本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

反骨心 : Primero⇒independencia#221

2009-12-18 01:29:54 | Primero⇒independencia
Totgesagte Leben L醇Bnger



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低く見られているなら、
最大限力をつけよう。
ナンバーワンになれない?
なれるよ。
屈辱力を忘れるな。
努力を忘れるな。

自己のルーツを忘れるな。
頭脳から、潜在的能力を引き出せ!!
必ず、世界で一番輝く、
自分でいろ。
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衝撃!EUパワー : Primero⇒independencia#220

2009-12-18 01:26:52 | Primero⇒independencia
衝撃! EUパワー 世界最大「超国家」の誕生
大前 研一
朝日新聞出版

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エピローグ:
【EUが今後強くなる明確な理由】
① 超国家の形成(加盟国による参加)が自発的であり、また参加の条件が明文化されている。
② すでに世界最大の経済力(GDP)を持ち、先進国最大の人口を持つ。
  65%の交易が域内で行われており、ユーロの持つ影響力が日増しに強まる。
③ 会計のIFRS(国際会計基準)をはじめ、EU基準が世界的な標準となる可能性が高く、世界の企業にとってはその動向は無視できない。
④ マースと利七助役発行後初めての経済危機に見舞われ、その試練を受けて制度的な欠陥が浮き彫りになった。
ECB、議会、委員会などは今後さらに強靭なものへと改変される可能性が高い。
⑤ 当方展開でコスト競争力、エネルギー・資源、人材を域内で調達し、BRICsなどの巨大新興国にも十分対抗できる力を手に入れた、または入れつつある。
⑥ 過剰に供給されているドルが何らかの理由で売り浴びせられたときには、ユーロシフトが起こり、世界の基軸通貨となる可能性がある。
⑦ 今後2020年くらいまで、トルコ、ロシアなどの加盟をめぐって交渉が続けられるが、それらを内包するようになった場合には経済金融のみならず、軍事・地政学的バランスが今とは大きく変わり、アメリカのシングルヘゲモニーが揺らぐ。
⑧ 金融危機に対しては、日本、アメリカ型(20世紀的)マクロ経済政策(ゼロ金利、マネーサプライ)より21世紀型(心理経済学)を使い、車などの需要喚起に成功している。
  このため、EUの自動車メーカーは世界的地位が上昇した。

結び:
ロシアが加盟すれば、EUは隣国に。
  「今から超国家EU が日本隣国となる日を想定し、注目、観察、研究、
   そしてなにより、肌で感じる実体験を積んでおきたい。」

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EU金融危機の処方箋 : Primero⇒independencia#219

2009-12-18 01:22:11 | Primero⇒independencia
衝撃! EUパワー 世界最大「超国家」の誕生
大前 研一
朝日新聞出版

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【巨大化しすぎたEUの銀行】
銀行は国に比べて規模が大きくなりすぎた。

<巨大銀行を「母国が救う」というスキームでは無理>

[世界が協力して流動性供給体制を整える]

★ 大掛かりな金融危機は3つの段階で起こる
=バブルが何らかの事情で実体経済よりも膨れ上がることの調整が金融危機
[第一フェーズ]
=キャッシュの足りない銀行が倒産する流動性危機(リクイディティー・クライシス)
[第二フェーズ]
=不良債権の処理をしていく過程で、資本が足りなくなる(エクイティ・クライシス)
[第三フェーズ]
=倒産が相次いで起こるようになる。
↑↑
第一フェーズ向け流動性の供給期間を各国が協力して組織すべき。
トータル1000兆円を各国が負担。

↓↓
[期待効果]
:連鎖的な金融機関破綻を未然に防げる体制構築
[金融秩序の再構築]
明確な国際ルールの下に金融商品の認証制度を設け、
認証マークをつけた金融商品以外、国境を越えた流通を禁止する。




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ECB対ヘッジファンド : Primero⇒independencia#218

2009-12-18 01:19:58 | Primero⇒independencia
衝撃! EUパワー 世界最大「超国家」の誕生
大前 研一
朝日新聞出版

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Chap8 金融危機、克服の処方箋
【最初にして最大の試練】
2008年秋のリーマンショックをきっかけとする世界金融危機では、ヨーロッパの金融機関も大きな打撃を受けた。
・ 実質経済成長率:マイナス4.0%(2009年)
・ 失業率=9.5%

