ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県富岡市などにまたがってそびえている妙義山は少し紅葉し始めています

2015年10月18日 | 季節の移ろい
 群馬県安中市や富岡市などにまたがってそびえている妙義山系の山々はいくらか紅葉し始めているようです。

 午前中まで小雨模様だった関東地方は、午後になって雨が上がり、青空が時々見える曇り空になりました。

 妙義山系の山々の紅葉の程度を見るために、富岡市市街地から妙義山系の東側にそびえている白雲山の中腹に向かいました。富岡市側にある妙義神社の西側に白雲山がそびえています。

 白雲山(標高標高1104メートル)の東側山麓は中腹以上はけわしい岩山です。



 その岩山の中腹以下の森はいくらか紅葉をし始めています。



 白雲山の東側山頂の東側の切り立つ岩山です。



 白雲山は南側山麓が富岡市、北側山麓が安中市と、両市にまたがってそびえています。

 白雲山の西側にそびえている岩山です。金鶏山の可能性が高いです。この岩山は午前中の小雨の影響によってでしょうか霧がかかっています。



 白雲山山麓を通る山岳道路(くねくね道です)を結果的には南西方向に進むと、途中で甘楽郡下仁田町側に入り、中之岳神社の駐車場に出ます。

 この中之岳神社の駐車場の北側には、岩山・岩肌が目立つ金洞山(標高1094メートル)の山麓を臨むことができます。



 金洞山の山麓には、硬い岩が残った搭状の岩場がそびえています。
 




 金洞山山麓の森もいくらか紅葉を始めていますが、妙義山系の本格的な紅葉時期はまだ先のようです。
 
 

長野県佐久市の佐久荒船高原では、コスモスが咲いている部分が減りました

2015年10月17日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原の中心部にあるコスモス園は、花が咲いている部分の面積が半分程度になりました。

 10月中旬になり、佐久荒船高原の中心部にある“大コスモス園”のコスモスは花期を終えつつあり、半分程度は種をつけ、枯れ始めています。


 
 手前に育つコスモスはまだ花をよく咲かせていますが、背後に見える部分では、コスモスは枯れ始めています。標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原では、コスモスの花の見ごろは9月半ばなので、花期は過ぎているからです。

 コスモスが一面に咲いている部分と、一面に枯れ始めている部分とに分かれ始めました。
 
 コスモスがまだ、よく咲いている部分です。









 今回も、コスモスの中にいる可能性がある、渡り鳥のノビタキを探しましたが、見つけられませんでした。

 コスモス園の脇で咲いているノハラアザミの花もしおれ始めています。



 森の中に育っているカエデの木も、枝先の葉が紅葉し始めています。



 この画像は、カエデの木の真下から、紅葉している葉の部分を見上げた画像です。
 
 森陰では、木に絡まって育っているツタ系の葉が紅葉しています。ツタが地を這うように育っているものも、紅葉が少し始まっています。



 10月中旬から下旬が近づき、佐久荒船高原では木々は紅葉するなど、秋の気配を強めています。

長野県佐久市の佐久荒船高原では、シカが明け方に鳴くようになりました

2015年10月16日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、シカが明け方に鳴くようになりました。

 10月中旬に入り、標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原は、明け方にかなり冷え込むようになりました。落葉樹の葉が紅葉し始め、シバグリの木などが実を落とし、野草も一部は枯れ始め、実をつけています。
 
 森の中のカエデ系の木は、いくらか紅葉し始めました。


 
 斜面に群生してよく花を咲かせていた“ノギク”のノコンギクあるいはリュウノギクと推定される花も一部が少ししおれ始めています。


 
 こうした秋の深まりの兆しの中で、明け方にはシカの群れが甲高い鳴き声を発します。秋の実りの時期に、エサをとっているためなのか、群れをつくり始めています。明け方に鳴き声を上げる理由は不明です。
 
 百人一首の「奧山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ・・」の世界です。
 
 早朝に森を散策していると、急にシカの鳴き声が聞こえ、その鳴き声の警戒信号のためか、数頭のシカが走り去る音が聞こえました。
 
 別の場所に行った時に、シカが一頭出てきました。





 斜面の少し上側にいて、こちらを見て警戒しているようです。
 
 秋の深まりの中で、木々が葉を落とし始め、野鳥の姿を観察しやすくなり始めました。今回は、ゴジュウカラの群れに出会いました。ゴジュウカラでないとできない芸当の木の幹を下に向かって下りてきました。





 佐久荒船高原の南側にそびえている荒船山(標高1423メートル)は午前中なので、まだ太陽光があまり当たっていません。



 午後になって、佐久市市街地から臨むことができた浅間山(標高2568メートル)です。北西方向にある浅間山の山頂背後には、白い雲がかかっています。



 この雲は吹き上げた水蒸気なのかか元々の雲なのかは分かりません。

日本経済新聞紙の「今を読み解く 難民流入の歴史と欧州統合」を拝読しました

2015年10月15日 | 日記
 2015年10月11日に発行された日本経済新聞紙の朝刊のコラム「今を読み解く 難民流入の歴史と欧州統合」を拝読しました。

 このコラム「今を読み解く」は、日曜日の中面の「読書」欄の一部で、識者に特定テーマごとに、その特定テーマを読み解く解説本を数冊、紹介していただくものです。
 
 今回は、現在起こっている欧州への大量難民の問題を考えるための参考書を、東京外語大学教授の渡邊啓貴さんが薦める内容です。
 
 日本経済新聞紙にWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「今を読み解く 難民流入の歴史と欧州統合」と報じています。


