ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

マドンヌのワインと食のマリアージュ@ル・プレジール

2015-05-31 17:26:08 | ワイン&酒
仏ボジョレーの生産者 「ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ」のワインが素晴らしかったことを、一昨日紹介しました。
その際に、食事ともよく合うワインである ことに触れました。

※マドンヌのワインの詳細リポート → コチラ

今回は、マドンヌのワインを、東京・九段下のフレンチ「ル・プレジール」の料理と合わせてみました。



私のイチオシは、マドンヌの基本キュヴェ


「Beaujolais Villages le Perron Tradition 2013」 参考上代2100円

ふっくらジューシーなこの赤ワインなので、シャルキュトリなどにバッチリ合いますし、重すぎない肉系の料理、チーズなどに幅広く合わせられるはずです。

ワインでも開けながら、ちょっと楽しく過ごさない?という時にうってつけ。
面白いことに、クリーミーな豆のポタージュにもよく合いました。



シャルドネ100%の白ワイン「Beaujolais Villages Blanc 2012」にも、このポタージュがいけました。
この白ワインは味わいがリッチなので、クリームを使ったもの、甲殻類などにの料理にピタリとハマると思います。



この日、白ワインのために出していただいたのはサーモンのミキュイ。
こっくりとしたバターソースがかかっていれば、ワインとの相性が良くなります。



表面にハーブや香辛料をまぶし、濃厚なソースを添えた肉には、スパイシーで複雑味のある 「Beaujolais Villages Cuvee Futs de Chene 2011」や、濃密で熟成感のある 「Beaujolais Villages Cuvee Jean Baptiste Bererd 2009」がオススメ。

いい熟成を重ねた上質なボジョレーワインには官能的なニュアンスがあり、手をかけた上等な肉料理、野鳥、鹿などにピッタリ。





マドンヌのワインが素晴らしいのは、料理とともにお互いに高め合って、素晴らしい経験を私たちにさせてくれる上、非常にハイパフォーマンスであるということ。
最上級キュヴェでも、参考上代は3000円台ですよ?

ブルゴーニュという名前を取るか、実を取るか?

ブルゴーニュのワインは、もちろん私も大好きです。
でも、“ボジョレーのマドンヌ” という選択肢を知っておくと、シアワセ度が増すこと間違いなしです


デセール

ガトーショコラは、しなやかでコクのある赤ワインによくマッチ

素晴らしいお料理をありがとうございました!



フランス料理 「ル・プレジール」
東京都千代田区九段南3-6-9
http://le-plaisir.net/

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6/6 「第11回ドイツワインフェスト」参加者募集中

2015-05-30 10:30:52 | ワイン&酒
「第11回ドイツワインフェスト」 が6月6日(土)に都内で開催されます。

試飲会形式でドイツワインが合計17種類(予定)楽しめるイベントです。

ドイツワインといえば、甘いテイストを想像する方も多いと思いますが、
このイベントでは、辛口の白&赤の方が多く登場します。

登場予定の生産者は下記URLで紹介されていますので、チェックしてみてください。

なお、一部有料で、200円で2012年のGGが、300円で2008年のゴールトカプセルアウスレーゼが用意されています。



第11回ドイツワインフェスト

日時:2015年6月6日(土) 14時~16時

場所:OAGホール(オー・アー・ゲー/ドイツ東洋文化研究協会内)
   東京都港区赤坂7-5-56 Tel:03‐3582‐7743
   ※アクセス:地下鉄 青山一丁目駅 出口4より徒歩5分

会費:事前申し込み(振込)3500円 / 当日4000円

主催:東京ドイツワイン協会

詳細:http://www.gws-tokyo.com/activities/the-11th-deutsche-wein-fest.html



前回に引き続き、今回もまたワイン注ぎのお手伝いをしますので、来場される方は、ぜひお声をおかけください。
私の担当は、今のところ辛口ワインのコーナーです。

※なお、食事は付いていません。

【参考】「第10回ドイツワインフェスト」リポート → コチラ



画像は3月に訪問したラインガウのシュタインベルガー畑

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今飲みたいボジョレ「ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ」

2015-05-29 11:39:02 | ワイン&酒
先月、フランスのボジョレーワイン の生産者が来日した際に飲んだワインが目からウロコでした!

ボジョレーというと、日本では新酒の“ボジョレー・ヌーヴォー”としての知名度が非常に高いため、ヌーヴォー以外のボジョレーワインについては、印象が薄いかもしれません。

ですが、ボジョレーワインには、実はかなりの掘り出し物がある んです。

たとえば、 「ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ」


Domaine de la Madone (France, Beaujolais)

ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌは、ヌーヴォーワインでも指名買いをするファンが多い造り手なので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌのヌーヴォーはたしかに美味しいですが、この造り手の真骨頂は通常のボジョレーワインにあると再認識しました。

ヌーヴォーだけでは、もったいない!


ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌの当主 ブルーノ・ベレールさん が来日

ブルーノさんは、ボジョレーのペレオン村で数百年に渡ってブドウ畑を所有するベレール家の当主であり、祖父の時に創設したドメーヌ・ド・ラ・マドンヌの当主でもあります。

ブルーノさんは3兄弟の長男で、醸造や輸出担当。
次男のオリビエさんは総務を、三男のフレデリックさんは栽培を担当と、3兄弟が力を合わせてドメーヌの運営にあたっています。

すべて自社畑、25ha。
「土地、セパージュを大事にしてブドウづくりをしている。よいワインをつくるには畑が大事」とブルーノさん。



ボジョレーには特別な10の生産地区があり、“クリュ”と呼ばれています。
ペレオン村は10のクリュの中に入っていませんが、11番めのクリュの最有力候補と言われています。

ペレオン村の土壌はブルイイと同じ性格で、また、フルーリーにも同じ土壌が見られることから、ワインの味わいはフルーリーによく似ている(豊かな芳香、果物の風味にあふれ、飲みやすい魅力的なワイン)と言われるそうです。

実は、ドメーヌのスタンダードキュヴェである 「Beaujolais Villages le Perron Tradition 2013」 を飲んだ時、フルーリーに似ている!と思いました。


Beaujolais Villages le Perron Tradition 2013

自社畑のすべてのブドウをブレンドしてつくられる、基本キュヴェ
色濃く、キレイな色調。熟したベリーの風味、スパイシーさが感じられ、非常にエレガントでジューシー。タンニンもキレイで軽やかで、心地よいワインです。ヌーヴォーによく現れる臭みがまったくない!ふっくら果実がおいしくて、これは驚き!
参考上代2100円って、嬉しくないですか?

ボジョレーは高さ250mくらいの丘が多い地域ですが、ペレオン村のマドンヌの畑は、より高い325~525mの位置にあります。
標高が高いと、実はゆっくりと成熟します。また、ドメーヌのポリシーとして、完全に熟した実を収穫するので、他の生産者よりも1、2週間遅い収穫となるそうです。
ただし、畑の標高や向きによってブドウの成熟に差が出るため、収穫は3~7回くらいに分けて行ない(年により変わります)、醸造も別々に行ないます。

醸造の前に重要なのが、収穫したブドウの選果で、マドンヌでは厳しい選果を行なっています。
ブルーノさんたちのお父さんはすでに引退していますが、85歳になる今も元気で、選果台の前に陣取っているそうです。ブドウへの思い入れがわかりますよね。




Beaujolais Villages Cuvee Futs de Chene 2011

フット・ド・シェーヌ はトラディションの上級キュヴェで、マロラクティック発酵と熟成を樽で行なっています。
アロマが複雑で、官能的。ジューシーで、ふくよかな口当たりが柔らかく、やさしい、繊細なタッチの赤ワインです。味わいにも複雑味があり、いい感じに美味しい!これもガメイ100%なんですよね…。私たちが思い浮かべるガメイのワインとは、まったく違います。
参考上代3000円。素敵

Beaujolais Villages Cuvee Jean Baptiste Bererd 2009

マドンヌの創設者であるジャン・バティスト(ブルーノさんの祖父)に敬意を表し、わずか1haの特別な畑のブドウからつくられる最上級キュヴェ。毎年は生産されません。

色濃く、エキス分も濃縮し、濃密なワインですが、アグレッシブさはまったく見られません。ベルベットのようにしなやかに絡みついてきます。おお!これも素晴らしい!
ここまで手をかけられてつくられたワインなのに、参考上代3300円。



どれも、ヌーヴォーのガメイのイメージとはまったくかけ離れたボジョレーワインたちです。

なぜ、こんなにエレガントでおいしいんでしょう?

前述したように、しっかり熟したブドウを収穫していること、選果を厳しく行なっていること、に加え、収量を低く制限すること、できる限り自然に近い栽培を行なうことも、ブドウのクオリティーを高めています。
ブドウの質が高くなると、ワインのクオリティーも高くなりますからね。

そしてもうひとつは、マドンヌの“畑”にあります。

土壌の性質を見極め、そこから得られるブドウにとって最高のワインづくりを行なっています。

基本的な土壌は、バラ色の花崗岩土壌になります。

例えば、ボジョレー・ヌーヴォーは、丘の下の谷になる部分(それでも標高300m)になる砂地の畑のブドウを使い、よりフルーティーに仕上げています。

トラディションは、7~8のキュヴェをアッサンブラージュします。
「谷の上の砂利質土壌のものも、谷の下の砂質土壌のフルーティーなものも、常にバランスを考えながらアッサンブラージュしている」とブルーノさんは言います。

Cuvee Futs de Cheneは、最良のテロワールのセレクションのアッサンブラージュです。

Cuvee Jean Baptiste Bererdは最良の最良で、Cuvee Futs de Cheneは中程度のセレクションとのこと。
ただし、「ブルゴーニュと同じ長熟するワインをつくろう!」というコンセプトの下、Cuvee Futs de Cheneはつくられています。

Cuvee Jean Baptiste Bererdは、標高500mの高い丘の南向き斜面、小石が多い土壌の畑のブドウを使用します。スパイシーでタンニンが豊富なワインになるからです。
1998年が最初のヴィンテージでした。
2009年はこれまでのベストのヴィンテージだそうですよ。



いずれも醸造はブルゴーニュ式で行ない、ボジョレー式のマセラシオン・カルボニックは行ないません。
酵母はドイツの培養酵母で、ニュートラルな性質のものを使います。
ブドウにリスペクトしたいこと、野性酵母は不安があることが、培養酵母を使う理由です。

そうそう、畑の話に戻りますが、谷の西側の土壌が粘土が多く、ガメイには向かないため、ガメイを引き抜き、シャルドネを植えることにしました。下は花崗岩で、表土が粘土の土壌です。


Beaujolais Villages Blanc 2012

この白ワインはブルーノさんの代になってからのものです。
イエローが色濃く、味わいも濃密。色の濃さと味わいの濃さは、よく熟したブドウを収穫しているからだそうです。
まろやかでリッチ、フルーツのニュアンスが濃く、しっとりとしたテクスチャーのワインです。樽のニュアンスは感じますが、エレガント系。酸はやや穏やかでしょうか。バターを使った料理に似合いそうです。参考上代2500円




ブルゴーニュの南の地で、ガメイでグランヴァンをつくりたい。
生産者の個性が現れているワインをつくりたい、というのがブルーノさんの願い。

さらにブルーノさんの言葉が続きます!

