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中国企業による北朝鮮制裁対象企業への投資打ち切りに付いて

2009-08-07 | ラジオ
韓国紙『朝鮮日報』は中国の投資会社・ジョンクワン・インターナショナル
・インゼットメントが、国連安保理の制裁対象に指定された、北朝鮮企業
との契約を打ち切ったと報じた。
ロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。
中国のジョンクワンは今回、北朝鮮の朝鮮鉱業貿易開発会社に対し同
社が進めていた、大型鉱山開発の投資を打ち切ると通告した。
同時に2006年に結んでいた、関連施設の供給合意も破棄することを明
らかにした。

この鉱山は銅の形成に必要な鉱石を採掘するもので、9月9日の稼動を予
定していた。
中国政府高官からも共同プロジェクトに、積極的な姿勢を示す発言が出て
いたが、国連安保理での制裁決議を受け、中国も態度を変え契約破棄の
可能性が指摘されていた。
契約を破棄された朝鮮鉱業貿易開発は、北朝鮮でも大手の企業で今回、
弾道ミサイルや通常兵器の製造に使用される製品の輸入に関わったとし
て、国連安保理から制裁の対象に指定されている。
またアメリカは同社がイラン、ミャンマーなどへの兵器輸出に関与している
と見ている。

北朝鮮は5月25日に地下核実験を実施し、中距離、短距離ミサイルを続け
て発射した。
これに対し国連安保理は武器の(???)や個人、団体の資産凍結などを含む
制裁決議案を採択し、その後政策の対象を決定した。

先日ワシントンで終了したアメリカと中国の高官による、戦略経済対話の第
一ラウンドでは、制裁の枠組を中国側も厳格に遵守していく姿勢が確認され
ており、今回のジョンウワンによる契約破棄も、そうした流れを受けたものと
言える。

(???)は何を言ってるのかさっぱり判らん
ジョンクワンと言ったりジョンウワンと言ったり、一体どっちなんだ

本当はどうなの?今の北朝鮮 (中経の文庫)

鄭 銀淑
中経出版


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8月1日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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