ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都台東区谷中の寺町では、ハナモモなどの花がよく咲いています

2013年03月26日 | 日記
 東京都台東区上野公園にある上野恩賜公園内の満開のサクラの花を見物した後に、その北側にある東京芸術大学の間の道を通って、谷中の寺町を散策しました。

 東京芸術大学を貫く道路から、上野桜木の交差点を北上すると、谷中の寺町に入ります。おそらく江戸時代の道がそのまま道路になったようで、自動車が通ると、通行人は少しよけるぐらい狭い道幅です(当然、一方通行です)。

 谷中六丁目はお寺が数10メートル間隔で点在しています。碁盤の目にはなっていない昔からの道を適当にジグザグと歩きました。それぞれのお寺の境内には、サクラやハナモモ、ハナカイドウ、ボケなどの木が花を咲かせ始めています。本格的な春の訪れをそれぞれの花が告げています。

 シダレザクラの木がよく花を咲かせています。



 ハナモモの木は、それぞれ朱色や濃い桃色、白色の花を咲かせています。







 上野桜木から谷中六丁目に向かうと、由緒がありそうな外観の和菓子店がありました。有名な「岡埜栄泉」系のお店です。下町らしい雰囲気の店構えです。





 東京都内には「岡埜栄泉」を名乗っている和菓子店は30店程度あるそうです。Webサイトで調べてみると、JR上野駅前にある岡埜栄泉総本舗(明治6年創業)が一つのルーツで、谷中のお店は、この上野駅前から暖簾(のれん)分けされたお店で明治33年創業だそうです。

 上野駅前の岡埜栄泉総本舗は、浅草の駒形「岡埜栄泉」から親戚筋の5軒に暖簾分けされたうちの一軒だそうです。

 江戸時代・明治時代の下町らしさを探しながら谷中霊園(谷中墓地)を抜けて、JR日暮里駅に出ました。谷中霊園では、ほぼ満開のソメイヨシノの木の下で、花見の宴会が始まっていました。庶民的な雰囲気が色濃い花見でした。

東京都台東区の上野恩賜公園の満開のサクラ並木を見物しました

2013年03月25日 | 日記
 東京都台東区上野公園と池之端三丁目にまたがる、上野恩賜公園内の満開のサクラの花を見物しました。サクラのソメイヨシ(染井吉野)の並木が満開になると、テレビの季節もののニュースで紹介される桜見物の定番の場所です。

 人混みはあまり好きではないために、“上野の山”のソメイヨシノのサクラ並木が満開の時には来たことがありませんでした。今回は、上野恩賜公園の中にある東京都美術館に用事があり、サクラ並木脇を通過しました。

 上野恩賜公園のソメイヨシノの並木道は、午前11時時点で既に満員です。立錐(りっすい)の余地がないほど混んでいて、満開のソメイヨシの木の枝が伸びた下を、桜見物客はゆっくりと進んでいきます。



 その両側(部分的に片側)にあるお花見宴会“ゾーン”では、場所取りがかなり進み、地面にブルーシートがそれぞれに広げられ、ほぼ埋まっています。



 半分ぐらいは、既に宴会を始めています。「上野恩賜公園お花見ルール」「お花見禁止区域」ルールに従って、お花見客は楽しんでいます。

 その後、上野恩賜公園の東側にある国立博物館側に抜けて、北側に向かいました。国立博物館を囲む林に中にも、ソメイヨシノの木があり、よく咲いています。





 東京芸術大学のキャンパスにある大きな木(ケヤキ?)に、多数のマヒワが来て、芽吹いたばかりの芽を食べている様子でした。






 マヒワは20羽ぐらいいます。コゲラなどの野鳥も数羽、一緒にいます。

 台東区谷中の寺町を散策しながら、谷中霊園の墓地を抜けて、JR日暮里駅に向かいました。曇り空の下で、下町の花見の気分をほんの少し味わいました。

東京都港区の高層ビルの谷間にある不思議なサクラ並木を散策しました

2013年03月24日 | 日記
 東京都港区の通称“アークヒルズ”近くの隠れたサクラ並木の見事さに驚きました。

 “アークヒルズ”は港区赤坂一丁目と六本木一丁にまたがる丘の斜面につくられた高層のオフィスビル、ホテル、集合住宅などの複合施設です。例えば、ANAインターコンチネンタルホテル東京(旧 東京全日空ホテル)などが有名な高層ビル街です。

 その高層ビルなどの複合施設の裏側を貫く曲がりくねった坂道(桜坂)には、見事なサクラ並木があります。桜見物の方が大勢、散歩しています。高層ビル群が斜面に立っているために、鳥瞰図のような上からの視点がないと、見落としがちな“秘密のサクラ並木”です。





 サクラの木はソメイヨシノ(染井吉野)の木です。アークヒルズがつくられた1986年以降に整備されたサクラ並木は、育ち具合から、ソメイヨシノの木の大きさが花の見ごろになっています。





