ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

確定申告の季節です(笑)

2018-02-28 15:22:04 | 雑記
確定申告は2月中に!と思っていましたが、今週中さえも難しそうです。

この季節、毎年毎年苦労していますが、今年は取り掛かる気力がなく、でも、やらねば!



世間はオンラインのe-taxが主流かもしれませんが、私は用紙に下書きしてから、というアナログスタイル(笑)

来週早々の提出を目指して頑張ります!


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オクシアニアルのお洒落チョコ

2018-02-27 16:42:12 | ワイン&酒
甘いもの好きなので、スイーツのいただきものが時々あります

これは初!
知らなかった!


「マンディアン」  オクシタニアル(Occitanial)

薄いプレート型のイチゴ味のチョコレート。
お洒落でかわいい
色々なフレーバーがあるようです。

パリンとした食感で、イチゴの味がしっかり。
上に載っている真珠のような粒は、噛むとカリッとします。

南フランスのイメージがコンセプトだそうで、添えられていたショップカードも南仏らしいデザインで、南仏の幸せのシンボル“セミ”も小さく描かれています。
探せましたか?



「オクシタニアル」はクラブハリエ系列のフランス菓子店だそうです。

このチョコはオシャレ女子の友人からいただいたのですが、スイーツ店情報は嬉しいです。
Yさん、ありがとう~

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桜餅の食べ比べ(笑)

2018-02-26 15:53:24 | 甘いもん
今日のランチデザートは、桜餅を2つ。

くるりと巻いたタイプと、道明寺(どうみょうじ)の桜餅の2種類を買ってきたので、これは食べ比べないといけません(笑)



ひとつは、しっとり、むっちりとした 道明寺の桜餅(右)
蒸したもち米を干して、粗みじんに挽いた道明寺粉をまぶしています。




クレープ状の小麦粉の皮でくるりと巻いた桜餅(左)は東日本、道明寺の桜餅は西日本と言われますよね。

好みが分かれるところですが、私は断然、道明寺

中はどちらも、こしあんでした。
もちろん、お雛さまに供えてからいただきました

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こんなCAVE Roseも飲んでみました

2018-02-25 18:39:55 | ワイン&酒
先日はスペインのスパークリングワインCAVA飲み比べの話を書きましたが、スーパーで叩き売り価格で売られていたロゼのCAVAを見つけたので、思わず買ってみました(笑)


CAVA Jaume Serra GRAN LIVENZA Rose Brut (Spain)

とても色の濃いロゼです。
ブドウ品種は不明。

おそらく、あまりいい環境に置かれていなかったと思われます。
でも、泡は元気でしたし、フルーティーさもあり、家ゴハンで晩酌するには充分でした。

※輸入元:ネスコジャパン

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おひなさまを出しました

2018-02-24 16:04:18 | 雑記
勤め人ではないフリーランスの私でも平日はなにかと余裕がなく、お雛さまを出せないでいましたが、先ほどようやく出しました。



このお雛さまは、家の中で、おそらく最も年代物だと思います(笑)

ひなあられを買い、いちごを買い、お雛さまの前へ。
桜餅も買わないと!




今年はなかなか春らしくなってくれませんが、桃の花も室内では咲いてくれました。

来週はもう3月。
時間の過ぎるのが早い!

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オーストリアワインを飲むならこの店をインプット!@バイ・ザ・グラス・キャンペーン2017受賞店

2018-02-23 18:08:19 | ワイン&酒
先日、オーストリア大使館商務部の主催による
「オーストリアワイン・バイ・ザ・グラス・キャンペーン2017」の受賞店発表のニュースリリースが届きました。

オーストリア大使館商務部が2017年10月1日から11月30日まで全国の飲食店で展開した、オーストリアワインをグラス1杯から楽しめるキャンペーンです。

キャンペーン参加店舗数は49軒、うち 報告書提出店舗数 30軒、
報告書記載合計販売本数は 3917本 となりました。

報告書提出店の中から、以下東日本、東京都、西日本の各地域のカテゴリで、最優秀賞1店、優秀賞2店、奨励賞2店が決定しました。


東日本の部 EAST JAPAN

最優秀賞 (1st Prize)
ル・タン・ペルデュ / 愛知県 (Le Temps Perdu / Aichi)

