メドヴェージェフ大統領は訪問先のペルーで声明を表し、アメリカの
ミサイル防衛システムをめぐり行われている、アメリカとの協議に付
いて12月の協議は、露米間の新たな対話のスタートとなると発言し
た。
「チャンスはあると思います。この問題に対する現政権の立場は余り
にも柔軟性に欠けているように思う。
ほらもう決めた。全部設置するよ、もう知ったこっちゃないよ。
と言う具合に。
それに対し次期大統領の立場はもっときちんとしている。
こうした姿勢だから、決めたら最後覆らない決定の仕方をするような
事は、アメリカの次のパートナーたちには無いのではないだろうか。
もしそうならば対話も在り得るし、立場を変えることもあるかも知れな
い」
メドヴェージェフ大統領は、この様にコメントしている。
この辺の事情に付いてロシアの声の特派員は、次の様に説明してい
る。
「新大統領とのMD協議の可能性はラブロフ外相が、一度ならず指摘
してきたことだ。
オバマ氏はポーランドやチェコへのMD施設設置に付いて、その効果
を検討するとしており、このことから建設的な対話の用意があること
が判る。
もっかのところロシア政府は、ブッシュ政権と話し合わざるを得ない状
況にある。
同政権はMDに関するロシアの懸念にも、またヨーロッパでの反対の
声にも耳を傾けようとしない」
これは10月にロシア側が受け取った提案にも、よく現れている。
ラブロフ外相はライス国務長官と望んだ会談の席で、このアメリカから
の提案に何ら新しいものが見られなかったと不満を口にした」
さらに続けて外相は最善の方法は、アメリカが東欧の旧東側圏など第
三の陣営への配備を止めることだと語っている。
11月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
ミサイル防衛システムをめぐり行われている、アメリカとの協議に付
いて12月の協議は、露米間の新たな対話のスタートとなると発言し
た。
「チャンスはあると思います。この問題に対する現政権の立場は余り
にも柔軟性に欠けているように思う。
ほらもう決めた。全部設置するよ、もう知ったこっちゃないよ。
と言う具合に。
それに対し次期大統領の立場はもっときちんとしている。
こうした姿勢だから、決めたら最後覆らない決定の仕方をするような
事は、アメリカの次のパートナーたちには無いのではないだろうか。
もしそうならば対話も在り得るし、立場を変えることもあるかも知れな
い」
メドヴェージェフ大統領は、この様にコメントしている。
この辺の事情に付いてロシアの声の特派員は、次の様に説明してい
る。
「新大統領とのMD協議の可能性はラブロフ外相が、一度ならず指摘
してきたことだ。
オバマ氏はポーランドやチェコへのMD施設設置に付いて、その効果
を検討するとしており、このことから建設的な対話の用意があること
が判る。
もっかのところロシア政府は、ブッシュ政権と話し合わざるを得ない状
況にある。
同政権はMDに関するロシアの懸念にも、またヨーロッパでの反対の
声にも耳を傾けようとしない」
これは10月にロシア側が受け取った提案にも、よく現れている。
ラブロフ外相はライス国務長官と望んだ会談の席で、このアメリカから
の提案に何ら新しいものが見られなかったと不満を口にした」
さらに続けて外相は最善の方法は、アメリカが東欧の旧東側圏など第
三の陣営への配備を止めることだと語っている。
11月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル