2カ月弱ぶりに行ってみると、コハクチョウの群れは下流側で分散して休んでいました。

 川島町八幡の越辺川(おっぺがわ)にある、支流との合流場所にある水門の淀みは、毎年晩秋から早春まで、飛来したコハクチョウの群れが滞在する水辺です。



 午後4時過ぎの夕方の風景です。

 この水門近くの淀みでは、オナガガモなどのカモ類がたくさん滞在していました。浅瀬近くで、くつろぐオナガガモなどです。





 水の流れがある淀みでくつろぐオナガガモなどです。





 オナガガモとオオバンはある程度以上の数が滞在しています。ここに滞在するカモなどの中では、二大勢力です。

 比較的よく動き回るオナガガモに眼が行きがちです。



 オオバンの一部は、オオバンだけの群れをつくって、水面を進んでいます。

 少し離れた場所にある中洲には、カルガモなどがかたまっています。

 その中洲の背後に見える木々の枝には、白い羽根のコサギが2羽、留まっています。



 その後、この木の枝にはコサギは4羽まで増えました。また、カワウも留まりました。

 河原に生えていて、晩秋に枯れたヨシ原の中には、シジュウカラとカシラダカなどが潜んでいます。

 そのシジュウカラなどが、河原に生えている雑木林の上部の枝に、時々留まります。

 鳴き声を響き渡らせながら、エナガの群れがやって来ました。

 枝から枝へと素早く動き回るエナガの群れの一羽です。



 コハクチョウ飛来地は、コハクチョウが休んでいるほど、夜は安全な感じが強い場所だけに、他のカモ類などやシジュウカラなどの野鳥も集まって来ています。

日本経済新聞紙に掲載された見出し「安いほど要介護者流入」を拝読しました

2019年02月05日 | 日記
 2019年2月3日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面に掲載された見出し「安いほど要介護者流入」を拝読しました。

 日本家座新聞社は、見守りなどのサービス付き高齢者向け住宅(略称は、サ高住)の全国の利用実態を調べたところ、家賃が8万円未満の安い住宅には、多くの介護が居る「要介護3以上」の入居者が5割を占めている実態が明らかになったと報じています。

 国が、このサービス付き高齢者向け住宅の制度をつくった2011年当時の考えでは、自立して生活できる高齢者向けの住宅として、設計されたものでした。しかし、現在の実態は、特別養護老人ホームに入居して、その介護サービスなどを受ける高齢者の方が、賃料が安いサービス付き高齢者向け住宅に入居している実態が明らかになりました。

 この結果、家賃が比較的安いサービス付き高齢者向け住宅を運営・管理する組織法人は、その住宅家賃が少ない現状を、介護報酬による収入によって補おうとする傾向が高く、特別養護老人ホームよりも過剰な介護サービスを提供しがちなために、公費による支出が膨らむ傾向を見せていると分析しています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出しを「高齢者住宅『サ高住』の異変 安いほど増える要介護者」と、この実態をよりストレートに表現しています。



 現在、サービス付き高齢者向け住宅は2018年末時点で、全国に約7200棟・23万8000戸が運営されています。このサービス付き高齢者向け住宅は、法律上は介護行為は義務ではありません。

 入居者の中に、訪問介護などを利用したい入居者は介護事情者と別の契約を結ぶという仕組みを想定していました。ところが、実際にはサービス付き高齢者向け住宅の管理運営組織は、介護拠点を併設し、事業者が同じケースが多かったそうです。

 この結果、この事業実態の識者の大学教授によると「サービス付き高齢者向け住宅の家賃を低く設定して入居者を増やし、関連する介護拠点による介護サービスを多く使わせる動きが起こりやすい」そうです。

 本来は、要介護3以上の低所得者の受け皿は、公的な特徴が強い特別養護老人ホームとする計画でした。その特別養護老人ホームは、職員不足によって、受け入れる高齢者を少なく抑えています。
 
 この結果、全国には特別養護老人ホームへの待機者が30万人もいます。この行き場を失った高齢者がサービス付き高齢者向け住宅に向かっています。この傾向は、都市圏で増えています。

 あるサービス付き高齢者向け住宅の運営責任者は「介護報酬を安定的に得るために、要介護度の高い入居者を狙い、軽い状態の方は断っている」と実態を語ります。

 民間主導のサービス付き高齢者向け住宅運営は、行政もその運営・整備計画を把握していないのが実情です。サービス付き高齢者向け住宅施設と特別養護老人ホームとの役割分担を明確にし、その立地の最適配分も考えないと、今回明らかになった悪循環は断ち切れないと語っています。