1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

北朝鮮が新たなミサイル発射を行ったことに関連して

2009-07-08 | ラジオ
北朝鮮がミサイル発射を行ったことを受けて、ロシア議会上院
連邦会議国際問題委員会委員長は、北朝鮮は北東アジア情
勢を不安定化させるような、破壊行為を行っているとの見解を
表した。
委員長は7月2日の発射は、そのことを証明するものとなったと
述べている。
また委員長は国際社会による経済制裁や、非難表明にも関わ
らず北朝鮮は挑発的な行動をとっていると指摘し、北朝鮮が今
回のような行動をとる理由に付いては、6ヵ国協議の活動が停止
されたからだと分析している。

一方委員長は危険な外交政策をとろうとする、北朝鮮政府の行
動に対し、国際社会は北朝鮮を非難するに留まる可能性がある
と指摘している。
しかしこのテーマはもっと酷く捉える必要がある。
ある国の一方的な行動が止められないと、その国が国際法に注
意を向けなくなるという危険な状態になってしまうことがある。
そして国際法には規則違反した国を、正しい方向に向かわすよう
な十分な規則は無いのだ。

ロシア外務省の反応は、かなり抑制の利いたものとなった。
先ずラブロフ外相は、ロシアはミサイル発射に付いての情報を詳
細に分析するとのコメントを表し、その後報道官が情勢を緊迫させ
ないよう呼び掛けている。

政治的な評価は変わっていない。
国際社会の立場は採択された、国連安保理決議に明確に表され
ている。
ロシアもこれに賛成票を投じている。
私達は常に北朝鮮に対し状況を複雑化し、問題の解決を妨げるよ
うな行動を控えるよう呼びかけてきた。
報道官はこのように述べている。

一方ロシアが北朝鮮と交渉を継続し、6ヵ国協議再開の見通しに付
いて協議を進めていることもよく知られていることだ。
またロシアは韓国、日本、アメリカの代表とも、積極的な話し合いを
続けている。
6ヵ国協議の中国代表を務める外務次官はモスクワ入りしているが、
外務次官は解決策の模索が行われているが、協議の再開に付いて
はまだ目処がたっていないと指摘している。

現在のところ北朝鮮を除いた5ヶ国による、協議を行うと言う案が検討
されている。
これに関しロシアは、ロシアはどんな形勢にも賛成するが、いずれにし
ても6ヵ国協議再開の可能性を探る必要があると強調した。

7月4日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 先週一週間の青森での出来事(... | トップ | 国内のNGO登録プロセスを簡略... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ラジオ」カテゴリの最新記事