 
 このコラムの冒頭に、実は第二次大戦後のドイツで起こった大量難民などの事例を解説した単行本として、ベン・シュファードさんが書いた単行本「遠すぎた家路」(発行は河出書房新社)を紹介します。

 この本は、第二次大戦後のドイツは、戦争前にドイツの労働力不足を補うために、ポーランドやウクライナ、バルト3国などから“強制移住”させられた方々(DP)がいました。1942年から翌年の1943年6月までに約280万人の外国人労働者が強制連行されたとの現代史を伝えます。
 
 この外国人労働者の方々は、第二次大戦後には、故郷の国々が当時のソ連の支配下に置かれ、「対独協力者」として帰国できない状況になったそうです。
 
 同時に、戦後のドイツには収容所から解放されたユダヤ人と、戦前に支配地だった国々から帰国したドイツ人が戻り、戦後のドイツなどの欧州は“難民”問題で混乱した時期だったそうです。このため、ドイツなどの欧州の難民を救済する目的で、連合国救済復興機関(UNRRA)が設立されます。このUNRRAの運営や活動は資金不足と、各国の思惑が交錯し、困難を極めたそうです。
 
 この点は、「現在のシリア難民の受け入れを巡るEU各国の角逐を髣髴(ほうふつ)とさせる」と、渡邊さんは解説します。

 さらに、渡邊さんは移民大国のフランスの移民史の古典として「フランスという坩堝(りつぼ)」(発行は法政大学出版、2015年)を紹介します。同翻訳書の原本の初版は1988年で、19世紀以降のフランスの移民史を人口学・政治・経済・文化的側面から体系的に論じていると薦めています。
 
 フランスでは「移民」という言葉を19世紀後半から使い始め、1889年の国籍法の導入によって、外国人・移民が政治的課題として現れると解説します。移民現象は一時的な現象ではないことを実証した本と解説します。

 今回のシリア難民問題の中心にいるドイツについては、EUの中の“南北問題”格差を指摘する参考書として、新書の「ドイツリスク」(発行は光文社)を薦めています。

 以前にドイツのコール首相が欧州各国をEUとして統合を推進した際には、「“ドイツのヨーロッパ化”と呼ばれ、EUという統合の中に、ドイツの力を封じ込めておくという謙虚な基本認識があった」と指摘します。

 EUとして実現した「人の移動」の自由は、ポスト冷戦体制の将来のカギを握る重要課題と指摘します。そして欧州・EUの未来を担う中心にドイツがいることを伝えています。この点で、同書は“警世の本”と伝えます。

 じつは、今回の2015年10月11日に発行された日本経済新聞紙の朝刊には、コラム「地球回覧」として「移民都市シカゴの覚悟」という解説も載っています。

 基本は“島国”日本という海で隔離されている日本では、個人的にはあまり考えたことがない(実感したことがない)移民問題について、欧州と米国はそれぞれ対応してきた歴史を持っていることを学びました。


長野県北佐久郡立科町の蓼科山山麓では、落葉樹が黄色く紅葉しています

2015年10月14日 | 季節の移ろい
 長野県茅野市北山にそびえている北八ヶ岳連山の北横岳の山頂付近の溶岩台地「坪庭」に上る北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅近くの森は、黄色が主体の“紅葉”した景色になっています。

 北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅は標高1771メートルと、標高がかなり高い所にあります。

 北横岳(標高2480メートル)西側の山麓は、「ピラタス蓼科スノーリゾート」というスキー場です。冬期は、北八ヶ岳ロープウェイが、そのスキー場に上がる交通手段になります。

 その山麓駅付近は落葉樹が主体の森になっており、黄色く“紅葉”しています。



 ダケカンバやシラカバなどの森のようです。

 北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅から蓼科山の山麓を通るビーナスラインの県道192号に出て、大まかには北に向かってくねくね道を進みます。大まかには、白樺湖方向に上って行きます。

 蓼科山の登山口の一つのスズラン峠近くにある女神茶屋登山口付近に、茅野市側の山麓を見下ろす展望台があります。

 この展望台からは、長野県北佐久郡立科町にある「しらかば2in1スキー場」山頂の八子ケ峰裏側の山麓が望めます。この山麓斜面も落葉樹などが黄色く”紅葉”しています。









 この山麓の下側の先には、茅野市の市街地が少し望めます。

 さらに、ビーナスラインを上り、白樺湖近くの別荘地は、カラマツの針葉樹林とダケカンバなどの落葉樹の森が接しています。



 白樺湖近くの別荘地の高台からは、車山の車山スキー場がある東側の山麓が望めます。



 蓼科山山麓の茅野市と立科町のすそ野部分は、落葉樹の森が黄色く紅葉し、秋を深めています。

(追記)
 蓼科山の女神茶屋登山口の少し下側の道沿いには、2015年7月16日編でご紹介した湧き水の「女之神氷水」があります。