中国国際放送（9月12日放送）

●ヘルシンキで開かれていた、第6回アジア・ヨーロッパ首脳会議が11日
　に閉幕した。会議では議長声明や、アジア・ヨーロッパの将来発展宣言
　および、気候変化に関する宣言が採択された他、ブルガリア、ルーマニ
　ア、インド、パキスタン、モンゴル、ASEAN・東南アジア諸国連合事務局
　が、アジア・ヨーロッパ会議に新たに加入することが発表された。
●2006年中国・欧州商工業サミットが、フィンランドのヘルシンキで開催さ
　れている。今回のサミットは革新、協力をテーマとしており、中国や欧州
　諸国から来た500人の商工業の関係者が参加。
●中国国家統計局局長は、人民元為替制度を整備することは、中国経済
　と世界経済の発展に共にプラスとなると述べた。

●米中貿易委員会のフリスビー会長は11日、人民元為替レートは、アメリ
　カと中国の間の大きな貿易赤字をもたらした、根本的な原因ではないと述
　べた。
●中国政府の関係部門が初めて発表した、中国製造業の質的競争力に関
　する研究結果によると、去年、製造業の質的競争力の指数は78.98とな
　り、7年連続して緩やかな上昇を示した。
　それによると中国の通信設備、コンピューターとその電子設備の製造など、
　現代的産業の質的競争力の優位性は比較的顕著で、一方、印刷業や農
　業副食品加工業など伝統的産業の質的競争力は低くなった。
●2006年中国・湖南観光フェスティバルが12日、仏教の名山・衡山で開幕
　した。イベント期間中、観光都市展やアウトドア・スポーツ大会、グルメ祭り、
　花火大会、民俗田舎観光祭などが予定されている。

●中国は5年間を期限とし、「中国・EU学生交流奨学金」を設立することにな
　った。2007年から毎年、EU・欧州連合の学生100人に政府奨学金を提供
　し、EUの学生の中国語学習に多くのチャンスを提供することになった。
●9・11同時多発テロ事件5周年に当たり、一部の国の政府や言論界は、そ
　れぞれテロ問題に関する見解を発表した。