新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月16日 その2 検察庁法改正案

2020-05-16 08:24:55 | コラム
良く理解できないのが残念だ:

何でも反対の野党のみならず、引退されている検察の大御所や偏向している一部のマスコミが喜んで飛び付いて、「芸能人までが反対している」と報じたこの法案は、私には何故あれほどの大騒ぎになるのかがサッパリ解らなかった。だが、野党とマスコミの連合軍が指摘する内容を見ると、如何にも安倍政権は森友、家計、桜を見る会と続けて阿漕なことばかりする極悪の集団であるが如きだと言いたいのだと、何となく彼等の意図は理解できた。だが、この私が「サッパリだ」と言うことを、大騒ぎして反対する芸能人たちの理解力は凄いなと感心するだけだった。

15日の夜の「報道1930」では「流石にTBS」と敬意を表したくなる手法で、熊崎勝彦氏まで担ぎ出して「如何なる悪法か」を松原が懸命に説き聞かせてくれた。「意図的だな」と感心した。だが、熊崎氏は「人事は誰でも最大の関心事」という事から入られたので、彼の発言によって私の理解度が高まることは余り期待できないと思って、見るのを止めた。野党の例によって例の如くに政府側を居丈高で罵倒するような質問の仕方からは「安倍総理が自分にとって都合が良い黒川氏を次期検事総長に恣意的に任命する気だ」を非難する一点に絞られているのかと、少し見えてきた。

そこに本日の産経抄氏によれば「安倍総理は黒川氏を良くご存じではないが、その対抗馬の候補者の方は良くご存じだ」とあった。これが正しければ、野党とマスコミの連合軍の主張が基本的に崩れるし、雄々しくも立ち上がって悪辣な内閣を非難する芸能人たちがよって立っている基礎も消滅するのではないのかな。当然だが今朝のテレ朝も当然だが、法案否定論を聞かせてくれた。それにつけても思うことは「何故安倍総理は内閣改造される度にろくに答弁も出来ない人物を選んで閣僚に任命されのか」なのだ。それはそれとしても、野党の居丈高に質問する態度は不快である。


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