6月4日は、東京都と埼玉県の境に位置する三ツドッケと蕎麦粒山に登ってきました。
始発の電車に乗って、まずは奥多摩駅へ。朝がつらいっす。。。
奥多摩駅からバスに乗ってやってきたのは東日原バス停。登山口はバス停からすぐの場所にあります。
三ツドッケへの道は最初こそ九十九折の急登ですが、それを過ぎれば樹林帯の中をなだらかに登っていく気持ちのいい道。
一杯水避難小屋到着。ここまで来れば三ツドッケまではもう少し。
はい、三ツドッケ山頂です。別名の天目山の標識がかかっていますな。標高1576mなり。登山口から2時間でした。
雲取山?
さて、続いて蕎麦粒山に向かいますよ。
さくっと蕎麦粒山到着です。三ツドッケから1時間くらいだったかな。
三ツドッケもそうだったけど、山頂は虫が多いんであまり長居はしません。(虫よけを振りかけたそばから虫が寄ってくるという…)
さて、下りは仙元峠から仙元尾根を辿って浦山大日堂バス停を目指します。
ここが仙元峠。仙元尾根は自分が持っている山と高原地図(2002版、、、古っ!!)では破線の道で、迷マークや悪路という文字が見えます。
事前にヤマレコなんかで情報を集めたところ、一部不明瞭な箇所があるようですが問題なく通れるでしょう。通る人も少ないルートなんで、一応気を引き締めていきます。
結論から言うと、登山道は全く問題ありません。実線の登山道でいいくらいと思います。ただ、指導標はほとんどないので、道が唐突に90°曲がるところとかはルートを見失いやすいかもしれませんね。
またリボンが少なく、造林作業用の登山道とは関係ない目印のリボンが数多くあるので、秋の落ち葉で踏み跡が隠された時期などは危険でしょう。
まあ、そんなことよりも大きな問題がありましてね。仙元尾根を下り始めて40分くらいのところで、尾根の陰になっているところで動物の気配がしたんすよ。それでこちらの存在を知らせるために大きな声を出したんですがね、その動物は逃げるどころか尾根を越えてこちらに近づいてくんの。まー、鹿か熊か、想像していたのはそんなところでしたが、出てきたのは悪い方の奴でしたね。黒いあいつが見えたときに彼我の距離は50~60mくらいだったかな。そいつは間違いなく自分めがけて走ってくるわけですよ。
熊を見たら、目を離さずに静かに後退するってのがセオリーかと思うが、奴は斜面をこちらに向かって駆け下りてくる。そもそも人間の気配がしたら熊って逃げるもんじゃなかったのかよ。これじゃー熊鈴だって何の役にも立たねー。
考える暇もないっすよね。距離が30mくらいのことろでこっちは走って逃げるだけっすよ。逃げ切れなければガリガリされるかガブガブされるか、、、どっちもゴメンですし。
幸い、相手は急な斜面を下っているんで急に方向転換やストップはできないということを考える判断力は残っていたんで、とりあえず最初の襲撃さえ逃れれば大丈夫と思って走ったんだけど、かわしたと思って一瞬振り返った時には熊はそのまま斜面を走り抜けていったところだった。自分の後方10~15mくらいの距離でしたかね。
そんなことがあったんで、下りはもうゆっくりする気にもなりません。
当初は14:00のバスにちょうどいいくらいの時間に下山完了かと思っていたんだけど、13時にはバス停に到着しました。
いや、熊との遭遇は初めてだったけど、今まで聞いていた熊の行動パターンとは違っていましたね。あまり大きな個体ではなかったけど、そもそもツキノワグマってそんなに大きくないし、見えなかっただけで子熊を連れた母熊だったのかもしれない。
相手が上にいたからこちらは道なりの水平移動でかわせたけど、横方向で遭遇していたら逃げ切れていたかどうか。。。やばかったっすね。(その前に1人とすれ違っていたんだけどな…)
下山口の浦山大日堂が見えたときは嬉しかったですね。
まあ、いらんイベントが発生した山行でしたが、登りに使った道はほんとに歩きやすくて良かったですよ。
今日の山:三ツドッケ(1576m)・蕎麦粒山(1472m)
山ゲージ:19,841m
始発の電車に乗って、まずは奥多摩駅へ。朝がつらいっす。。。
奥多摩駅からバスに乗ってやってきたのは東日原バス停。登山口はバス停からすぐの場所にあります。
三ツドッケへの道は最初こそ九十九折の急登ですが、それを過ぎれば樹林帯の中をなだらかに登っていく気持ちのいい道。
一杯水避難小屋到着。ここまで来れば三ツドッケまではもう少し。
はい、三ツドッケ山頂です。別名の天目山の標識がかかっていますな。標高1576mなり。登山口から2時間でした。
雲取山?
