俺たちのR25時代日本経済新聞社このアイテムの詳細を見る |
この本はわが就職先でもある(迷いながらもようやく決心がついたらしい。松山配属にならなかったらドタキャンとか不純なことも考えているらしい)リクルートから出ているR25[アールニジュウゴ]というフリーペーパーの中の「つきぬけた瞬間」というののインタビューのいいとこどりだ。
このフリーペーパーは首都圏で毎週60万部を発行しており、
25歳から34歳の男性の立場に立ち「氾濫する情報の中から必要なものを選択するセンス」と「好奇心をもって新しいことに挑戦するスタンス」を読者と一緒に培っていく(9ページ)、ということが趣旨の雑誌だ。
特に僕が面白かったものをそれぞれの章から紹介したいと思う。
[挑む]
石田衣良
:石田氏は、本がとにかく小さい頃から好きでなんとなく社会にはなじめなさそう、そう思い学生生活が終わったことは肉体労働と家庭教師、そして株の投資を行い生計を立てていた。
これは、好きな本を読んで暮らせるようになりたいという想いを達するためであったという。
しかし、この想いは、石田氏が、組織の仕事も経験したいと思い、コピーライティングの仕事をしだした頃から達成されだす。
そこから、石田氏は小説を書こうという気になりのめりこみだす。
石田氏は、近頃の若者には、自分、個という強さがないとして、
「いちばん遠いことをやるといいんじゃないですか。仕事で頑張りたいのなら、一見仕事の役に立たないことをやるのがいちばんいいと思います。それで今の日本のサラリーマンにいちばん足りないのは、古臭いいい方ですが、“文化”なんですよ。25歳の人って、30歳までの5年間に仕事以外で何かひとつ自分のテーマを作ったら同ですかね。」(22ページ)
というようにその対策を挙げている。
哀川翔
:哀川氏の言葉のなかから、人付き合いのポイントを、
「60歳ぐらいまで、現役でやろうと思っているんだけどね。高倉健さんてもう70歳何段けど、すごいよね。気さくでいい人で、見るとビッとしてるよ。俺は以前小林稔侍さんに紹介してもらって、“健さんスゲーなぁ”って思ったんだよ。そういうステキな大人が、実はいっぱいいるんだよ。そこを目標として見られるから、まだまだ俺もいけると思うんだ。それはラッキーなことだよ。」
「そんで、おごってもらうんだよ。ステキな生き方してる人に習っていくんだよ。無理をする必要はないよ。自分で馴染めるいいところだけを追っていけばいい。親のスネをかじるのも人の世話になるのもかまわない。それをわかってやってるかどうかが大切なんだよ。世話になっておごられても、借りができたわけじゃない。人間には役割分担があってさ、金遣うか気遣うかアタマ遣うか、カラダ遣うか。」
というのがあるというように述べている。
すごく洗練された考えのように思う。
これ移行も取り上げようと思ったのですが、
R25のホームページ自体がブログ形式になっていてコンテンツがすべてタダで!!
見れるようになってますので、コチラ(つきぬけた瞬間)からご覧になって見てください!