ユーロ自体:一時期は売り浴びせられて混乱したが、2009年にはいってからは、再びドルに対して上昇傾向にある。
↓↓
経済規模が巨大である分、下がったとしても下落率は知れているし、
ユーロ圏の相互貿易もすでに65%に達しており、2/3の貿易に関しては為替レートの心配なしに決済できる。
【EU金融システムの脆弱さの露呈】
★空売りに防御策を持たなかったユーロ
自由市場で各国通貨が売り買いされている以上、
人為的な為替操作が市場参加者によって行われた場合、
通貨当局は速やかに反撃の施策をとる必要がある。
↓↓
★ ECBがそのための仕組みを持っていないことは、致命的な欠陥である。
=問題はこの一軒で「ユーロは売り浴びせられたときに無防備な通貨だ」ということがヘッジファンドに露見してしまったことだ。

【効果的なユーロ防衛策】とは?
:ECBシステムへの提案
① 金融危機に対しても、その段階を1~6までわけ、危機レベルに応じて、
ECBの政策決定の方式を変更する。
:市場の動向を注視しつつ、時刻々とタイムリーに資金調達を行ったり、為替介入を行うためのスキームが必要だ。
② 中国・日本などの外貨準備高のおきい国々と協定を結び、緊急時には、
  お互いの持つ外貨準備を融通試合、ヘッジファンドなどの空売りに対し、十分な手元資金確保できるシステムを整え、その事実を公表すべき。
Cf.アジアでは「アジア通貨基金」がある。
③ ヘッジ旦土の暗躍を阻止するには、その資金源である
銀行を通じて牽制する方法も有効
⇒日米欧が歩調を合わせ、自国の銀行に対して、貸出先の資金運用方法の確認を義務付ける。
⇒経済危機時にも、そういう貸出先を持つ銀行は目にかけないと宣言。
● 特に3の施策が一番すぐにでも、可能。

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EUにおけるリスクファクター : Primero⇒ndependencia#217

2009-12-18 01:17:29 | Primero⇒independencia
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大前 研一
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Chap7 EUのリスクファクター
【EUの外交上のリスクファクター】
ロシアのエネルギー価格戦略
≪モルドバ、ウクライナ、ベラルーシ≫
ヨーロッパとロシアの中間に位置するCIS(独立国家共同体)
:東方拡大するEUと自国の勢力圏の維持をしたいロシアの綱引き状態に

○EU(特に中欧)にとってのウクライナ・ベラルーシ
・エネルギー資源の調達のためには必要な地域
↓↓
・できるだけロシア依存度を下げたいと考えている
↓↓
・ EU諸国は、アフリカ諸国からエネルギー調達の動きを見せている

○ロシアにとってのウクライナ・ベラルーシ
・EUへのエネルギー資源の供給ルート確保のために、重要な地域
↓↓
・ ウクライナなどの地域がEUよりになることを警戒
・ EUに近づくウクライナに対しガス供給価格を引き上げることで牽制
★ 天然ガス、石油が現在のEUの外交の手を縛っているアキレス腱

しかし、EUとロシアの関係は悪くはない。

【テロリストは全滅する】
前提:EUはより多くの人を幸せにする壮大な実験であるという原点

テロの温床は貧困である。宗教ではない。

実際マレーシアではマハティール政策により貧困根絶が実現されることで、
テロも沈静化した。

【民族のモザイク化】
EU内の移民の受け皿としてのイギリス
背景:
a. 言語が英語である
b. 意味受け入れ体制の整備
↓↓
★ 移民で問題なのは、東欧系より、むしろEU以外の
  アフリカ、中東、南アジア系。
↓↓
移民として、希望を持って入国しても、差別を受けたり、思う様に、そこで幸せになれないと政府に対して怒りをもつようになる。

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トルコパワー : Primero⇒independencia#216

2009-12-18 00:20:22 | Primero⇒independencia
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大前 研一
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ブルガリア:
産業=バラの栽培、ヨーグルト
民族:スラブ民族
教育:数学が強い 語学にも長けている。

ウクライナ:
★ 東欧からコーカサスにかけてのすべての国ノン化で投資先として
最も有望なのがウクライナだ。
政治:議会制民主主義
人口:約4600万人
教育水準の高さ
天然資源
[産業]
a. 農業 ⇒ アグリビジネスの可能性
耕作放棄された膨大な農地
実際イギリスの「ランドコム」はアグリビジネスを大成功させている。
b. 鉄鋼、石炭=鉄鉱石の埋蔵量では世界一
<鉄の国ウクライナ>
人々の教育水準は高いので、資本を入れて、設備を近代化すれば、おそらく中国をしのぐ世界最高の鉄鋼地帯になる可能性もある。
c. 航空産業
もともと国策航空機メーカーがソ連内での独占的旅客期設計製造機能あり
d. IT=情報産業の可能性
大学が多く、学問レベルはロシア並みに高い
伝統的に物理、数学、プログラミングに強い
Cf.月給は7~8万円ですぐれたエンジニアが大量に調達できる。

