ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県富岡市などにまたがってそびえている妙義山系は、紅葉の時期を迎えています

2015年10月27日 | 季節の移ろい
 群馬県安中市や富岡市などにまたがってそびえている妙義山系の山々は、紅葉の時期を迎えています。

 10月下旬になり、観光情報面では、妙義山系の山々は本格的な紅葉の時期と考えられ、休日は観光客やトレッキングの方が多数訪れています。

 富岡市市街地から妙義山系の東側にそびえている白雲山(標高1104メートル)の中腹に向かいました。白雲山は、富岡市側にある妙義神社の西側にそびえています。

 白雲山の東側山麓が、すぐ目の前に望める展望台には、既に多くの観光客がいたために、ここを避けて白雲山山麓を通る山岳道路(くねくね道です)を少し南西方向に進みました。そこには、白雲山山麓が望める場所があり、ここから白雲山山麓を眺めました。





 約1週間前に比べると、白雲山山麓の紅葉は進んでいます。ただし、紅葉真っ盛りには少し早いようです。





 白雲山山麓の岩壁付近は、朝晩の寒暖の差が大きいために、この周囲は紅葉の進行が目立ちます。





 訪れた日は、久しぶりの秋晴れの青空でした。青空を背景に、白雲山山麓はそれなりに美しく見えました。

 ただし、今年の紅葉が一番よく進んだタイミングで、妙義山山系を訪れることの難しさを感じました(現在、風景を主なテーマにした各ブログでは、各地の紅葉風景を丁寧に伝えていますが、今年の当地の紅葉がもっとも美しいタイミングで、その対象地域を訪れることには運不運があるようです)。

 この後は、山麓を通る山岳道路をさらに南西に進み、群馬県甘楽郡下仁田町側に入り、金洞山(標高1094メートル)山麓に向かいました。その金洞山山麓の紅葉の話は、次回にご紹介させていただきます。

 なお、約1週間前の妙義山の山麓の紅葉については、2015年10月18日編をご覧ください。
 

長野県佐久市の佐久荒船高原では、コスモスの花が咲き終わっています

2015年10月26日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原の中心部にあるコスモス園は、花が咲いているコスモスがかなり少なくなりました。

 10月下旬になり、佐久荒船高原も朝晩は冷え込むようになり、中心部にある“大コスモス園”のコスモスは花期を終えた雰囲気です。コスモスの大半は実をつけ、枯れ始めています(9月下旬が花期なので、当然のことですが・・)。



 一見すると、枯れ野という感じです。
 
 ごくわずかに花を咲かせているコスモスです。探すと、ポツポツと花が咲いています。







 佐久荒船高原は、やっと朝から晴れ渡りました。そこで、コスモス園に野鳥観察に出かけました。
 
 午前中からよく晴れているのですが、風が吹き、少し寒い天気です。

 コスモス園の中で育っている落葉樹も紅葉しています。



 コスモス園を囲む針葉樹林の上部にある落葉樹林は黄銅色に紅葉し始めています。



 時々、野鳥の群れの賑やかな鳴き声が聞こえます。針葉樹の森の中から10数羽の野鳥の群れが飛んできました。

 残念ながら、かなり遠くの木に留まりました。





 ホオジロの仲間のカシラダカです。頭に“鶏冠”(トサカ)のような羽根があります。

 この木の枝に、お互いにいくらか距離を置いて、カシラダカは数羽が留まっています。
 
 佐久荒船高原では晩秋になると、カシラダカはごく普通に見かける冬鳥になります(もう少し、まともな画像をいずれ掲載したいと思います)。

 なお、約1週間前のコスモス園でのコスモスの花の咲き具合は、2015年10月17日編をご覧ください。

長野県佐久市内の小諸発電所第一調整池では、アオサギなどの水鳥を観察しました

2015年10月25日 | 季節の移ろい
 長野県佐久市内を流れる千曲川と滑津川(なめづがわ)の合流点にある東京電力の小諸発電所第一調整池は、野鳥観察のポイントです。