飲んで楽しんでもらえるワイン
ボトルの中に太陽を感じてもらえるワイン
畑とワインのバランスがとれたワイン

タンニンが繊細でフィネスがあり、エレガントさのあるワイン。
フィネスを出すため、マセラシオンの間はルモンタージュを少なくし、ブドウにダメージを与えないように、丁寧に扱っている、等々。
「大変な作業だが、バランスを探すために20年かかった」

だから、マドンヌのワインは、ブルゴーニュグラスで飲むのがオススメだそうです。

また、マドンヌのボジョレは熟成させてもおいしく飲める



トラディション1999年ヴィンテージのマグナム!
複雑で官能的なブーケ、しなやかで深みのある味わいは、ブルゴーニュを思わせます。
でも、ブルゴーニュとは違った風味があります。



「マドンヌの谷、マドンヌのワインを誇りに思っている」とブルーノさん。

そう自信を持って言われるのも、大いに納得。

マドンヌのボジョレーは飲む価値大
しかも、プライスがまた嬉しいじゃないですか!

食事と一緒にいただくと、さらにおいしさアップ!
これについては、また改めて。

(輸入元:株式会社ミレジム)

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「第1回シャルキュトリコンクール」審査結果発表!

2015-05-28 11:02:31 | おいしい食べもん
日本シャルキュトリ協会 の主催で、シャルキュトリの腕前を競う
「第1回シャルキュトリコンクール」 が開催されました。

※シャルキュトリとは? → 肉の加工食品のこと

その審査結果の発表および授与式が5月27日に「ルヴェ・ソン・ヴェール駒場」(東京都目黒区)にて行われ、取材に行ってきました。

コンクールには「プロ」の部「一般」の部があります。
プロの部は、日本国内においてシャルキュトリを作り、販売している人が対象です。
(レストランや、製造販売店のシェフや職人など)

プロ向けの部のテーマは “パテ・アン・クルート” Pâté en croute
パテをクルート(パイのようなパリッとした皮)で包んで焼いて仕上げたものです。



29名の応募があり、予選では写真とレシピを提出(4月23日)。
決勝に進んだ20名が作品を送り、5月27日に12名の審査員が試食して採点しました。


結果を待つ選手の皆さん

その結果…

1位  岡村 隆明氏  レストラン ル・ミロワール(広島県福山市)

ウサギのパテ・アン・クルート サリエットの香り

2位  塚本 治氏 (セルリアンタワー東急ホテル)

パテ・アン・クルート ソース シュプレーム

3位  永妻 信人氏 (セルリアンタワー東急ホテル クーカーニョ)

パテ・アン・クルート アレキサンドル デュメーヌ風



20名の作品は授賞式後のパーティーの際に試食することができました。


岡村さんの「ウサギのパテ・アン・クルート サリエットの香り」

これは味がよかった!
サリエットはハーブの一種で、英語ではセイボリー。タイムに似たシソ科の植物です。
臭みがあるといわれるウサギを、サリエットを使うことで、クセも臭みもなく、仕上げていたと思います。ややもすると強めに感じる塩加減もちょうどよかったです。

他の選手の作品を見てみると…



パテ・アン・クルートは、だいたい似たような姿をしていますが、中身や外の皮で変化をつけていて、カットした断面で楽しませてくれます。
これは!と目を惹くものもありますが、食べて味がイマイチだとガッカリ。
見た目の美しさも必要だと思いますが、一番の決め手は、やはり“味”ですね。



ドーン!と大きなサイズの作品もありました。
目を惹くので、大人数のパーティーなどに出せば、華やぎそうですね。



ロベール・ボリュー氏
(フランス・シャルキュトリ・ケータリング・食肉加工業連盟会長)
「フランスでは、シャルキュトリは、古いノウハウを持つ食文化のひとつ。シャルキュトリは、すぐに、簡単に食べられる優秀な食材。シャルキュトリは400種あると言われているが、今回は、そのうちのひとつ“パテ・アン・クルート”がテーマ」。



一般の部は、営業目的でシャルキュトリを作っていない人が対象です。
テーマは 「シャルキュトリを使った料理」

12名のエントリーがあり、書類審査(4月6日締切)を経た9名が決勝に進出。
4月26日に決勝大会が服部栄養専門学校にて行われました。

その結果…

1位 山本 眞紀氏「ホーム・スイート・ハムパイ 」
2位 木村 滋子氏 「春キャベツとレバーのメンチカツ シャルキュトリ風」
3位 依藤 亜弓氏「パテのタタン風 オリエンタル風味」


