カリフォルニアワインの新AVAウエスト・ソノマ・コースト【前編】/【後編】では、冷涼な海洋性気候の特別な地域でつくられたワインを紹介してきましたが、それらはカジュアルに飲むにはもったいないハイエンドタイプ。
気軽に飲むならこれだね!と思ったのが、同じ試飲会場で見つけたこちら。
California Roots (USA, California)
細かい生産地域名はなく、シンプルに“California”
とはいえ、しっかり管理されているサステイナブルな自社畑(トリンケロ・ファミリー・エステーツ)からのブドウを100%使用しています。
ラベルデザインもシンプルですが、洗練されて魅力的
価格も各1,580円(税抜)と、カジュアルな魅力的プライス
ひととおり飲んでみましたが、この季節、わたしが選ぶなら、
水色のラベルが涼し気な「California Roots Pinot Grigio California」と
ピンク色がキュートな「California Roots Rosé California」の2アイテム。
「ピノ・グリージョ」は100%ピノ・グリージョではなく、ピノ・グリージョ86%、マスカット・オブ・アレキサンドリア10%、 シュナン・ブラン4%。
爽やかな辛口白ワインですが、ほかのブドウ品種が少しブレンドされていることで、味わいにふくらみが出ますね。
「ロゼ」は、ブドウ情報が公開されていませんが、カベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインがあるので、カベルネは使用されていると思われます。
ジューシーでチャーミングな赤系フルーツの風味のロゼワインは、いつどんなときでも楽しめますが、気温が上がってくる季節は特に嬉しい
コクコク飲めます
栓はスクリューキャップで扱いやすく、ボトルを見ているだけでもリラックスした気分になってくるワインです。
週末の昼から飲むなら、こんなワインがいいなぁ~と思いました
※輸入元:WINE TO STYLE