優秀賞 (2nd Prize)
ガストホフ逢う日会うでい / 福島県 (Auhi Auday / Fukushima)
ワインハウス Bailey A / 静岡県 (Wine House Bailey A / Shizuoka)

奨励賞 (3rd Prize)
ワインバー アッカトーネ / 岩手県 (Wine Bar Accatone / Iwate)
鯖寅果実酒商店 / 神奈川県 (Sabatora Kajitsushu Shoten / Kanagawa)


東京都の部 TOKYO

最優秀賞 (1st Prize)
ワイン場CataCata / 大田区 (Wine Bar CataCata / Ota-ku)

優秀賞 (2nd Prize)
銀座 壮石/ 中央区 (Ginza Soseki / Chuo-ku)
サンパ/ 杉並区 (Sympa / Suginami-ku)

奨励賞 (3rd Prize)
Kitchen Crown / 世田谷区 (Kitchen Crown / Setagaya-ku)
銀座ハプスブルク・ファイルヒェン / 中央区 (Ginza Habsburg Veilchen / Chuo-ku)


西日本の部 WEST JAPAN

最優秀賞 (1st Prize)
すみや亀峰菴 / 京都府 (Sumiya Kiho-an / Kyoto)

優秀賞 (2nd Prize)
リストランテ・オルティーヴォ / 京都府 (Ristorante Ortivo / Kyoto)
Stadt Heurige 葡萄舎/ 兵庫県 (Stadt Heurige Budoya / Hyogo)

奨励賞 (3rd Prize)
Bistro Müog OT / 兵庫県 (Bistro Müog OT / Hyogo)
国産チーズ酒場Ace / 兵庫県 (Kokusan Cheese Sakaba Ace / Hyogo)




知っている店はありましたか?

日本全国にはたくさんの店があり、店選びに悩みます。
バイザグラスキャンペーンはすでに終わっていますが、こうしたキャンペーンの受賞店を狙って行く、というのは、ひとつの賢い選び方だと思います。

[参考]

審査方法・各賞品
http://www.advantageaustria.org/jp/events/20170901_by_the_glass_shop_.ja.html

審査結果
http://www.advantageaustria.org/jp/oesterreich-in-japan/news/local/20180201_by_the_glass_result.ja.html

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「第4回アジア・オセアニアソムリエコンクール」公開決勝は10/18@京都

2018-02-22 16:44:03 | ワイン&酒
一般社団法人日本ソムリエ協会(JSA)によるソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)叙任式が行われた2月19日、「2018年 第1回 JSA 賛助会員・プレス懇談会」も行なわれ、田崎真也会長および各部門担当者より2018年度のJSAの活動方針や活動予定の報告が行なわれました。


田崎真也JSA会長

ここでは、皆さんが興味ある内容や情報に絞って紹介しましょう。

まず、今年は 「第4回アジア・オセアニアソムリエコンクール」が日本で開催されます。

世界コンクールの中のエリア別コンクールで、アジア地区とオセアニア地区の代表選手が競い、優勝者は世界最優秀ソムリエコンクールへの切符を手にすることができます。

10月15~18日に開催され、決勝は 2018年10月18日(木)に公開で行なわれます。
会場は京都の京都ホテルオークラの予定です。

10/18の公開決勝は誰でも観戦できますので、興味ある方は、今のうちからスケジュールを入れておいてください。
京都なら私も取材に行きたいです。


他のコンテスト関係では、以下が予定されています。

JSAソムリエスカラシップ公開審査 ― 4月23日(月)
 ※27歳以下の若手ソムリエ限定のコンクールです

第2回ブラインドテイスティングコンテスト
 ― 予選:5月30日(水)全国 /公開決勝:10月29日(月) 名古屋

第7回全日本ワインエキスパートコンクール ―未定


直近に若手ソムリエ対象の「JSAソムリエスカラシップ」公開審査が4/23にありますが、ここで優勝した人が、後々の全日本ソムリエコンクールで優勝、準優勝にすることが多いので、要注目のコンクールです。
“ソムリエ”とありますが、飲食店勤務の方だけでなく、ワインショップ、輸入業者で働く方も資格名が“ソムリエ”に統一されたので、対象となります。
今回、公開決勝に進んだ12名のうち4名が飲食店以外だそうです。