さて、続いて蕎麦粒山に向かいますよ。
さくっと蕎麦粒山到着です。三ツドッケから1時間くらいだったかな。
三ツドッケもそうだったけど、山頂は虫が多いんであまり長居はしません。(虫よけを振りかけたそばから虫が寄ってくるという…)
さて、下りは仙元峠から仙元尾根を辿って浦山大日堂バス停を目指します。
ここが仙元峠。仙元尾根は自分が持っている山と高原地図(2002版、、、古っ!!)では破線の道で、迷マークや悪路という文字が見えます。
事前にヤマレコなんかで情報を集めたところ、一部不明瞭な箇所があるようですが問題なく通れるでしょう。通る人も少ないルートなんで、一応気を引き締めていきます。
結論から言うと、登山道は全く問題ありません。実線の登山道でいいくらいと思います。ただ、指導標はほとんどないので、道が唐突に90°曲がるところとかはルートを見失いやすいかもしれませんね。
またリボンが少なく、造林作業用の登山道とは関係ない目印のリボンが数多くあるので、秋の落ち葉で踏み跡が隠された時期などは危険でしょう。
まあ、そんなことよりも大きな問題がありましてね。仙元尾根を下り始めて40分くらいのところで、尾根の陰になっているところで動物の気配がしたんすよ。それでこちらの存在を知らせるために大きな声を出したんですがね、その動物は逃げるどころか尾根を越えてこちらに近づいてくんの。まー、鹿か熊か、想像していたのはそんなところでしたが、出てきたのは悪い方の奴でしたね。黒いあいつが見えたときに彼我の距離は50~60mくらいだったかな。そいつは間違いなく自分めがけて走ってくるわけですよ。
熊を見たら、目を離さずに静かに後退するってのがセオリーかと思うが、奴は斜面をこちらに向かって駆け下りてくる。そもそも人間の気配がしたら熊って逃げるもんじゃなかったのかよ。これじゃー熊鈴だって何の役にも立たねー。
考える暇もないっすよね。距離が30mくらいのことろでこっちは走って逃げるだけっすよ。逃げ切れなければガリガリされるかガブガブされるか、、、どっちもゴメンですし。
幸い、相手は急な斜面を下っているんで急に方向転換やストップはできないということを考える判断力は残っていたんで、とりあえず最初の襲撃さえ逃れれば大丈夫と思って走ったんだけど、かわしたと思って一瞬振り返った時には熊はそのまま斜面を走り抜けていったところだった。自分の後方10~15mくらいの距離でしたかね。
そんなことがあったんで、下りはもうゆっくりする気にもなりません。
当初は14:00のバスにちょうどいいくらいの時間に下山完了かと思っていたんだけど、13時にはバス停に到着しました。
いや、熊との遭遇は初めてだったけど、今まで聞いていた熊の行動パターンとは違っていましたね。あまり大きな個体ではなかったけど、そもそもツキノワグマってそんなに大きくないし、見えなかっただけで子熊を連れた母熊だったのかもしれない。
相手が上にいたからこちらは道なりの水平移動でかわせたけど、横方向で遭遇していたら逃げ切れていたかどうか。。。やばかったっすね。(その前に1人とすれ違っていたんだけどな…)
下山口の浦山大日堂が見えたときは嬉しかったですね。
まあ、いらんイベントが発生した山行でしたが、登りに使った道はほんとに歩きやすくて良かったですよ。
今日の山:三ツドッケ(1576m)・蕎麦粒山(1472m)
山ゲージ:19,841m
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます