松下電工、家電を設置しやすいシステム収納
松下電工は27日、家電機器を設置しやすいシステム収納「ニューキュビオス」を7月1日に発売すると発表した。設置場所や収納物に合わせて、棚や扉のサイズを自在に選んで組み合わせられ、専用ホームページでは収納プランを気軽に見積もれる。戸建て新築向けを中心に2008年度に60億円の販売を目指す。
システム収納を構成する棚は奥行き、幅でそれぞれ4種類の寸法をそろえた。AV(音響・映像)機器や家電の大きさに合わせて選べ、収納の内側でパソコンやプリンターなど用途ごとに電源ケーブルや配線をすっきり整理できる。
[5月28日/日経産業新聞]
エネルギー消費がもっとも多いのは1月
スウェーデンハウスは、同社の既築住宅を対象に「2007年度エネルギー消費調査」を実施し、1年間のエネルギー消費傾向などの分析結果を発表した。
分析結果によると、対象住宅世帯の単位面積あたりの毎月のエネルギー消費量がもっとも多かったのは1月の29.3MJで、夏季(7~9月)の平均15.8MJと比較して2倍近くの開きがあった。エネルギー消費量が一番少ない月は6月で、13.5MJだった。
エネルギー消費量の多い世帯は季節での変動幅が大きく、消費量の少ない世帯ほど変動幅が小さい結果となった。このことから、同社は一般家庭のCO2削減は夏より冬の住宅性能の向上と、冬の省エネ対策が重要だと分析している。
また、エネルギー消費量の少ない世帯は入浴方法に配慮するなど「給湯」に対する省エネ意識の高さがうかがえた。
調査期間は2005年4月~2006年3月。オール電化住宅であることなどの条件を満たす住宅のうち46世帯を調査した。
住宅ローン金利上げ、大手4行が6月から
三菱東京UFJ、みずほ、三井住友、りそなの大手銀行は6月から住宅ローン金利を上げる方針だ。ローン金利の指標となる長期金利が急ピッチで上昇しているためだ。金利を一定期間固定するタイプのローンが上がり、上げ幅は年0.2―0.3%程度になる見通し。ローン金利の上げは2カ月連続で、6月は昨年夏以来の高い金利水準になる。
27日の債券市場では、長期金利の代表的な指標である新発10年物国債利回りは一時、前日比0.045%高い1.785%に上昇(債券価格は下落)した。昨年8月上旬以来、約10カ月ぶりの高水準。インフレ懸念や株式相場の上昇を背景に、このところ長期金利は上昇傾向にある。
各行は30日に6月2日から適用するローン金利を発表する。長期金利が荒い値動きのため、5月末の市場動向を見極めて実際の金利を決める。
[5月28日/日本経済新聞 朝刊]
国交省、環境問題に対応する先導技術開発の助成対象を採択
国土交通省は、環境問題などに効果的に対応するため、先導的技術の開発を行う民間事業者等に対して国が支援を行う「平成20年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業」について、56件の応募のうち48事業を採択した。
対象分野は(1)エネルギーの効率的な利用に資する技術開発、(2)省資源、廃棄物削減に資する技術開発、(3)安全性の向上に資する技術開発の3つ。
採択されたのは、(独)建築研究所らの「新築および既築改修を対象とした低コスト普及型断熱工法の開発」やNPO法人次世代水回り研究会らの「トイレ・水回りの改善等による既存ストックにおける環境負荷低減技術の開発」、旭トステム外装らの「外装サイディング材による耐震補強工法の開発」など。
松下電工は27日、家電機器を設置しやすいシステム収納「ニューキュビオス」を7月1日に発売すると発表した。設置場所や収納物に合わせて、棚や扉のサイズを自在に選んで組み合わせられ、専用ホームページでは収納プランを気軽に見積もれる。戸建て新築向けを中心に2008年度に60億円の販売を目指す。
システム収納を構成する棚は奥行き、幅でそれぞれ4種類の寸法をそろえた。AV(音響・映像)機器や家電の大きさに合わせて選べ、収納の内側でパソコンやプリンターなど用途ごとに電源ケーブルや配線をすっきり整理できる。
[5月28日/日経産業新聞]
エネルギー消費がもっとも多いのは1月
スウェーデンハウスは、同社の既築住宅を対象に「2007年度エネルギー消費調査」を実施し、1年間のエネルギー消費傾向などの分析結果を発表した。
分析結果によると、対象住宅世帯の単位面積あたりの毎月のエネルギー消費量がもっとも多かったのは1月の29.3MJで、夏季(7~9月)の平均15.8MJと比較して2倍近くの開きがあった。エネルギー消費量が一番少ない月は6月で、13.5MJだった。
エネルギー消費量の多い世帯は季節での変動幅が大きく、消費量の少ない世帯ほど変動幅が小さい結果となった。このことから、同社は一般家庭のCO2削減は夏より冬の住宅性能の向上と、冬の省エネ対策が重要だと分析している。
また、エネルギー消費量の少ない世帯は入浴方法に配慮するなど「給湯」に対する省エネ意識の高さがうかがえた。
調査期間は2005年4月~2006年3月。オール電化住宅であることなどの条件を満たす住宅のうち46世帯を調査した。
住宅ローン金利上げ、大手4行が6月から
三菱東京UFJ、みずほ、三井住友、りそなの大手銀行は6月から住宅ローン金利を上げる方針だ。ローン金利の指標となる長期金利が急ピッチで上昇しているためだ。金利を一定期間固定するタイプのローンが上がり、上げ幅は年0.2―0.3%程度になる見通し。ローン金利の上げは2カ月連続で、6月は昨年夏以来の高い金利水準になる。
27日の債券市場では、長期金利の代表的な指標である新発10年物国債利回りは一時、前日比0.045%高い1.785%に上昇(債券価格は下落)した。昨年8月上旬以来、約10カ月ぶりの高水準。インフレ懸念や株式相場の上昇を背景に、このところ長期金利は上昇傾向にある。
各行は30日に6月2日から適用するローン金利を発表する。長期金利が荒い値動きのため、5月末の市場動向を見極めて実際の金利を決める。
[5月28日/日本経済新聞 朝刊]
国交省、環境問題に対応する先導技術開発の助成対象を採択
国土交通省は、環境問題などに効果的に対応するため、先導的技術の開発を行う民間事業者等に対して国が支援を行う「平成20年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業」について、56件の応募のうち48事業を採択した。
対象分野は(1)エネルギーの効率的な利用に資する技術開発、(2)省資源、廃棄物削減に資する技術開発、(3)安全性の向上に資する技術開発の3つ。
採択されたのは、(独)建築研究所らの「新築および既築改修を対象とした低コスト普及型断熱工法の開発」やNPO法人次世代水回り研究会らの「トイレ・水回りの改善等による既存ストックにおける環境負荷低減技術の開発」、旭トステム外装らの「外装サイディング材による耐震補強工法の開発」など。