来年以降の予定としては、
SAKEディプロマ取得者(昨年度+今年度)を対象に、SAKEディプロマのコンテストが行なわれる予定(詳細未定)。



なお、2018年度のソムリエ、ワインエキスパート呼称資格認定試験ですが、一次試験に「CBT方式」が導入されます。
これについては、また別途紹介したいと思います。

※コンクールやイベントなど、詳細はJSAのHPを参照してください

一般社団法人 日本ソムリエ協会
https://www.sommelier.jp/


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スペインのCAVA飲み比べ@晩酌

2018-02-21 17:32:29 | ワイン&酒
最近の家飲み晩酌で、スペインのスパークリングワインCAVAを2種類続けて飲みました。
どちらもネットショップのセット販売で買った、超お手頃価格のワインです。

CAVAはシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵でつくられるスパークリングワインですが、1000円程度で買えるものも多いので、家で軽く晩酌する時には、なかなか使える存在です。

今回飲み比べた2つのCAVAのうち、こちらの方が私は気に入りました。


NIT DEL FOC CAVA Brut NV (Spain)

“ニット・デル・フォック ブリュット”
はスペインのバレンシア州産の辛口カバで、ブドウ品種はマカベオ90%、シャルドネ10%
果実の厚みがほどよくあり、酸もキリッと引き締まり、いいバランスで飲めます。



アルコール度数11.5%とライトですが、飲みごたえもほどよく、物足りなさはありません。
2017年のあちこちのコンクールで色々受賞しているようですが、なるほど、と思います。
価格は1000円台前半。優秀です。

エチケットデザインが花火に見えるので、花火大会の時にいいかも、なんて、まだまだ寒さに震えながら思いました(笑)




CAVA Mas Pere Seleccio Brut NV (Spain)

もうひとつのCAVAが、スペインのカタルーニャ産の辛口カバ“マス・ペレ・セレクシオ ブリュット”で、ブドウ品種は、マカベオ3%%、チャレッロ35%、パレリャーダ30%
こちらの方がアタックがやさしく、泡も酸もソフトです。
アルコール度数は同じ11.5%。



やさしい味わいと華やかなフォイルのデザインは、女性に好まれそうでしょうか。
ひなまつり女子会などにいいかも。
こちらの価格は、ニット・デル・フォックよりも少々お安くなります。



どちらも1000円台前半というカジュアルCAVAですが、カッチリしたボディと酸が好きならニット・デル・フォック、酸が穏やかでフェミニンな味わいが好きならマス・ペレ・セレクシオをオススメします

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中村梅雀さん、名取裕子さんらが名誉ソムリエ就任!

2018-02-20 09:58:52 | ワイン&酒
一般社団法人 日本ソムリエ協会では、ワイン、日本酒、焼酎などの飲み物の楽しみ方を広く伝え、協会の趣旨や活動を知らしめてもらうことを目的として、国内外の著名人に
ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)の称号を授与しています。

対象は、ワインや日本酒などの飲み物の普及とソムリエの育成に功績のあった方、また、今後、飲食業界ならびにソムリエ協会の発展のために尽力いただける方ということで、2月19日、以下の7名の方々がソムリエ・ドヌールに就任されました。



<新任ソムリエ・ドヌール> ※50音順
(着席者、左より)
岡藤 正広(おかふじ まさひろ)さん  伊藤忠商事株式会社 代表取締役社長
見城 徹(けんじょうとおる)さん  株式会社幻冬舎 代表取締役社長
Coba(こば) さん  アコーディオニスト、作曲家
鈴木 英夫(すずきひでお)さん  新日鐵住金株式会社 常務執行役員
中村 梅雀(なかむらばいじゃく)さん  俳優、ベーシスト、作曲家
名取 裕子(なとりゆうこ)さん  女優
林 芳正(はやしよしまさ)さん  文部科学大臣 参議院議員

