STEP.5思考のスピードを上げる 並列度を上げるとは?
31:思考力を鍛えゴールへのエンジンを強化せよ
[思考のスピードを上げる方法]
より推進力のある強力なエンジンを持っていたほうが、ゴールへの到達が早くなるというもの。
推進職となるのは、「より早く、より高度な<抽象度の高い>」思考をする能力です。
STEP5では、そのための脳の使い方を述べていきます。
キーワード:「超並列思考」
思考のスピードを上げる二つの方法:
① ひとつのことをより速く処理する
② 複数のことを同時並行で処理する
☆ いかに行動を無意識化することが出来るか?
32:レストランの注文は一瞬で決めろ
メニューを開いて「一秒以内に決める」という訓練
ポイントは、視覚から入ってきた情報を言語に置き換えずに、五感を使ったイメージとしてとらえること。
↓↓言語化せずに情報を処理する。
つまり、認識し、判断する癖をつける。
33.本の同時よりトレーニング
2冊以上の本を同時に読む:
2冊の本をテーブルに置き、一冊は右手で、一冊は左手でめくる。
読み方としては、左右の本をそれぞれ一行ごとに読むのではなく、ぱっと開いた瞬間に全体を認識するようなめー時で読み進めていく。
あくまでも全体をぱっと見る感じで読んでいく。
それが無意識で読むということ。
⇒脳が無意識で思考や認識をすることになれ、並列度が上がる。
34:時間の感覚を6倍に、テレビは30倍速で見ろ
人間にとって時間とは「体感時間」でしかない
体感時間を上げるポイントとは、「慣れ」。単純に同じ動作を繰り返し行ってなれれば、早くなる。
[スピードアップトレーニング]
① 毎日習慣的に行っているすべての行動を書き出し、それぞれの行動にどれだけ時間をかけているか把握する。
② それぞれの行動で時間を短縮できそうなことを選び、まずは2倍速を目標に時間を短縮する。
③ 2倍速をクリアできたら、さらに3倍速、4倍速と徐々に行動のスピードを上げていく。
ゴール:できれば、いくつかの行動を6倍速まで上げられるようにチャレンジしてください。続けるうちに、脳が勝手に、6倍速でこの書類を作るには?と考えるようになる。