こちらは、作品を見ることができませんでしたが、審査員のひとり、服部幸應さんの講評を聞くと、見た目も味も、かなりハイレベルだったようです。

「家庭の料理の中に自然にシャルキュトリを使ったメニュー。一工夫されていて、魅力あるもの。出された時に、おおっ!という感動を審査員に与えたもの、さらに、口の中に入っていいマッチングを見せたものが3位までに入った」(服部さん)

※日本シャルキュトリ協会のHPに画像がありました → コチラ



プロの部の優勝:岡村 隆明氏 / 一般の部の優勝:山本 眞紀氏

山本さんの本業は、家庭や出張サービスで教える英語の講師だそうです。



コンクールの審査員として初来日した ジル・ヴェロ氏

パリ6区で人気の「メゾン・ヴェロ」3代目のシャルキュティエ。
今回は、デモンストレーションや講習会も行なったそうです。

「日本のエレガントさ、もてなしの心に感動。毎年、リヨンの近くでパテ・アン・クルートのコンクールがある。一番最近の優勝者は日本人。日本におけるシャルキュトリのポジションが発展することを確信した」と、ヴェロさん。

ヴェロさんの話に出ていたコンクールについて調べてみました。
フランスはドローム県のタン=エルミタージュで2014年12月1日に開催された「パテ・アン・クルート世界選手権2014」(Champion du monde 2014 de pâté-croûte)で、シャニーの三ツ星レストラン「Maison Lameloise」の河村英幸さん(岐阜県美濃加茂市出身)が優勝しています。日本人、頑張ってますね!
作品の画像を見て驚きました → コチラ (同コンクールのFacebook)



日本シャルキュトリ協会副会長の中村勝宏氏(日本ホテル統括名誉総料理長)は
「5-6位までは僅差だった。どれもレベルが高くて良かった。ただ、日本はまだまだシャルキュトリの認知度が低い。フランスではシャルキュトリを毎日食べる比率は99%。ワイン、フロマージュ、シャルキュトリはフランスの食文化の基本。コンクールを通じてシャルキュトリの認知度が上がるといい」と講評を述べました。

なお、上位入賞者には、ディプロムと、協賛各社からの賞品(シャルキトリ類、鍋、マグナムボトルワインetc...)が授与されました。
おめでとうございます!





授賞式に合わせて、式後には、日本シャルキュトリ協会の会員や、コンクール参加者、関係者らを交え 「Fete de la charcuterie francaise フレンチ・シャルキュトリ祭り」が開催されました。

会場となった「ルヴェ・ソン・ヴェール駒場」の伊藤シェフと、日本に長く住むフランス人、ライフスタイル・デザーナーのパトリス・ジュリアン氏の考案で、フランスそのままのシャルキュトリの楽しみ方ができるような料理がずらりと登場しました。



テーマは、“ちょっと田舎風に、家庭的に”

シャルキュトリは気取っていただくよりも、気軽に、自分の好きなように楽しみたいですからね


ジル・ヴェロ氏のシャルキュトリ盛り合わせ



いったい何種類あるのでしょう?
かなりのてんこ盛り!(笑)



ジル・ヴェロ氏のシャルキュトリの中から私はこちらの3点をチョイス。
意外にも、塩気がマイルド。

その他にも素晴らしい料理の数々がありました。



しかし、シャルキュトリはお腹がふくれます(笑)



ワインは、スパークリングのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ミュスカデ、プロヴァンスのカシ・ロゼ2種、ギガルのロゼと赤がありました。
昨日は暑かったこともあり、クレマンがおいしく感じました。
ロゼワインもシャルキュトリにはもってこいです。



シャルキュトリは、買ってきてそのままサッと出して食べられるのが魅力。
私もいつも瓶詰めのパテを常備しています。
一般の部のコンクールでは、市販のシャルキュトリをアレンジした料理が提案されましたが、手を加えてオリジナル料理にしてもいいですね。

おいしくて、便利なシャルキュトリは、忙しい私たちに嬉しいフードです


シャルキュトリ協会では年間を通じてさまざまなイベントを開催しています。
同協会の会員になると、イベントが会員価格で参加できます。
気になる方は、同協会ホームページをご覧ください。

日本シャルキュトリ協会
http://www.charcuterie.jp/index.php

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福島から山菜&棒鱈が届きました

2015-05-27 09:35:53 | おいしい食べもん
今朝、福島の叔母から、山菜が届きました。


ふき、うるい、うど

このほかにも、お茶、そうめん(小豆島産)、コーヒーなど、贈答品のお裾分けと思われるものが(笑)

その中で嬉しかったのが、「棒たら」



乾燥させた鱈を戻して煮たものですが、これは私も大好きなもの。

いつも色々と送ってくれる叔母に感謝です


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あんこ玉&芋ようかん@舟和

2015-05-26 18:02:23 | 甘いもん
今日はあまり余裕がないので、先日お隣からお裾分けでいただいた菓子の話題を。


あんこ玉  舟和(東京・浅草)

あんこを寒天でくるんだあんこ玉。
小豆、白いんげん、抹茶、苺、みかん、珈琲の6つの味があるそうですが、
この4つは、手前から時計回りに、苺、みかん、抹茶、小豆。

すべて、なめらかなこしあんで、それぞれのフレーバーがちゃんとわかります。
舟和のあんこ玉は初めて食べましたが、あんこ好きも納得の味。
見た目がカワイイので、デコレーションを考えると、女子会などで喜ばれそう。



芋ようかん  舟和

舟和といえば、やはり「芋ようかん」。
いただいた日の夜、主食替わりにパクパク。
しかも、写真の2切れを完食。
消費期限が短いですからね(笑)

久しぶりに食べた芋ようかんは、なつかしく、飾り気のない、ほっとする味。

気のおけない人への手土産なら、こういう素朴なお菓子もイイナと思いました


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素晴らしいメンバーとWine&SAKEの会@六本木

2015-05-25 18:09:39 | ワイン&酒
忙中“感”―感動 あり。

先週は厳しい1週間でしたが、最後の原稿を提出した日の夜は、清々しい気分である会へ。
海外で仕事をされている先輩が一時帰国しての、素晴らしい面々との華麗なる会です。
ひとり1本持ち寄りました。


Chateau Miraval Rose 2012 (仏プロヴァンス)

乾杯は、アンジー&プラピがオーナーであるミラヴァルのロゼで。
このワインはすでに何回も紹介していますが、今の季節、辛口ロゼワインは食事が始まる前のアペリティフ的にいただくのにピッタリです。
※紹介記事 → コチラ



EXTRO NV Kante (伊フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア)

エクストロはスロヴェニアとの国境にまたがる畑を持つカンテがつくる、品種も醸造方法も秘密という“規格外(エクストラ)”な白ワイン。沈んでいる澱をよく振って飲みます。よって、白く濁っています。ほわほわとしたやさしい口当たり。うまみが乗った滋味系で、これはユニーク、でも、好きです。
空豆のコンソメ(料理は後半を参照)とよく合いました。



シャルドネ 2013ドメーヌ・ミエ・イケノ (山梨県北杜市)

山梨県八ヶ岳の南麓に2007年に植樹、2011年にワイナリーを立ち上げた女性醸造家が、自社農園“猫の足跡畑”のシャルドネ100%つくる白ワイン。

2013年ということで、まだまだ若い!樽の風味は感じられますが、キレイなスタイルです。アルコール度数も軽めの12%。
しばらく置いておくと開いてきましたが、まだまだ物足りない感じでした。

実は、持参者のご厚意で、少量残ったボトルを持ち帰り、2日後に飲んでみました。
すると、最初に開けた時と全然印象が違う!よく開き、ふっくらなめらかで、まろやかになり、深みが出ています。このワインを今飲むのなら、早めの抜栓、場合によっては、やさしくデカンタージュをするのがいいかもしれません。温度も低すぎない方がお勧めです。



御坂甲州樽醗酵 2011 勝沼醸造(山梨県)

甲州100%の白ワインで、生産本数2208本という限定品。国際コンクールでもメダルを受賞しているワインです。

フレンチオーク樽で発酵させているこのワインは、私も昔から飲んでいてよく知っているつもりですが、以前飲んだ印象と大きく違っていました。ブラインドで出されたら、仏ブルゴーニュのルフレーヴのピュリニー?と言ってしまいそう。アルコール度数12%。
同社の有賀社長に聞くと、2009年以降はボルドー樽からブルゴーニュ樽に変えたとのこと。それでストンと納得しました。
素晴らしい熟成を重ね、リッチで優雅。甲州ワインのイメージが変わります。



Asatsuyu Sauvignon Blanc 2013 Kenzo Estate (米ナパ・ヴァレー)

やや遅れて登場したスペシャルゲスト氏が持参したのは、カプコンの辻本憲三氏がカリフォルニアのナパ・ヴァレーに設立したケンゾー・エステートのソーヴィニヨン・ブラン。「あさつゆ」という日本の名前がステキです。

ワイナリー唯一の白ワインで、かの有名な醸造家ハイディ・バレットが初めて手掛けたソーヴィニヨン・ブランです。果実味がクリアで、ハツラツとしていて、しかも華やか。ちょっとニュージーランドっぽさを感じました。温度が上がると、よく開いてきて、口当たりが良くなりますが、アルコール14.2%なので、注意が必要です(笑)




Wild Horse Blaufrankisch 2012 (米パソ・ロブルス)

赤ワインの1本目は、引き続きカリフォルニア。
しかし、ブドウ品種がオーストリアでよく見るブラウフレンキッシュ!
カリフォルニアのブラウフレンキッシュとは、またレアなものを…(笑)

色はキレイなルビー色。やや薄めのカラーです。
タンニンはシュッとしていますが、しなやかでエレガント。酸がジューシーで、サラリ感があります。ワインだけが主張せず、フードとの相性を楽しめるタイプでした。


Chemin de Moscou 2008 Domaine Gayda (仏ラングドック)

この造り手ドメーヌ・ガイダも何度も紹介してきました。
同じワインを3年前に飲んでいますが、今飲むと、まったく違う!

いい熟成を重ね、濃密でなめらか。色濃く、コショウのスパイシーさに、官能的なニュアンスも現れ、これはもうたまりません。いい飲み頃を迎えています。仔牛のシチューのソースともよく合いました。

※3年前の生産者来日記事 → コチラ



Masseto 1999 Tenuta dell'Ornellaia(伊トスカーナ)

この日の主役には、このタイミングで登場していただきました。
酔わないうちに、です(笑)

これも仔牛のシチューによく合います。
ワイン詳細はすでにアップしていますので、コチラ をご覧ください。



Ch. Lagrange 2009 (仏ボルドー)ー

ラグランジュは、ボルドーのサン=ジュリアンにサントリーが所有するシャトーです。
マセート1999年と比べると10年の差があり、やはりまだ若さを感じます。姿がシュッとしていて、スーッとする感じ&インクのニュアンス。品がいいです。今開けるのは早いですね。もう少し待つべし。



サントリー 登美 2009サントリー 登美の丘ワイナリー (山梨県)

こちらもサントリー&2009年。
カベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロ35%、プティ・ヴェルド20%という構成。
まだ若く、酸のみずみずしさが感じられますが、ラグランジュよりは飲み頃に近づいています。

さて、いよいよデザート系


梵 天使のめざめ 純米大吟醸 樫樽10年超熟酒 2001年醸造(福井県)

IWC2015年で古酒のトロフィーを獲得した日本酒の古酒です。
独特の風味があり、甘さもあります。私は華鳩の貴醸酒を思い出しました。
カスタードっぽいニュアンスがあるので、クレームブリュレにオススメ。



水芭蕉 デザート酒 2009 永井酒造(群馬県)

とても素敵なボトルデザイン&エチケットのデザート日本酒。
軟水を思わせる透明感のある甘さがあり、ブルーチーズの塩気とよくマッチしました。
食事のシメに、デザートワイン的に飲めます。
こういう日本酒の飲み方を取り入れていくと、面白い!



【番外編】飲むタマリンド(非アルコール)

クエン酸、酒石酸などの有機酸を非常に多く含むフルーツ“タマリンド”(インド産)に、インド産野生黒蜂蜜、デーツを加えてドリンクにしたもの。甘いですが、酸味がほどよくあるので、意外とスッキリ飲めます。こちらは、高校~大学の先輩が輸入しています。
(輸入元:印度料理シタール http://www.rakuten.co.jp/sitar/



お料理はこちら。



お店は、ワインレストランの草分け的存在、「ミスター スタンプス ワインガーデン」(東京・六本木)。
今回もお世話になりました。



この会は、人もワインも、毎回素晴らしい顔ぶれですが、今回もしかり。
主催のS先輩の人柄と顔の広さのおかげですね。
S先輩、参加の皆さん、ありがとうございました!

そうそう、この会の翌日はいつも二日酔いに苦しむのですが、今回はテンポよく、少しずつワインを出していったおかげで、翌日はスッキリでした(笑)

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静岡から新茶が届きました

2015-05-24 12:34:28 | おいしい飲みもん
慌ただしかった先週、友人から新茶が届きました。

以前にも紹介していますが、友人のイトコが3代目、という静岡のお茶問屋のもの。


静岡茶「駿河路」 新茶  お茶のだいさん(静岡県)

嬉しいことに、お菓子付き

白あんと抹茶の「お茶ぼーろ」は昨年はじめていただき気に入った小さなお菓子。
手前は抹茶を使ったチョコレート菓子。抹茶が濃厚で美味です。



肝心のお茶ですが、ずっと忙しかったせいで淹れる余裕がなく、まだ飲めていません。

でも、今日はこの後、少しゆっくりお茶が飲めそうかな。

友人にはいつも感謝です


静岡 お茶のだいさん
http://e-daisan.com/

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ご褒美ワイン「MASSETO 1999」

2015-05-23 17:22:06 | ワイン&酒
先週、今週と、急な取材が立て続けに入り、そのまますぐに原稿も出さないといけない、という怒涛の2週間がようやく終わりました。

そんなこんなで、注意力が散漫になっていたのでしょう、お財布を忘れて出かけてしまった日があり、また、先週の日曜日から昨日の午前中まで車の運転席の窓が全開のまま気づかずにいたり。。。
特に、今週は雨がひどい日が何日かあったので、パワーウインドウの横の手をかける部分に1センチほど水が溜まっていました!
その下の、ポケットに入れていたものも湿っているし、これはまずいのでは?
思わず、ムンクの叫びのようになりました

ちょうど先週車検を受け、ディーラーに車検証を受け取りに行く都合があったので、さきほど出かけ、その際にこの件を話したところ、点検してもらえました。
電気系統やコンピューターチェックでは問題なく、ほっ。
先週車検を受けたばかりなので、点検費用はいりません、と言われました。
よかった!

仕事の方も、まだ校正がひとつ残っていますが、95%は片付き、ほっ。




前置きが長くなりましたが…
一段落ついたので、昨夜は(この時はまだ車の心配を抱えたままでしたが)、久しぶりのワイン会で、素晴らしい面々と素晴らしいワインをゆったりといただくことができました。
後日改めてアップしますが、1本だけ紹介します。


MASSETO 1999 Tenuta dell'Ornellaia (Italy, Toscana)

伊トスカーナのテヌータ・デル・オルネライアがメルロ100%でつくるス-パータスカン
「マセート」をいただくことができました。



しかも、いい飲み頃になってきている1999年。
タンニンが溶けこみ、なめらかでやさしく、熟成の旨味も加わり、ため息もの。


この2週間、休まず頑張ってきた私には、素晴らしいご褒美ワインとなりました。
ごちそうさまでした


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「バゲット プラタヌ」@シニフィアン シニフィエ

2015-05-22 09:45:35 | パン
もう1軒、こちらも人気のパン店 -シニフィアン シニフィエ Signifiant Signifié

ユーハイム出身の志賀シェフが2006年に世田谷に開業。

三軒茶屋と池尻大橋の間という、ちょっと行きにくい場所のため、 店に足を運べないでいましたが、日本橋高島屋の地下に出かけたら、「シニフィアン シニフィエ」の看板発見!