俳優の中村梅雀さん、名取裕子さんは知っている人も多いと思いますが、その他の方々は、会社名は知っていても、どんな方なのかがよくわかりません。
ですが、司会の方からの紹介を聞くと、ワインエキスパートもSAKEディプロマの両方を取得されている方、365日ワインを楽しんでいる方、海外のワイナリーと深く交流されている方などなど、皆さん、相当のワイン好きということがわかります。
ソムリエ・ドヌールに叙任されるのも納得です。




先輩ドヌールの松尾貴史さんより、ぶどうの木の枝で肩を叩く儀式が行われました。



名取さんには跪く松尾さん



田崎真也会長からはソムリエ・ドヌールバッジが授与されました



先輩ドヌールの宮川俊二さんの立会により、叙任のサインが行なわれました。



代表して誓約文を読み上げる名取裕子さん。
今回から「ワイン」という部分が「飲み物」に変わった新しい誓約文だそうです。



中村梅雀さんの発声で乾杯!



乾杯ワインはChampagne Duval Leroy



梅雀さんと名取さんのお二人には、別室で囲み取材をさせていただきました。



中村梅雀さんは、荒井基之さんの店「ヴィーニ・ディ・アライ」でイタリアワインに魅せられて以来のイタリアワイン好き。特にネビオロにハマり、ピエモンテを訪問し、あちこちのワイナリーを回られたとか。
イタリア旅行中に夜中の移動をすることになった際に、夜中にパリパリ薄皮のピザと生ハムを食べながら飲んだワインがとても沁みた、とのこと。
ワインばかりではなく、日本酒も焼酎も、シングルモルトも大好きで、それは以前に「レモンハート」のマスター役をされた縁もあるようです。
色々なお酒に詳しく、お喋りもお上手な梅雀さんですから、一緒に飲んだら、さぞや楽しいことでしょう。

名取裕子さんは、仕事柄、各界の著名人、紳士の方々と食事をする機会があり、素晴らしいワインをご一緒することも多かったということですが、これまではワインのことをあまりよくわからないまま飲まれてきたそうです。
だから、ソムリエ・ドヌールに叙任されると知った時は、なにもわからないのになぜ自分が?と思ったそうですが、女優として40年、年齢を重ね、ワインとともにより深く豊かなゴールデンエイジを楽しめるようになれれば、と仰っていました。
食事の時にワインと会話があり、より豊かな気持ちになれるのがお好きだそうです。
最近、ネットでセラーを購入されたそうで、中に入っているワインを尋ねると、極上ワインの名前が挙がりました。なかなか開けられないけれど、皆で集まって楽しみたい、とのことでした。

有名なお二人でしたが、とても気さくなお人柄で、楽しく質問させていただきました。
梅雀さんはきっとあまりお変わりにならないと思いますが、名取さんが今後、どんなふうにワインを楽しまれていかれるのか、気になるところです

[参考]
ソムリエ・ドヌール歴代就任者
https://www.sommelier.jp/overview/sommelier_donuru.html



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ギリシャワインはもはや常識

2018-02-19 11:08:13 | ワイン&酒
ひと昔前まではそれほど注目されていなかったギリシャワインですが、今や、ワイン業界の権威やマスターオブワインたちが絶賛するワインがあります。

それは、ギリシャの白ブドウ品種“アシルティコ”の白ワインです。

繊細でミネラル感があり、酸もしっかりあり、近年好まれるワインのテイストと一致するばかりでなく、樹齢が高いブドウをバスケット仕立てで栽培する、といった、唯一無二の個性もあります。

世界のクールな和食店、寿司店にはギリシャのアシルティコが置かれるようになっています。

ギリシャのアシルティコはサントリーニ島で栽培されていますが、そのサントリーニ島とペロポネソス半島のネメアの2カ所でワイナリーを展開するのが、「GAIA(イエア)」です。

先週、ギリシャのワイナリーGAIA(イエア)の共同オーナーであるヤニスさんが、娘さんと共に来日しました


Dr. Yanis Paraskevopoulos & his daughter

ヤニスさんは何度も来日され、その都度会っていますが、娘さんは初来日。
日本語をマンガで学び、「ちょっとだけ喋れる」という25歳。
父ヤニスさんの跡を継ぎたい、とのこと。




Gaiaのアシルティコは、ミネラル感とフレッシュさを生かした「GAIA THALASSITIS」(サラティティス)(左)と、樽を使った「GAIA ASSYRTIKO Wild Ferment」(右)があります。

ワイルドファーメントの方は、半分をステンレスタンク、半分を樽で熟成させていますが、樽は1/3がフレンチオーク、1/3がアメリカンオーク、1/3がアカシア樽(南フランス産)。
「アカシアは、樽の風味が出ず、ワインにほどよいタンニン分を複雑味を与える」とヤニスさん。




私はミネラルがキリリとしたサラティティスが大好き。
インポーターであるヴァンドリーヴのスヘイルさんによると、日本ではワイルドファーメントが人気だそうです。

上の写真の奥に見えているロゼワインは、ペロポネソス半島のアギオルギティコというブドウ品種を使った「GAIA 14-18h」
果皮を14~18時間漬け込み、色と香りを出しています。



このロゼはLOVE ROSEにもエントリーしてるワインですが、料理によく合う万能選手。
甘辛くてスパイシーなタレのアジアンテイストの肉にバッチリ合いました。





「NOTIOS」(ノティオス)はネメアで造っている白ワインで、モスホフィエロとロディテイスをブレンド。

アシルティコよりもソフトで、親しみやすいタイプ。価格もカジュアルなので、幅広い食事に合わせて楽しめると思います。ノティオスは赤ワインもあります。



ギリシャのワインは、ここ2、3年の日本でのプロモーションが成功し、品質の高いギリシャワインが紹介、輸入されるようになってきました。
特に、サントリーニ島のアシルティコ。
これを知らずして、世界のワインは語れません。

興味がある方は、ぜひ飲んでみてください

※輸入元:ヴァンドリーヴ  https://vinsdolive.com/


[参考]

■ヤニスさん2017年2月来日の際のリポート → コチラ

■ギリシャINDEX → コチラ




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ギリシャ-INDEX

2018-02-19 11:00:00 | お出かけ&旅行
ギリシャ取材リポートを色々とお届けしましたが、すぐに探せるよう、インデックスを作りました。
適宜、追加、アップしていきます。
※リンクはすべて別窓で開きます



[&GP]

【トラベル体験記】赤・白・ビオから松ヤニまで?ギリシャで満喫ワイン旅行!
https://www.goodspress.jp/reports/46279/

【トラベル体験記】地中海式食生活と山海の幸を楽しめるギリシャのおいしい旅!
https://www.goodspress.jp/reports/54018/

New 低カロリーな発酵食品、ギリシャヨーグルト!本場のモノは激ウマだった!
https://www.goodspress.jp/reports/58807/


[公式Blog]

松ヤニ風味のワイン“レッツィーナ”

http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/437dd3365f3afffd3e977b365edae834

世界でここだけ?!サントリーニ島のブドウ栽培>
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/92791357eefead10a1d840edc11a1c72

サントリーニ島のワイン
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/a8168141399cc507a68c2fc256fbf5b6

ギリシャの朝ごはん
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/011bde145947bdc10b8db2d62bdc5cea

サントリーニ島での朝食
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/13926aa0abd9d7ba79b7517852849f36

海あり、山あり@ギリシャ
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/f4ff2bc98f67ff13ee7e9391321dca9a

アクロポリスの昼と夜
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/c78600bcb13861487587997f69a54405

美味「ムサカ」@ギリシャ
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/dffb16f8c604fc762b759f7c84efad5f

ギリシャの猫@サントリーニ島
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/705dbd23ebc652047f9ca572498ae692

ギリシャの猫@アテネ
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/e831fbb3ab57c7539c5b33c7f474498e

東京のギリシャ料理店「スピローズ」
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/dbb5ab09256bc69e2501928dee4bbe41

