リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

最新の住宅ニュースから

2006-09-15 15:13:52 | 家づくり
●首都圏マンション発売戸数、8月は40%減・都内が大幅減

 不動産経済研究所(東京・新宿)は13日、8月の首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県)のマンション市場動向調査を発表した。新規発売戸数は3274戸と前年同月より40.5%減った。「地価の先高観で分譲会社が発売を急がなくなっている」ことなどが大幅減の要因とみている。
 前年同月の発売戸数が8月としては過去最多だった反動もあり、大幅減となった。地域別に見ると、都心部の用地取得が難しくなり、東京都内の発売戸数が70%以上減少。一方、埼玉県と千葉県の増加率がともに60%を超え、供給地域の郊外化が一段と進んだ。
 発売初月の契約率は77.3%。11.8ポイント低下したが、好調の目安とされる70%を上回った。三井不動産が川崎市で建設中の「パークシティ武蔵小杉」は533戸が即日完売した。


●2004年度の宅地供給量 全国、三大都市圏とも減少

 国土交通省は9月13日、2004年度の宅地供給量の推計結果を発表した。全国の宅地供給量は6200haと03年度比6%減。1966年の推計開始以来最小だった。三大都市圏の供給量は、同5%減の3500haで1982年度の推計開始以来最小。




最新の住宅ニュースから

2006-09-14 12:20:49 | 家づくり
●中央三井信託、住宅融資に入院保障

 中央三井信託銀行はBNPパリバの全額出資子会社であるカーディフ損害保険と組み、入院保障が付いた住宅ローンの新商品の取り扱いを10月2日から始める。すでに取り扱っている「ガン」「急性心筋梗塞(こうそく)」「脳卒中」の三大疾病を保障する住宅ローンに、新たに3つの入院保障を付けた商品で、投入するのは大手銀行で初めて。
 3つの入院保障は、三大疾病の他の病気やケガで入院した場合も対象となる。具体的には、(1)1日の入院で一時金10万円を支払う(2)入院中のローン返済を最長で2カ月保障(3)2カ月を超える入院でさらに一時金として30万円を支払う――の3つの保障を付ける。


●建築資材大手、耐震補強材を増産

 建築資材メーカーが鉄骨の耐震強度を高める補強材の生産を拡大する。業界2位のコンドーテックは新工場の建設などで生産量を約4割増やし、最大手のフルサト工業も工場拡張で約1割増産する。建築から年月を経た建造物は耐震強度が不足する場合も多い。耐震強度偽装事件を契機に公共建築物などの改修が進んでおり、両社は増加する補強需要に対応する。
 増産するのは2本の鋼製の棒を直角に交差させた「ブレース」と呼ばれる部材。主に公共施設やショッピングセンターなど大型建造物の補強に使う。天井や壁など鉄骨と鉄骨の間に設置し、地震が起きると突っ張り棒の役割を果たし、揺れを弱める。耐震性が2―3割高まるという。両社は合計でブレースの国内シェアの約9割を握る。

[9月13日/日本経済新聞 朝刊]


●住宅の8割、耐震性に不安・木耐協が診断結果

 全国約1000の工務店などで構成する日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京・千代田、小野秀男理事長)は耐震診断結果調査を発表した。2006年4月1日から6月30日まで診断した住宅1146件のうち、80%以上が耐震性に不安があることが分かった。
 診断結果では、大地震の発生で「倒壊する可能性が高い」住宅が60.47%(693件)、「倒壊する可能性がある」が23.04%(264件)を占めた。「倒壊しない」は3.05%(35件)にとどまった。


最新の住宅ニュースから

2006-09-08 16:55:05 | 家づくり
●京セラ、太陽光発電システムの重量 20-25%軽量化

 京セラは、システム重量の大幅な軽量化を実現し、施工性にも配慮した、切妻屋根、陸屋根向け住宅用太陽光発電システム「新型エコノルーツ type R」を10月1日から発売する。
 部材だけでなく、施工法までを見直すことで、システム重量を従来比20~25%低減した。
 また、設置部材の軽量・短小化と設計変更により施工性も向上した。


