今回の「学びの森」での美術展ではビデオ作品と音楽作品のコラボレーションを行いました。
中部学院大学各務原キャンパス内にAV機器の整った施設があり、利用可能という事で実現しました。
とはいえ、僕が以前大学にいた時、ビデオアートの鑑賞を授業で行ったことがあるのですが、その様子を端から見ているとかなり陰気で近寄り難いものがあるんですよね。
鑑賞者として席に座ってしまえば気になりませんが、ビデオ作品の公開を教室などの個室で行う場合、集客力がないことはよく分かっていましたし、上演前に宣伝活動や飾り付けなどに相当の力を入れないと観覧者は集りません。
テレビ局なんかでも、収録前に若手芸人やアシスタントディレクターさんなんかが事前に余興をして観覧者の雰囲気を盛り上げる(あたためる)事に専念しています。
ベテランのプロの芸人でさえ、そうした前座であたたまった会場に登場する訳ですから、未だ無名作家の僕達ですから、そうした意味での会場づくりは非常に重要なのではないでしょうか?
テレビの下請けの制作会社であるなら、基本的には営業活動は親会社が行ってくれクオリティーの高い作品を制作する事に専念できる訳ですが、
ファインアートとしてのビデオ、自主制作のビデオの場合、営業等の全てを作者が負わなければなりません。
だから、上映にあたっては、上演会場の下調べ、事前調査が重要なのです。
*
でもまぁ、僕が直接映像作品に関わったのは13年以上も前の話し。最近の映像作家がどのようなアプローチで作品を売り込んでゆくか正直分かりません。
だから、今回は黙って様子を見ていたのですが、
S君 「どうしたら人が集まりますか?」とご質問。
オイラ「質問自体が間違っているでしょ」と挑発してみたら。
S君 「?!」というご反応だったので
オイラ「もし僕が同業者だったら、教える訳ないじゃん。」
「わざわざ商売敵を増やす必要はない訳だから」というとぶちかましてみたら、
S君ちょっとご立腹気味。
それでもS君「でもどうしたら良いでしょう?」と素直に聞いてくるので
オイラ「相方とローテーションしながら呼び込みをしてみてはどう?」
と、提案してみると早速開始。。。
(この反応の良さは、オイラ的には高感度アップでした!)
その後、来場者のいない上映会場でポツンとしていたので、
オイラ「おまえらなぁ、なにぼっとしるのぉ~w」
「来場者のいない今がチャンスだぞい、自分の作品の説明の練習しろよw」
「今なら失敗しても許されるw」
「誰もいない会場で大きな声で説明していれば、
遠くから見てみれば強烈な作者の情熱として映る。」
「A藤君、相方のお前さんがなんで、ぼ~っと見てるだけなんだぉ!
せめて相づちぐらいしてあげろよ。
もし来場者が来ていれば、S君だけに辛い思いをさせる気か?」
。。。。。などなど。
ちょっと、言い過ぎたかなと思いましたが、めげずに即実践していたので立派です。
強く言われても、なんだかんだで即行動が出来たというのは、この子達の素質ですよ。
また、別件ですが、来年、岐阜駅の方で映像作品の出展企画が立ち上がっているようだから、そこでも頑張って欲しいですね。
中部学院大学各務原キャンパス内にAV機器の整った施設があり、利用可能という事で実現しました。
とはいえ、僕が以前大学にいた時、ビデオアートの鑑賞を授業で行ったことがあるのですが、その様子を端から見ているとかなり陰気で近寄り難いものがあるんですよね。
鑑賞者として席に座ってしまえば気になりませんが、ビデオ作品の公開を教室などの個室で行う場合、集客力がないことはよく分かっていましたし、上演前に宣伝活動や飾り付けなどに相当の力を入れないと観覧者は集りません。
テレビ局なんかでも、収録前に若手芸人やアシスタントディレクターさんなんかが事前に余興をして観覧者の雰囲気を盛り上げる(あたためる)事に専念しています。
ベテランのプロの芸人でさえ、そうした前座であたたまった会場に登場する訳ですから、未だ無名作家の僕達ですから、そうした意味での会場づくりは非常に重要なのではないでしょうか?
テレビの下請けの制作会社であるなら、基本的には営業活動は親会社が行ってくれクオリティーの高い作品を制作する事に専念できる訳ですが、
ファインアートとしてのビデオ、自主制作のビデオの場合、営業等の全てを作者が負わなければなりません。
だから、上映にあたっては、上演会場の下調べ、事前調査が重要なのです。
*
でもまぁ、僕が直接映像作品に関わったのは13年以上も前の話し。最近の映像作家がどのようなアプローチで作品を売り込んでゆくか正直分かりません。
だから、今回は黙って様子を見ていたのですが、
S君 「どうしたら人が集まりますか?」とご質問。
オイラ「質問自体が間違っているでしょ」と挑発してみたら。
S君 「?!」というご反応だったので
オイラ「もし僕が同業者だったら、教える訳ないじゃん。」
「わざわざ商売敵を増やす必要はない訳だから」というとぶちかましてみたら、
S君ちょっとご立腹気味。
それでもS君「でもどうしたら良いでしょう?」と素直に聞いてくるので
オイラ「相方とローテーションしながら呼び込みをしてみてはどう?」
と、提案してみると早速開始。。。
(この反応の良さは、オイラ的には高感度アップでした!)
その後、来場者のいない上映会場でポツンとしていたので、
オイラ「おまえらなぁ、なにぼっとしるのぉ~w」
「来場者のいない今がチャンスだぞい、自分の作品の説明の練習しろよw」
「今なら失敗しても許されるw」
「誰もいない会場で大きな声で説明していれば、
遠くから見てみれば強烈な作者の情熱として映る。」
「A藤君、相方のお前さんがなんで、ぼ~っと見てるだけなんだぉ!
せめて相づちぐらいしてあげろよ。
もし来場者が来ていれば、S君だけに辛い思いをさせる気か?」
。。。。。などなど。
ちょっと、言い過ぎたかなと思いましたが、めげずに即実践していたので立派です。
強く言われても、なんだかんだで即行動が出来たというのは、この子達の素質ですよ。
また、別件ですが、来年、岐阜駅の方で映像作品の出展企画が立ち上がっているようだから、そこでも頑張って欲しいですね。