日本で飲めるギリシャワインGAIA
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/dd8b11d2fcec51fa6cb61522df70d07e

ギリシャワイン試飲会&セミナー@東京
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/3341a2a997705820c2d74217eec1c9c1

本場のギリシャヨーグルトに魅せられて@ギリシャ
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/89a05796eae5ef0ad2155b9777a0baf1


ギリシャのパンいろいろ
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/2f2ffb8a8d15cb0eae60de678a1118c4

ギリシャ伝統菓子@ギリシャ
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/5840ad0ab6ae8b25df2e2b12cb9a3fc4

ギリシャ菓子もうひとつ―ギリシャ人はチョコ好き?
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/7b5cebd0b0826921a3988ea5bbfef33d

食事と楽しむギリシャワインのススメ
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/bb48f38c1f0188a9c872615d7481f43d


世界が注目するギリシャの白ワイン品種アシルティコ@Gaia
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/858445a478930f965491bced019c77c5

ギリシャワインと和食のマッチングディナー
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/ae20830f7c3cd579c9e0dc8deb442361

New ギリシャワインはもはや常識
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/c24fff1cbb7ed237a60369df0a32aa06



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赤ワイン風味の「小枝」チョコレート

2018-02-18 15:41:42 | 甘いもん
先週は原稿締切に追われていましたが、無事に提出し、この週末はちょっとひといき。
今日は、中途半端になっていた、家のキウイ&ブドウ棚の修理と剪定の続きをしました。

壊れている支柱を外したり、新しいのを設置したり、枝を大きく刈り込んだり、という肉体労働で、剪定した枝がごっそり出ました。

今は、紅茶を淹れ、「小枝」チョコレートで一服中。


小枝 PREMIUM 赤ワイン 森永製菓

午前中に買い物に行った時に、赤ワイン風味の「小枝」を発見。
カベルネ・ソーヴィニヨン85%使用ですって?



アルコール分2.8%で、運転時は食べないように、という注意書きがあります。



小枝は9本のみ。一袋48gということなので、1本5gほど。
レギュラー小枝よりも、ちょっと太目?

食べてみると、赤ワインよりも、中に入っているという糖漬けイチゴの果肉の方が目立ち、甘酸っぱくてフルーティーです。
カベルネはほとんど感じません。
これなら酔わないとは思いますけれど。

アールグレイの紅茶には合いました。
ワインなら、ロゼのスパークリングなどに合いそうな気がします。

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15年前の機内食@パリ便

2018-02-17 12:33:00 | 機内食
画像フォルダーを探していたら、古い機内食の写真が出てきました。
15年前の東京→パリ便で、キャリアはおそらくJAL



鶏の照り焼きがメインで、和食の小鉢が付いているので、JALに違いないと思います。
ワインのミニボトルはボルドー。





こちらは、写真のデータ日付から見て、同じ便の2食めのようです。
パスタにいなりずしが付いていて、炭水化物尽くし(笑)
ドレッシングが日本語なので、やっぱりこれはJAL便です。



現在、&GP の方で機内食の連載を書いていますが、昔から機内食は写真に収めていたことがわかります

&GPの機内食連載は今後も続けていきますので、引き続き、ご愛読よろしくお願いします。


※ページ右側のカテゴリから[機内食]を選んでご覧ください

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ブルゴーニュワイン委員会クロード会長インタビュー

2018-02-16 17:19:18 | ワイン&酒
今週はブルゴーニュワインの話題をお届けしてきました。

本日は、昨年来日したブルゴーニュワイン委員会(BIVB)の会長に単独インタビューした時の話を紹介します。


Claude Chevalier  BIVB President (2017年時点)

クロードさんは、Domaine Chevalier の当主でもあります。


会長への単独インタビューのお話をいただいた時、私には色々言いたいことがありました。
とはいえ、気難しい人だったらどうしよう…という懸念はあったのですが、クロード会長に挨拶した際に、この方なら聞いてくれそう、と思いました。

実は、BIVBの会長は12年前から2人体制だそうです。会長の任期は4年。
ネゴシアンから一人、栽培者から一人の会長を出すことで、偏らない判断、運営ができ、両者がうまく共存できているとのこと。これは納得ですね。

