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安倍晋三 中国に対してアメリカと友好へ

2012-12-24 | ラジオ
オバマ大統領は安倍晋三氏の自由民主党が、衆院選挙で勝利したことについて真っ先に祝福をし、アメリカと日本との関係が地域における平和と繁栄の礎石であることを強調した。
それに対して安倍総裁は、自民党がアメリカとの軍事同盟を強化するつもりであり、最初にアメリカを訪問する意向を明らかにした。一方で、領土問題について中国と交渉するつもりはないとしていることで、アジアにおけるリーダーシップをめぐる中国との緊張高まりは必至だ。

伝統的に日本の首相は最初の訪問先にアメリカを選ぶが、現在は中国訪問の時期ではない、という言葉から外交を始める首相は安倍氏が初めてになるだろう。
これは尖閣諸島をめぐる中国との領土問題を背景としている。安倍氏は中国との協力の可能性があるとはしているものの、東洋大学のコシキン専門家は、それは建前に過ぎないと指摘している。
「安倍氏は中国に対して対話と抑制を求める一方で、日本政治における軍事要素を拡大させ、島嶼部に軍を(ちゅうゆ???)させることを主張しています。これは中国をさらに刺激することになるでしょう」
専門家は、このようにコメントしている。

安倍晋三の本性
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金曜日

専門家らは、自民党の選挙キャンペーンが中国からの脅威に対して、主権を守るという点を重視していたことを指摘しており、安倍氏が平和憲法を見直す可能性もあるとしている。
中国も同じく強硬な立場を崩してはいない。中国の船舶は係争海域に立ち入っている。先週には中国の戦闘機が日本の実効支配がおよぶ尖閣上空を飛行し、一歩も譲らない立場を示した。

つまりアジアのリーダーシップをめぐる争いは、手段を選ばないものとなっている。
アメリカはどのような行動を取るのだろうか。アメリカは日本と軍事同盟の関係にある一方で、中国に対しても領土問題に肩入れしないという合意を持っている。

「ちゅうゆ???」

憲法と平和を問いなおす (ちくま新書)
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筑摩書房

12月18日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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