1010 Radio

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アメリカのゲイツ国防長官の日本訪問

2009-10-23 | ラジオ
アメリカのゲイツ国防長官は21日、日本の北澤防衛大臣と鳩山首相と
会談し、在日米軍基地再編に関する、これまでの合意を履行するよう
求めた。
これに付いてロシアの声の評論委員は、次の様な解説している。
ゲイツ氏訪日最大の目的は在日米軍再編を巡る問題の協議だ。
長官は北澤大臣との会談で、普天間基地飛行場の移転が無ければ、
海兵隊のグアムへの移転は無い。
それが無ければ駐留米軍基地の返還も無いと明確な立場を伝えた。

在日米軍の再編に関するロードマップの履行を求めた形になる。
また長官は新政権が主張している、核の持ち込み密約に関する調査に
付いても、日米関係に悪影響を与えないようにとけん制した。
一方、自衛隊がインド洋で続けてきた、アフガン対テロ国際部隊への補
給活動の停止に付いては理解を示したとの事だ。

日米間の合意では普天間基地に駐留する海兵隊を、同じく沖縄の名護
市にあるキャンプ・シュワブに移転する計画だが、9月に発足した鳩山政
権は,沖縄県外への移転を検討し、さらに与党内には国外への移転を
主張する声もある。

また犯罪を犯した米軍兵の扱いなど、日米新協定の見直しも主張してい
る。
鳩山首相は選挙期間中、米軍再編問題の解決によって隣接する基地か
ら被害を受けてきた、沖縄住民の願いがかなうことになると語っていた。
日本に付いて詳しい、ロシア高等経済学院のストラリョフ氏は次の様に語
っている。
「鳩山氏は決しておめでたい平和論者などではない。巧みな現実主義者
であり、経験豊かなネゴシェーターと言ったほうが良いだろう。
さらに岡田外相、北澤防衛相がしっかりとサポートしている。
ゲイツ氏、訪日の前日には読売新聞が記事の中で、鳩山政権に対しポピ
リズムに陥って手落ちが無いよう、決意と慎重さを持って交渉に臨むよう
呼びかけている。
今後近いうちに新首相が本当の改革者なのか、国益を守る人間なのかと
言うことが示されると思う。
いずれにせよゲイツ氏の訪問後、日米関係が日本寄りに動く可能性はあ
るだろう」
ストラリョフ氏は、この様にコメントしている。

米軍再編と在日米軍 (文春新書)

森本 敏
文藝春秋


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10月21日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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2 コメント

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こんばんは (京師美佳)
2009-10-24 02:22:52
一週間お疲れ様でした。
楽しい週末を、
お過ごしくださいね♪
私は、友達のお見舞いに、
行ってきます^^
盲腸の手術をしたので。

応援ぽち
返信する
京師美佳さんへ (1010Radio)
2009-10-24 06:55:59
じゃあ、おもいっきり笑わせて
来てください(笑)。
美佳さんもご自愛のほど。
返信する

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