※2018年1月25日にクロードさんの会長任期が終了し、新会長には、François Labet氏(ワイングローワー代表)、Fabrice Latour(ネゴシアン代表)の2人が着任しています。



さて、まずは、クロードさんから、ブルゴーニュの現状の話がありました。

ブロゴーニュの畑は非常に価格高騰しているため、新たに畑を購入することが非常に難しくなってきています。
これはすでに今週の2つのリポートでも紹介しています。
ただし、外国の投資家が何人か入ってきているところもあるようです。
外国の投資家というと、ボルドーの例を思い出してしまいますが…

なにかと話題になる「ネゴシアン」ですが、かつてはネゴシアンはマーケットでは難しかったのですが(ワインの品質が良くないと思われていた)、今週のリポート記事でも書いたように、ドメーヌのネゴシアン部門が増え、品質の高いネゴシアンワインが市場に出てくるようになり、ネゴシアンのポジション、イメージも変わってきています。

「日本では、ブルゴーニュの有名なアペラシオンは人気だが、小さなアペラシオンまでもっと深く知ってもらい、もっとコストパフォーマンスのいいワインだってブルゴーニュにはあるよ、ということを伝えたい」と、会長。

“もっとコストパフォーマンスのいいワイン”の中には、ネゴシアンのワインや協同組合(コーペラティブ)のワインも入ってきますね。

私は、常々、日本でのブルゴーニュワインの扱いに疑問を感じてきました。
ロマネ・コンティを頂点に、グランクリュ信仰や特定の生産者信仰が強く、とにかく名前の知られたアペラシオンや畑、生産者のワインにこだわり、追い求めます。
マイナーなアペラシオンには見向きもせず、そうしたワインを買う、飲むのは論外、と考える人もいます。



昨年、久しぶりにブルゴーニュを訪問した際、ヴォーヌ・ロマネの“ロマネ・コンティ”の畑では、ワゴンカーでやってきていた外国からの観光客グループが写真を撮っていました。やっぱり、記念撮影必須スポットですかね。

しかし、著名ワインは、ほんの一握りです。
価格だって、とんでもない値段が付けられています。
素晴らしいワインには違いないと思いますが、それって、本当にブルゴーニュらしいブルゴーニュワインを飲んでいるといえるんでしょうか?

それぞれの地元でつくられ、地元の人の普段の生活の中で楽しまれているワインを、私なら飲みたいなぁと思います。
そのテーブルには、どんな料理が載っているでしょうか?

ワイン初心者の人や、ブルゴーニュワインを普段からあまり飲まないような人だと、
ブルゴーニュワインは高い、知らないとバカにされそうで怖い、と、敬遠してしまうかもしれません。

でも、ブルゴーニュには、気軽に楽しめる魅力的なワインがたくさんあります。
たとえば、ラドワ Ladoix



クロード会長のドメーヌ・シュヴァリエは、このラドワにあります。

「ラドワは、有名なアペラシオン(アロース・コルトン)の傍なのに、知られていない」と会長。



アペラシオンの半分がグラン・クリュというAloxe-Cortonを象徴する“コルトンの丘”。
我々は、どうしても、そのグラン・クリュに目が行きがちですが、この丘の周辺のアペラシオンは、超狙い目です。

他にも、ブルゴーニュには知られざるアペラシオンが色々あります。
昨年、ブルゴーニュのマイナーアペラシオンを回ってきたのですが、試飲しておいしいと思い、値段を聞くと、え?そんなに安くていいんですか?
もちろん、グランクリュではありません。単なる村名ワインだったり、AOCブルゴーニュだったりします。でも、おいしいし、何本も買いたくなる値段です。

ブルゴーニュワイン全体の品質が向上しているので、今まで知られていなかったワインも知られるようになってくるはず。無名なアペラシオンは、いい意味でおお互いに競い合い、いい村、いいアペラシオンになるよう、切磋琢磨してほしい」。