 この高層ビル群の間には、小さな広場が巧みにつくられていて、花見客が一休みしています。こうした小さな広場は“知る人ぞ知る”隠れ休憩所です。

 ソメイヨシノの木以外は少ないのですが、ある所にカワヅザクラ(河津桜)の木が植えられており、ちょうど満開です。



 まだ成長途中のヤマザクラ(山桜)系の木もあります。

 サクラの木以外は、ツバキが所々に植えられ、よく花が咲いています。



 このツバキの木は「寒椿」の札がかかっていました。

 アークヒルズには、以前の仕事場の先輩・同僚の方々との同窓会で訪れました。幹事の方がお気に入りのレストランが、この近くの赤坂溜池にあり、そこで開催されました。ちょうど、“アークヒルズ”のソメイヨシノの並木が満開になったので、参加者の方々と散策しました。サクラの花の季節は出合いと別れの季節です。

東京都千代田区の日比谷公園に、ソメイヨシノなどの花を見に行きました

2013年03月23日 | 日記
 東京都千代田区日比谷公園にある日比谷公園にサクラの花を見に行きました(日比谷公園の住所が日比谷公園なのです)。

 日比谷公園は、日比谷のホテルや劇場街、霞ヶ関の官庁街、内幸町のビル街などに囲まれた東京都心の代表的な公園です。日本初の「洋風近代式公園」だそうです。

 実は、サクラの木がよく咲いた時期に、日比谷公園に行ったのは初めての体験です。サクラの木が華やかに花を咲かせる時期には、日比谷公園をゆっくりと観賞する時間がありませんでした。たまたま、ソメイヨシノ(染井吉野)の木の開花が早まり、ゆっくりと見ることができました。幸運でした。

 ソメイヨシノの比較的大きな木は、霞ヶ関側に近い位置にある雲形池の周囲に数本植えられてあり、花は七分、八分咲きです。





 雲形池の水面の上に伸びた、ソメイヨシノの木の枝は花をよくつけています。



 咲き始めのため、ソメイヨシノの木は花びらはまだほとんど散らしていません。数日経つと、池の水面に花びらが浮き、風情を感じさせる風景になります。

 霞ヶ関と内幸町に近い入り口付近も、比較的若い低木のソメイヨシノの木が植えられ、よく咲いています。



 花の色が濃い桃色(緋色)の花が下向きのカンヒザクラ(寒緋桜)の木も咲き始めています。



 花の色が白いヤマザクラ(山桜)系の木も花と葉を同時につけています。



 日比谷公園は予想したほど、サクラの木は多くありませんでした。サクラの木の種類もあまり多くありませんでした。日比谷公園はバラなどの花が印象に残る都市型の公園です。

 青空が広がる、風もほとんどない温暖な日に、日比谷公園を散策できたことは幸せでした。

 正午にはまだいくらか時間があるにもかかわらず、日比谷公園内にある、有名なレストラン「松本楼」の入り口では、席が空くのを待つお客さんが並んでいました。日本は平和で安全・安心な国です。

さいたま市桜区の大久保浄水場周辺では、シダレザクラが咲いています

2013年03月22日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区にある大久保浄水場に沿った疏水沿いに設けられた細長い公園では、早咲きのシダレザクラ系のサクラの並木が開花しています。

 秋ケ瀬公園沿いの荒川の上流側に広がる“大久保耕作地”は、ある程度のまとまりのある田圃(たんぼ)が広がる自然豊かな田園地帯です。4月ごろからサギやシギなどの水鳥が集まるそうです。

 その大久保耕作地近くにある大久保浄水場の一郭を流れる疏水沿いに細長い公園があります。この公園では、シダレザクラ系のサクラの並木が花を咲かせています(シダレザクラは通称です)。







 花の色が濃い桃色と少し薄い桃色も2種類あり、どちらの木も花をよく咲かせています。

 公園の中に植えられたヒュウガミズキの木の植え込みも、花をよく咲かせています。



 疏水沿いに設けられた細長い公園の中には人工の小川があり、初夏にはホタルが飛ぶそうです。人工の小川沿いには、ハナショウブなども植えられています。

 疏水の向かい側にはソメイヨシノ(染井吉野)の並木が疏水沿いに植えられています。ソメイヨシノの並木では、日当たりがいい所に植えられた木では花を少し咲かせています。



 大久保耕作地の田圃では、田植えの準備作業が一部で始まっています。その上空では、ヒバリがよく鳴いています。何羽ものヒバリが互いに縄張りを主張してよく鳴いています。

 大久保耕作地の田圃(田起こし前)にムクドリやカワラヒワなどが地面に降りています。小さな野鳥が2羽いたので、遠目から撮影してみました。当初はホオジロだと考えていたのですが、なんとホオアカでした。



 ホオアカは夏は亜高山帯などに住む野鳥です。ホウアカの一部は冬期は里に下りているようです。その場で、野鳥の種類を双眼鏡で確認することを怠ったことを反省しています。