日本の国会は原子力(?)本法を改正し、国家安全保障の目的で原子力を使用することが可能になった。
これより先、原子力の利用は平和的なものに限られていた。しかも法改正は原子力だけではなく、宇宙開発に関する法にも関わっており、平和目的に限るという制限が削除された。これは日本が宇宙を軍事目的で使用することを可能にするものだ。
今回の法改正は日本の非核三原則「持たず、作らず、持ち込ませず」とは合致しないものだ。
この非核三原則は60年代に日本が自主的にとった方針であり、法律ではなく日本外交の平和的性格を宣伝するためのものだった。
ロシアの専門家キスタノフ氏は、この背景として、地域レベルでの安全保障に関する懸念が高まっていることがあると指摘している。
「中国は軍事力を強化し、海軍の活動も活発になっている。また核実験を行っている北朝鮮からの脅威もある。
日本はそれらの行動がアジア太平洋地域を不安定化させ、地域諸国に直接な脅威を与えるものだと考えている。それゆえに今回のような決定に繋がったのだ。
しかし各国からは日本が軍備拡張に動いているとして、ネガティヴな反応が見られることだろう」
専門家は、こうコメントしている。
※(?)は若い男性アナウンサーの不正確な言葉で何を言ってるのか不明
※日本の原子力すでに平和的なものではない(2)へ続く
6月23日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
これより先、原子力の利用は平和的なものに限られていた。しかも法改正は原子力だけではなく、宇宙開発に関する法にも関わっており、平和目的に限るという制限が削除された。これは日本が宇宙を軍事目的で使用することを可能にするものだ。
今回の法改正は日本の非核三原則「持たず、作らず、持ち込ませず」とは合致しないものだ。
この非核三原則は60年代に日本が自主的にとった方針であり、法律ではなく日本外交の平和的性格を宣伝するためのものだった。
ロシアの専門家キスタノフ氏は、この背景として、地域レベルでの安全保障に関する懸念が高まっていることがあると指摘している。
「中国は軍事力を強化し、海軍の活動も活発になっている。また核実験を行っている北朝鮮からの脅威もある。
日本はそれらの行動がアジア太平洋地域を不安定化させ、地域諸国に直接な脅威を与えるものだと考えている。それゆえに今回のような決定に繋がったのだ。
しかし各国からは日本が軍備拡張に動いているとして、ネガティヴな反応が見られることだろう」
専門家は、こうコメントしている。
※(?)は若い男性アナウンサーの不正確な言葉で何を言ってるのか不明
※日本の原子力すでに平和的なものではない(2)へ続く
日本の原爆: その開発と挫折の道程 | |
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6月23日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル