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ノーベル平和賞をめぐって(2)

2010-10-18 | ラジオ
ロシアの声が行ったノーベル賞委員会の決定に関する調査によれば、ロシアの専門家たちが、今回の決定は政治的な根拠を持っているとの考えを示していることが明らかとなったが、決定の理由とその後の反応に付いては評価が分かれている。

ロシア外務省付属国際関係大学のルジャニ教授は、ロシアの声からのインタビューに対し次のような見解を表した。
「今回の決定は、ノーベル賞委員会の中国に対する厳しい行動であると考える。この決定にはもちろん中国、および世界における人権違反(FONT COLOR=RED>※「人権違反」という表現は面白いね)アメリカの基金や機関が非公式的に影響を与えた。
劉暁波氏へのノーベル平和賞の授与は、反中国の性格を???)した、100%イデオロギー的な行動だ」

尚モスクワ大学付属アジア・アフリカ諸国大学のカルネーエフ氏は、ロシアの声からのインタビューに対し次のような見解を表した。
「中国では劉暁波氏とその仲間たちが零八憲章で表した見解に、多くの人々が同調していると考えられる。この憲章に署名した人よりもさらに多くの人々が、彼らの見解と一致した立場を持っていると思われる。
しかし多くの中国人はこのような立場を公の場で示す気概は無い。
ですが政治改革や政治システムの近代化を前進させる必要があるのは明らかだ。中国共産党のエリートは全てにおいて、一致団結した集団ではなく、様々なアイデアや見解、また異なるグループが組み合わされたものなのだ」

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譚 〓美
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ここで重要となるのは、すでに世界的規模を持った劉暁波氏を擁護する活動が活発化することにより、すでに段階を追って慎重に進められている、中国の政治改革プロセスにブレーキが掛かったり、或いは方向転換といった後戻りを招くような結果が引き起こされないことだ。

(???)は女性アナウンサーの発声が不充分で、まったく音になっていないため聴き取れず

10月9日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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