●松下、無線接続できるドアホン用カメラを発売

 松下電器・パナソニックマーケティング本部は、テレビドアホンの家じゅう「どこでもドアホン」シリーズに無線で接続できるセンサーライト付屋外ワイヤレスカメラVL-W811Kを11月1日より発売する。
 温度変化を検知できる人感(熱)センサーを内蔵しており、敷地内に侵入する人物などを検知すると、音と光(ライトとして白色LEDを搭載)で威嚇すると同時に、カラーモニター親機を通して画像(静止画)と周囲音を確認することができる。
 画像はカラーモニター親機に静止画で録画ができ、あとから確認することも可能。


●住宅ローン金利低下も・「長期固定」に再び注目

 みずほコーポレート銀行は7日、大企業向け融資の指標となる長期プライムレートを8日から0.2%引き下げ、年2.3%にすると発表した。銀行は住宅ローンの金利も長プラなどを参考に決めており、長期固定型の住宅ローン金利は今後下がる可能性がある。日銀によるゼロ金利解除後に起こった思わぬ長期金利の低下で、固定期間の長い住宅ローンに再び注目が集まりそうだ。
 長プラの引き下げに先立ち、三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行は9月から15年物、20年物の住宅ローン金利を0.05―0.2%程度下げた。住宅ローン金利の参考指標の1つである長プラの引き下げは、「金利のさらなる下げを後押しする可能性がある」(大手銀行)。

[9月8日/日本経済新聞 朝刊]



最新の住宅ニュースから

2006-09-04 10:59:12 | 家づくり
●松下電工、低コスト耐震住宅建材を発売・木造住宅向け

 松下電工は1日、木造住宅向けに低コストの耐震構造建材「新Mフレーム」を発売すると発表した。柱とはりの接合部分を改良し同社従来品に比べ強度を約1.5倍高めた。柱の本数を減らせる分、従来の3分の2にコスト低減できるという。耐震構造住宅の需要が高まっており、3年後に年千棟分の販売を目指す。
 新製品は柱とはりを独自の接合金具で固定し強度を高めた。多様な設計が可能で、都市部の狭い土地に建つ3階建て住宅などに使えると見ている。
 同社は木材と鉄鋼を組み合わせた耐震住宅建材を1995年に開発。全国382店の工務店向けに販売している。新製品をテコに、2005年度に40億円だった建材の売上高を10年度に年110億円に拡大する計画だ。


●松下電工、テクノストラクチャー工法の家を全国で公開

 松下電工は、住宅の新築・建て替えを予定しているエンドユーザーを対象に、木造耐震住宅工法「テクノストラクチャー」の住宅を実際に確認できる「住まいのあんしん耐震見学会」を全国382ヵ所(予定)で開催する。
 テクノストラクチャー工法による住宅を建設する、全国の「ナショナルビルダーズグループ」各社が、自社の建築現場や完成住宅、モデルハウスなどを公開、具体的に部材などの紹介を行う。


最新の住宅ニュースから

2006-09-02 13:01:38 | 家づくり
●クボタ松下電工外装、自然素材の質感再現した外壁材

 クボタ松下電工外装(大阪市、中嶋建夫社長)は9月1日、外観を砂岩などの自然素材に似せた外壁材「光セラ ピクセラ」を発売する。カラー印刷のように様々な色を塗装できる技術を導入、大理石柄やモザイク柄を実際の色に近づけた。
 同社の光触媒技術「光セラ」を使い、壁に付着した汚れを分解する効果があるという。柄は3種類で計9色を用意した。


●住宅ローンの基準金利、3.6%に引き下げ・住宅金融公庫

 住宅金融公庫は1日、住宅ローンの基準金利(35年固定)を0.15%引き下げ、3.60%とすると発表した。基準金利の引き下げは3カ月ぶりで、長期金利の低下を反映した。4月の3.52%以来の低水準となる。5日以降の申し込みから適用する。