バゲットプラタヌ シニフィアン シニフィエ  1/2  250円(税抜)

同店のスタンダードなバゲットならハーフ160円。これは250円。ちょっとお高い。
何が違うの?

「生地も作り方も違います。プラタヌはシェフのスペシャリテ」 と、店員さん。
一言でいえば、低温長時間発酵バゲット
原料は、フランス産オーガニック小麦、海洋深層水、天然水etc...



さらに、「ビニールに入っているので、少ししんなりしているかもしれませんから、食べる際には軽くオーブントースターなどであぶるとパリッとします」と説明してくれました。

熱心な店員さんでした。
そのアドバイス通り、家ではトースターで軽くあぶりました。



細身でハード、そして、ほぼ皮!

皮はとても噛みごたえがあり、あごが疲れるほど口を動かす必要があります(笑)
皮好きの方にオススメのバゲット です

店員さんが、パテやテリーヌなどを塗って食べてもおいしい、と言っていたので、ストックしてあったウサギのテリーヌを開けてみました。



確かにおいしい。クリームチーズを塗っても相性バッチリでした。
何も塗らずにそのまま食べるのも、パンそのもののおいしさがよくわかるので好きです。

家で食べるなら、長さ30cmほど、税込270円のハーフサイズが私にはピッタリ。
バゲット1本で500円超は、さすがにちょっと贅沢なので(笑)

ちなみに、Baguette Platane ―プラタヌとは、プラタナスの木のこと。
店の前にあるプラタナスの木から取っているそうですよ。



シニフィアン シニフィエ 
世田谷本店/日本橋タカシマヤ店
http://www.signifiantsignifie.com/

日本橋高島屋のショップは常設店舗なんですね。
デパ地下で買えるとは嬉しい!

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ル・プチメックのパン@新宿

2015-05-21 10:16:40 | パン
新宿のパン屋で評判が高いのが、新宿マルイの1Fにある 「ル・プチメック」

京都で人気のパン屋の東京初出店として、パン好きの間で評判ですね。
私も何度か店までは行くものの、長い行列に断念。。。

今回出かけたら、空いていたので、イートインを利用してみました。


桃のデニッシュ (210円)   トルデュ(枝豆とベーコン)(220円) 
※価格はすべて税抜



枝豆の方は、生地に枝豆とベーコンが比較的たっぷりめに混ぜ込まれています。
見た目からは、生地はむっちりしているように想像したのですが、ややパサつく感じ。
焼きたてなら、むっちりしているのかも。
家なら温める方法がありますが、イートインはそれができないのが残念。

新商品という桃のデニッシュは普通のおいしさ。
桃は国産でした。

※イートインのコーヒーは250円




栗と柚子のセーグル  (290円)

せっかくなので、口コミで評判のいい栗と柚子のパンを購入し、家で食べてみました。
柚子皮が全体に混ぜ込まれ、柑橘好きには嬉しいパンです。



栗と柚子って意外な組み合わせですが、悪くありません。



栗が大きいまま入っているのが嬉しい。
ライ麦まじりセーグル系の生地もよく、しっかりしたかみごたえがあります。

ここはバゲット系、カンパーニュ系、セーグル系など、ハード系の生地の方が、私の好みに合いそうです。

パテやチーズ、ハムなどを挟んだカスクルート類が色々あったので、次にイートインする機会があれば、そちらをを試してみたいと思います。


ル・プチメック
東京都新宿区新宿3-30-13 新宿マルイ本館1F
Facebookページ https://www.facebook.com/boulangerie.lepetitmec

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LOVE ROSEでロゼワイン尽くし

2015-05-20 09:53:29 | ワイン&酒
5月19日、ロゼワインをもっと日本でも広めようという目的でプロモーション活動をしている LOVE ROSE の主催によるプロ向け試飲会が、新宿三丁目のマルゴグランデで開催されました。



今回の出展は 18社、12カ国、50アイテム



品種も多様で、味わいも色も多彩です。



なんで、こんなに色々なロゼワインがあるの~?



国別では、日本、フランス、南アフリカ、アメリカ、ブルガリア、スイス、イタリア、レバノン、ポルトガル、スペイン、チリ、アルゼンチン



面白いのは、ロゼワインを飲むと、食べたいものや飲みたいシーンが、白や赤ワインよりも浮かんでくること。

塩焼きの地鶏、生ハム、サラミ、スイーツ、野原でピクニック、昼下がりの女子会、ありとあらゆる食、シーンが湧いてきます。



しっかりした味わいのワインをしっかり冷やして飲みたい時、ロゼならもってこいです。




ロゼワインはニッチ?いえいえ、柔軟なワインなんです(笑)
うんちくも不要です。



こだわりのワインあり、ゆる~く飲めるワインあり。



帰りには、試飲された方がいい笑顔になっていました。

会場となった新宿三丁目の「マルゴグランデ」さんには大変お世話になりました。
また、出展の皆さまも、ありがとうございました!



