本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

迷いながらも、進め。明日変わる自分へ。

2019-04-16 21:29:40 | 2019年始動。革命のスタート。
迷いながら,強くなる

①この本について★★★★★
あの羽生名人の本。羽生さんの本は初めて読みます。
自分の基準を持つこと
思考を磨くこと
ものの見方を変えること
壁を超えること
勝負勘をつけること
など、悩める人,迷える人,頑張る人に贈る、羽生名人からの言葉。


一見,意味のなさそうなことでも,マイナスにしか思えないことオでも,実は自分に重要な影響が

ある。今、何か問題に直面していたとして、それが解決できるかもしれないし,残念ながら解決できないかもしれません。
しかし、それを解決しようと頭をしぼった経験や過程というのは,後々になっても自分を支えてくれ,やがて財産になるものだと信じています。5

<自分の基準を持つ>
芸事と呼ばれていること,道と呼ばれているものが在ります、
落語,歌舞伎,能、柔道、茶道,剣道,もちろん将棋もそうですが、とても一生かかっても極められそうにないものもあります。
だからやめるのではなく、だからこそやる価値があるのです。35

②-a判断を迫られたとき★★★★★
<後悔 初見の視点 今やるべきことに集中する方法>50
★ ★★★★選択が厳しい場合において私がどうしているかと言うと,初見ならばどのような判断を下すかという視点でよく考えたりしています。51

<予想 欲や利害は判断の目を曇らせる。>69

<美しさ 正しい道筋は,必ず美しい>73★★★★★
美しさという言葉の中には儚さ、脆さ,弱さといったイメージが一般的にはあるように思っています。
そして、それはたしかに一面を言い表しているようで,美しい手順というのはほんの少しでも構想や順番を間違えてしまうと成立せず収拾がつかなくなります。74
しかしながら、美しい手順がつくり出せたときには,それは強さも兼ね備えています。決して脆いものではない堅固とした手順であり陣形でもあるのです。

②-b自然体と目標 ★★★★★
<目標 自然体の先に本物の成長がある>
何かしらの目標を立てて,それに邁進していくのは素晴らしいと思います。しかし、目標設定することは同時に,制限を作っているとも考えられます。86
普通に自然体で行って目標となるべきところへ生ければ,その方が取り組んでいることは長く続く気がしています。
では、どうすれば、自然体でいられるのでしょうか。
自然体を保つには、どんな状態が自然体であるのかを確認することから始まります。87

<歴史 自分の歴史は好きなように変えられる>97★★★★★
英語のhistoryはhis storyつまり、権力者の作った物語であると。98
人は自分の信じている歴史を基準に行動を決定しているとも言えます。そして、自分の歴史だけは,自分の好きなように編集して脚色していけるものではないでしょうか。100

<損失 大事なものを失ったからこそ得られる感覚とは?>113

0-0-0書き出し★★★★★
<自信 いつも半信半疑ぐらいがいい>125
★ ★★★★難しい問題や困難な課題に直面したときに自信が持てないのは,極めて自然なことだと思えます。
裏を返せば,いつも自信を持っている人がいるとすれば,それはその人が不安を覚えることがないくらい簡単なことしかやっていないのでしょう。
半信半疑という言葉がありますが,向上をしていくときに必要な状態というのは,こういう「自信半分•疑い半分」という心持ちで充分だと思っています。
これでいいと思いながらも,同時にもしかしたら修正は必要かもしれないと考えながら進んでいくことが,手応えはないものの堅実で逸れることなく前進する方法なのです。126
0-0-1↓
<反省 必要な時間立ち止まったら、一歩踏み出す>
将棋の世界には、反省はするが、後悔はしないという言葉あります。
そのために必要なことのひとつに、メタ認知というのがあります。自分自身のことを客観的に中立的にみるということです。よく、もう一人の自分がいて,そこから,自分を見下ろす感じという表現がありますが,それが典型的なメタ認知です。152

↓0-0-2★★★★★
<迷い 結果を度外視すると対処法が見えてくる>134
★ ★★★★困難を極めたときには絶望して困惑し,その場に立ちすくんでしまい,何もできなくなってしまっているものですが,それでも何か手を講じましょう。
糸を解く時と同時に最初は何も手応えを感じられないのが普通のです。
しかし、それどもその作業を続けているうちに,バラバラと溶け出す時が来ます。
その時に迷いの迷宮から外に出られるようになるのです。
成果や結果を気にせずに,とりあえずやってみるのが、急がば回れの最短コースだと思っています。135

<勇気 前進する勇気と、引き返す勇気>174
コメント
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