 特に、秋から冬にかけて、いろいろな種類の水鳥が集まる観察ポイントとして野鳥観察者の方々に人気があります。

 この小諸発電所第一調整池は、東京電力が取水し、小諸発電所の上流に水を送って、発電量を確保しているそうです。

 小諸発電所第一調整池の東側にある見晴らし台(公園の一部)から、見下ろす第一調整池です。



 ほぼ西に向かって、第一調整池を見ています。今回は薄曇りだったために、背後に見える北アルプス(たぶん)の山々が見えません。
 
 広い第一調整池には、アオサギ、ダイサギ、カワウ、カルガモ、マガモなどの水鳥が多数います。

 第一調整池の中央部に浮かぶ島には、アオサギが多い島と、カワウが多い島などがあります。島は数個あります。





 カワウが多い島です。



 第一調整池の中で、縄張りを一番主張しているのは、アオサギです。

 アオサギが多い島の背後の水面上空には、アオサギが20羽程度、飛んでいて、時々、島にいるアオサギと入れ替わります。

 島からいくらか離れた水面や岸辺には、カルガモやマガモなどが多くいます。


 
 カモ類の水鳥の中には、ミコアイサではないかと推定した水鳥がいました。



 この水鳥の近くには、オオバンも数羽いて、水面を泳いでいます。





 佐久市の千曲川沿いの小諸発電所第一調整池は、野鳥観察の名所です。日本野鳥の会の長野県支部は、ここで探鳥会を適時、開催しています。

 11月過ぎから春までは、水鳥中心に観察する探鳥会が開催されています。

(追記)
 小諸発電所第一調整池は、地元の方は杉の木貯水池(すぎのきちょすいち)と呼んでいるそうです。また、人造湖としてつくられたので、変形五角形になっているそうです。

長野県佐久市の茨城牧場長野支場では、小さなサクラの花が咲いています

2015年10月24日 | 季節の移ろい
 長野県佐久市駒場にある茨城牧場長野支場では、小さなサクラの花が多数咲いています。

 秋の時期に咲く小振りなサクラの花は、シキザクラ(四季桜)やジュガツザクラ(十月桜)、フユザクラ(冬桜)などのマメザクラ系の品種が多いのですが、見た目は少し違っている気がしています(印象論ですが?)。

 この小振りなサクラの花は、30本ぐらいの低木の並木になっています。半分以上の木が花をよく咲かせています。









 花を咲かせている木はかなり葉を落としていますが、これから花を咲かせる様子の木は、まだ葉をつけているものがあります。

 茨城牧場長野支場は、農林水産省系の「独立行政法人家畜改良センター茨城牧場長野支場」が正式な名称です。独立行政法人化した際に、現在の長い名称に変更されました。

 この茨城牧場長野支場は、日本の中では、ヤギとウサギの品種改良などを担当されている研究機関です。ヤギは昼間は野外で育てられているので、時々、見かけます。

 このため、ヤギなどのエサにする草類を広大な畑で育成しています。ヤギなどのエサになる草類の品種改良も手がけているそうです。

 茨城牧場長野支場は針葉樹やシラカバ(白樺)の並木などもあり、広大な畑を持っていることから、見た目には北海道の牧場のように見えることもあります。





 牧場として、絵になる風景を持っています。

 シラカバの木に、エナガの群れがいました。



 茨城牧場長野支場は春も秋も絵になる風景の場所だなと感じました。

(追記)
 今回、佐久市駒場にある茨城牧場長野支場に出かけた理由は、昨日は佐久荒船高原は一日、霧の中で小雨模様でした。このため、コスモス園で野鳥観察などができなかったからです。
 昨日は早朝から雨が降り、濃霧で視界が効きませんでした。これは、佐久荒船高原が内山峠に近く、佐久市側か下仁田町側から霧が上がって来るという特異な地形によるものと思っています。
 佐久市市街地は薄曇りの晴れで、雲の切れ間から陽が射す天気でした。
 

長野県佐久市にある茨城牧場長野支場で、エナガなどの群れに出会いました

2015年10月24日 | 季節の移ろい
 長野県佐久市駒場にある茨城牧場長野支場で、エナガなどの群れに出会いました。

 茨城牧場長野支場は、農林水産省系の「独立行政法人家畜改良センター茨城牧場長野支場」が正式な名称です。独立行政法人化した際に、現在の長い名称に変更されました。

 ここは以前は、“種畜牧場”などと呼ばれ、以前から佐久市のソメイヨシノなどのサクラの花見の名所です。

 茨城牧場長野支場のソメイヨシノの大木は葉が紅葉し始めています。この大木はかなり老木になっています。



 紅葉が進むソメイヨシノの木々を撮影しようとしたら、カケスが上空に飛び出しました。



 飛び出したカケスが上部にぼけて写っています。

 茨城牧場長野支場の入り口近くにある、見事に紅葉し始めているソメイヨシノの大木に、エナガとシジュウカラの群れが来ています。





 10数羽いて、よくさえずっています。鳴き声の方向を探すと、エナガやシジュウカラの群れが来ていました。



 エナガは眼が愛くるしいです。



 エナガはちょこまかと枝から枝へと動き回るので、撮影は大変です。

 入り口近くにあるイチョウ並木も、葉がきれいに黄色く変わっています。





 この茨城牧場長野支場は、日本の中では、ヤギとウサギの品種改良などを担当されている研究機関です。ヤギは昼間は野外で育てられているので、時々、見かけます。