【EUの秘密兵器=トルコ】
トルコは現在:EU加盟申請中
20年以上交渉を続けている。キプロス問題がネック。
加えて、
a. イスラム教
b. 歴史上の問題
が挙げられる。歴史問題とはトルコをアジアにおける日本としてとらえ、ヨーロッパ本土を中国ととらえるとわかりやすい、オスマン・トルコによりスペイン、イタリア、ギリシアも相当破壊され、キリスト教会は破壊され、イスラム寺院に変えられた。
★ トルコ:生産基地としての有望性
⇒アパレルブランドとしてのグローバル展開の可能性
:もともとは本土ブランドの下請けだったが、イタリアからデザイナーを招聘し、底上げをしている。
他にも、トルコは、多くのゼネコン等でのグローバル企業を抱える。

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新しいEU : Primero⇒independencia#215

2009-12-18 00:18:10 | Primero⇒independencia
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大前 研一
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Chap6.中東欧、CIS諸国の地域分析

【EUに加盟すると経済が成長する】
a. 地域紛争の抑止力
b. 経済の活性化
バルカン諸国
:一部CIS(独立国家共同体)の地域ごとの特性、投資先としての適性
□ バルト三国=今は世界金融危機により混乱
2004年にEUに加盟
国民の教育水準も高く、工業も発達している
・ エストアニア
:ロシア時代から機械製品など製造業が盛ん。
 IT関連も急成長
・ リトアニア
:原油産出、機械工業
・ ラトビア 
:ソ連時代には生きない屈指の工業地帯
 現在=スウェーデンを中心とする海外投資により金融・不動産が流入
 しかし、金融危機で深刻な影響
・ ロシア領=カリーニングランド
:ドイツ語を話すロシア人の居住する地域
 EU側はカリーニングランドを独立させ、EU加盟させようと模していたが、ロシア側の拒否により不成立

ルーマニア:
★ EU加盟済みのため、関税がかからない。そのため労働集約型の産業。
  特に、縫製工程は、トルコからルーマニアへシフトしている。
Cf.「H&M」「ZARA」「ラコステ」「ドルチェ&ガッバーナ」「ジョルジオ・アルマーニ」
  「ヒューゴ・ボス」
製造拠点として有望
バックオフィスとしても有望
⇒外国語=イタリア語、フランス語、スペイン語、英語が堪能な人も多く、
 管理的業務としても適切 

~都市概要
人口2100万人
賃金-一般工で約月340ドル cf.中国は300ドル/月
民族:ラテン系
[貿易]
輸出=機械や金属製品、輸送用機械、繊維
輸入=生活必需品、石油
[教育]
ブカレスト=学術都市

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ジャパンポテンシャル : Primero⇒independencia#214

2009-12-18 00:15:44 | Primero⇒independencia
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【日本の産業にとって重要な視点】
⇒ヨーロッパではまだまだブランド力の弱い日本企業だが、
技術力のある部品メーカーはブランドは要らないので、
今後も大きなチャンスがある。

【有力な原子力産業】
風力や水力より原子力のほうが格段に環境破壊をしないし、
太陽エネルギーをめぐって森や植物プランクトンなどの生態系との取り合いになることもない。
□フランスのアレバ
国策原子力企業であり、全電力の80%を廉価で安定的にフランス国内に供給
世界の原子力産業の三大グループ:
① 東芝-WH(アメリカのウエスチングハウス)
② 三菱重工-アレバ
③ 日立-GE
⇒アレバが仕切っているフランス以外
 では日本全もかなりのシェアが取れるはず。

【新幹線を売り込め】
:フランスにはTGVに対する宗教的なこだわりがあり、
 ドイツでは高速鉄道でシーメンスが強いが、
⇒イギリス・南欧は日本企業が手を挙げるのを歓迎。
↓↓
2012年のロンドンオリンピックに向けて、日本新幹線の採用が決まっている
=日立製作所はこの新幹線のためにイギリスで車両工場建設を決めている。
★ 日本新幹線の強み
数十年間も大きな事故もなく運行してきたこと。
ダイヤ編成⇒あれだけのスピードで走る列車を、あれだけの過密スケジュールで運行

【強い円は絶好の投資チャンス】
各国通貨が混乱する中、日本円だけが気をはいている。
⇒日本が明治維新以来欠乏で苦しんでいたものを買えばいい。
=サマリタン(善行)的な資金の出し方
EUおよびその周辺国は間違いなく「今が買い時」
「将来有望な会社を買う」事は、そうした企業に救いの手を差し伸べること

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