たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考平野 敦士 カール朝日新聞出版このアイテムの詳細を見る |
[プラットフォーム創造のフレームワーク]
STEP1:社会の変化、規制緩和という大きな流れをとらえて不満を探す
最初にすべきことは、社会やライフスタイルの変化などをとらえ、成長性がある、あるいは現在存在していないがニーズがあるプラットフォームを考え出すこと。
⇒ <究極の質問>
☆あなたやあなたの会社の製品やサービスでプラットフォームを作る場合にどのような環境の変化があるか、また大きな不平や不満が何かを考えてみる。
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STEP2:ターゲットとなるグループを特定する
具体的にどのようなグループが集まる場にするかを決める。
ターゲットとなるグループを決める際に重要なのは、どのグループとどのグループがお互いを必要として引き合う関係にあるのかを明確にすること。
⇒ <究極の質問>
☆ あなたの会社もしくはあなた自身でプラットフォームを作る場合にどのグループを載せるべきでしょうか?
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STEP3:プラットフォーム上のグループが活発に交流する仕組みを作る
⇒ <究極の質問>
☆ あなたの考えるプラットフォームではどのように交流が活発化するでしょうか?
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STEP4:キラーコンテンツを用意する
成功している事例の多くは、キラーコンテンツと呼ばれるものを生み出すことに成功しています。
[バンドリングサービス]
たとえば髭剃り期メーカーであれば髭剃り用のクリームも一緒に売る(補完財)。
◆ プラットフォーム戦略にはバンドリングサービスこそ重要。
SETEP5:価格戦略を立てる。
ビジネスモデルの構築。
どのグループからいくらもらうか?あるいはキラーコンテンツになるようなグループにはいくら支援するか?
STEP6:価格以外の魅力をグループに提供する
⇒ <究極の質問>
☆あなたの会社、あなたのプラットフォームではどのような価格以外の魅力を参加者に与えることが出来ますか?
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STEP7:プラットフォーム上のルールを決めて管理する
⇒ <究極の質問>
☆ あなたのプラットフォームの守るべきルールは何ですか?またそれをどうやって維持していきますか?
■ 壁を乗り越える「新・プラットフォーム思考リーダー」の存在
プラットフォーム型ビジネスを成功させるには、いくつもの壁を乗り越え、かつ次々やってくる新しい壁をクリアしなければなりません。
そして、顧客にとっても、参加企業にとっても、魅力的なプラットフォームを保ち続ける必要があります。
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[プラットフォームビジネス成功の上で必要なこと]
新・プラットフォーム思考リーダーの存在