大前研一通信特別保存版PartIII パスファインダー <道なき道を切り拓く先駆者たれ!!>大前 研一ビジネス・ブレークスルー出版このアイテムの詳細を見る |
Chap3 親論
「自分に投資するということはエゴイストになるということじゃない。自分が何を考えているか、人生で何をやろうとし何を大切に思っているのか、そういうことを自分の考えで言える人間になること。それもわからないで子供を育てようなんて、僕はおこがましいと思うよ」
「学校へ行きたくないといったときは、何でいかないのと1~2階聞いたけど、いきたくないんだからしょうがないと。
もちろんなんか理由がるんだろうけど、僕はそういうときに追い詰めない。なぜならそれは学校が悪いんだろうと思うから。学校が楽しいところだったらいくもの。
自分の好きなこと、楽しいことだったら絶対やるし、気に入ったことだったら徹夜でもやるからね。
だから、大人になっても好きなことがある限り、つまり人生に興味を持っている限り、何かやるだろうと思っている」
Chap4こんな大学を創らなければ、日本に未来はない
「大学教育が目指すものとは。
際額では最高の生活、自分の望む生活を手に入れるための教育を行います。義務教育が『生活するための教育』だとすれば、大学教育は、『さらに稼ぐための教育』。世界競争で勝ち抜くための教育です。語学も必要だが、多様な文化、多様な価値観を持つ人々と合意形成するコミュニケーション力が必要です。だからこそ、これからの大学は、単に、アカデミックな知識を身につける場所であってはならない。真の意味での『職業訓練校』であえうべきなのです」
「世界を目指し、今こそ自分を否定して、新しい人生を歩まないか。
あんなにがんばっていい学校、いい会社に入ったのに、なぜ自分は向かわれないなんて自分を被害者だと思って、相手のせいにする。それだけで敗北だよ。
僕自身何回もリセットボタンを押してきた。それは、どこでも食っていけるという自信があったからだ」
「向上する気持ちを忘れた人たち、大企業依存の体質から抜け出せない人たちには、どうぞご自由に零落してくださいというしかない」
「コンピューターに置き換えられない仕事、つまり‘’知的ホワイトカラー‘’を目指せ。
知的ブルーカラーの仕事に安心していて失業する時代が日本でも間近に迫っているということなんです」
「人間の一生というのは、自分の‘’目標の高さ‘’に比例すると思っているんですよ。
いつも目線を上に向けて、毎日ちょっと努力していくと、その人は少しずつ伸びていくんですね」
「必要なのは、答えを他に求めず、自ら学び、構想を持って進んでいく勇気である」
「21世紀のビジネス・サバイバルには、自ら先見したフィールドで、まったく新しいものを『構想』する力、その実現に向けて『議論』する力、その中で培われる『解決』力や、『適応』力、強い意思と執着を持って成功を引き寄せる『アンスピレーション』、そして成功を次なる成功の母とするための『人材育成』の力も求められるよう」
「ジャングルのような経済空間では、未知の領域に踏み込めないこと自体が、生存能力の喪失につながる」