私はLOVE ROSEの世話人をしており、この試飲会の準備から携わってきましたが、今回もたくさんの方にご来場いただき、本当に嬉しい限りです。

本日は画像でザックリ紹介しましたが、新たに出合ったロゼ、気になったロゼなどを、改めて個別にピックアップしていければと思っています。



夏以降は、消費者対象のロゼワインイベントも企画しています。
決まり次第、ご案内しますので、どうぞお楽しみに

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焼きクグロフ@モロゾフグラン

2015-05-19 10:00:00 | 甘いもん
先日、赤羽での用事の帰りに、そういえば、JR赤羽駅には友人がお気に入りの“モロゾフ” の焼き菓子 「クグロフ」があるって言ってたっけ、と思い出し、駅構内ecuteのモロゾフのショップに寄ってみました。

店内にはクグロフのお菓子が何種類もあり、友人の言っていたクグロフがどれだかわからなくなりました。
でも、赤羽と川崎の2店舗でしか売っていない、と聞いていたので、店員さんに伝えると、それなら、おそらく 「焼きクグロフ」 でしょうと。


焼きクグロフ  モロゾフグラン

少し小さ目のピンポン玉くらいの、ひとくちサイズのお菓子です。
この日は3つのフレーバーがあり、手前から時計回りに、ピーチメルバ、クレームブリュレ、メープル



フレーバーは季節によって変わるようです。
ピーチメルバは1個86円、他は1個54円。
1個のお値段は手頃。なんたって、ひとくちサイズですからね。


断面図

クグロフ は、ブリオッシュの生地をクグロフ型で焼いたお菓子です。
本来なら独特のうねり模様が見られますが、これは小さすぎるので、模様が見られません。
食感は、弾力のあるむっちり系。

季節限定のピーチメルバには桃の果肉がトッピングされていますが、正直なところ、私も母も、ピーチメルバが3つの中ではイマイチでした。トッピングは不要かも。

他の2つの方が、むちっとした食感 とフレーバーが楽しめました。
もちろん、好みもあるでしょう。



ところで、このクグロフには「焼き」と付いていますが、元々クグロフは焼いて作られるものなので、なんとも不思議なネーミングだと思いました(笑)

なお、この焼きクグロフは、4月に越谷レイクタウンにオープンした店舗でも販売されるようになったので、首都圏では3店舗で購入できますいます。
モロゾフのHPでは、焼きクグロフ情報はなぜか掲載されていませんので、ご注意を。

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オーガニックのスペインワイン&ドライイチジク

2015-05-18 12:41:20 | ワイン&酒
先週から今週は急な取材がバタバタと入り、その上、締切がタイトなので、取材で外出しているか、家で原稿執筆しているか、という毎日。
当然、プライベートで外出する余裕はなく、外出の途中で入手したスイーツなどに癒しを求めるしかなかったわけですが…

近所にできた新しいスーパーのワイン売り場(これが意外と充実!)で見つけたワインをいくつか買ってきたので、そんなわけで、先週末はこのワインで軽~く晩酌


Cabernet Sauvignon Organic 2013 Parra Jimenez (Sapin, DO La Mancha)

スペインはラ・マンチャのパラ・ヒメネスが 有機栽培のブドウ100% 造るカベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインです。
このエチケットも気に入りました。



お値段は1000円ほど。
味わいは、若々しく、チャーミングな果実感のあるミディアムボディ。
アルコール12.5%。


スペインの認証機関SHCのオーガニック認証を取得しています

雑味なく、スーッと軽やかに飲めます。
カラダが疲れている時には、やさしいタイプのワインの方がほっとします。
なら、飲まなきゃいいのに、というのは言わないでください(笑)

(輸入元:ローヤルオブジャパン)




3月にドイツで買ってきたビオのドライイチジク(トルコ産)との相性がバッチリ

解凍した冷凍ブルーベリーを載せたヨーグルトにも合いました

さて、今日もこの後はまた取材へGO!

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インパクト大なパン&どら焼き!@高知&北海道

2015-05-17 10:03:34 | 甘いもん
最近食べたあんこ系地方菓子の中で、インパクトが強烈だったもの を紹介します(笑)

ネーミングでインパクト大だったのが、羊羹ぱん


羊羹ぱん  菱田ベーカリー  (高知県宿毛市)



パンの表面に、あんこが薄くコーティングされています。
これが羊羹?

メーカーのHPを見ると、昔、焼きすぎて表面が焦げたパンをごまかすために茶色いようかんを塗ったのが始まりだとか(笑)



パンの中はこしあんが入っていて、いわゆる“あんぱん”です。
あんこはなめらかで美味しいけれど、パンが少々パサつき気味。要冷蔵で冷蔵ケースで売られているため、仕方ないでしょうかね。

成城石井にて180円で購入。



こちらは 見た目 がインパクト大


あんこたっぷりどら焼き(どどらー)  わかさや本舗  (北海道札幌市) 



一見すると、普通のどら焼きですが、横から見ると凄さがわかります。

粒あんのあんこの塊を、小振りなどら焼きの皮で挟んでいます。
挟んでいるというよりも、張り付いている、という感じ?


ドーン!としたあんこの迫力が素晴らしい!

とにかく、あんこが重い!(あるネットHP情報では155gだとか!)
手に持ってずっしりのあんこボールは十勝産小豆を使っています。甘さがしっかりあり、それでいて甘すぎず、あんこ好きも納得の加減。
皮もしっとりしておいしく、皮好きとしても満足です。

有楽町交通会館にある、北海道どさんこプラザで、220円(税抜)で購入。
箱入り(3個入り)もあるみたいですよ。

このどら焼きはまた買いたい!
あんこ好きを唸らすことができる銘菓です


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