個人的には、マイナーアペラシオンはヒミツにしておきたい、というのが本音です(笑)
ですが、その魅力を伝えることが私の仕事でもあります。

会長曰く「ブルゴーニュワインは飲みやすく、何杯飲んでもまだ飲みたくなるワイン
だから飲みすぎるけれど(笑)
おいしくて、バランスが取れ、コスパがよく、皆で飲むことを楽しむ、シェアすることが楽しいワインですよ」




「シンプルな料理によく合い、アジアの料理にもオススメ。
花見に、ピクニックに、アウトドアに。暑い時は冷やして。どんなシーンにも合わせられるワイン」と会長。

普段からよく飲んでいる人の発言ですね(笑)



名前の知られていないところに珠玉のブルゴーニュワインが隠れています

皆さんも、ぜひ、隠れたお宝ブルゴーニュを探してみてください。

私はまた来月、ブルゴーニュに行く予定なので、お宝探しをしてきたいと思います。
新AOC Vezelay のテイスティングもできるかもしれないので、色々楽しみです。




クロード会長、ありがとうございました


[参考]

■ 大橋MWが語るブルゴーニュワインの現状 → コチラ

■ ブルゴーニュ2016年ヴィンテージのバレルテイスティング&現況 → コチラ

■ ピュアなChablisを楽しもう@ブルゴーニュワイン → コチラ



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ピュアなChablisを楽しもう@ブルゴーニュワイン

2018-02-15 17:27:51 | ワイン&酒
今週は、ブルゴーニュワインをテーマにリポートしています。

本日のテーマは、ブルゴーニュ北部に位置する Chablis シャブリ

シャルドネからつくられる白ワインの産地です。



遅ればせながら、昨年、シャブリのワークショップが、ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)の主催により都内で開催されましたので、リポートします。



ガイド役は、ソムリエでワインテイスターの大越基裕さん



会場内は、青いロングカーペットをシャブリを流れるセラン川に見立て、右岸と左岸のそれぞれの位置にシャブリの1級畑、特級畑の写真を置いています。



写真の向きがあちこちなのは、畑の向きと合わせているからです。



特級畑は1か所に固まって存在しています


シャブリ委員会のベルナール・レグナンさん



シャブリといえば、フランスのブルゴーニュ地方の北部の白ワインの産地です。
その名前はあまりにも有名となり、アメリカで「カリフォルニア・シャブリ」と名付けられたワインが堂々と登場し、その後、原産地呼称保護の動きが起こることになるわけです。

今回は、シャブリ1級の個性&魅力を探ることがテーマでした。

シャブリの1級畑は40もあります。
それらを分類し、統括すると、それでも17にもなります。
さすがに、そこまで細かくは紹介しきれませんので、代表的ないくつかに絞って紹介されました。




まず、川の右岸、左岸によって大きく分けられます。

右岸は少し粘土質が多い土壌で、、ワインに豊かさと力強さを与えてくれます。
南向き、南西向きの畑が多いので、ブドウの熟度が上がりやすくなります。

左岸は東、北向きの畑が多くなりますが、斜面の角度によってさまざまな方向を向きます。

斜度の強さによって表土の薄い厚いがあったり、風の通り道がどうなっているか、など、さまざまな条件により、右岸の中でも、左岸の中でも、さまざまなテロワールがあり、シャブリ1級の畑は非常に複雑だなぁと思います。




シャブリで特徴的な土壌は“キンメリジャン土壌”です。

約1億5千万年前のジュラ紀後期に遡る地層で、かつて海だったところに堆積物がたまってできました。灰色の泥灰土の土壌が石灰層と交互に現れ、小さな牡蠣などの化石が見られることがあります。
キンメリジャン土壌は、ワインにピュアな味わい、ミネラル感、フィネスを与えるといわれます。




さて、いよいよテイスティング。




【左岸】 Vaillons 2015 / Montmains 2015

ヴァイヨンモンマンは東西にほぼ隣り合う1級畑です。
西側のヴァイヨンは南東向きの丘陵にあり、少し暖かいテロワールで、表土は粘土質。
東側のモンマンは南東から北東に伸びる地形で、北風を受ける涼しいテロワールになり、浅い粘土質の表土の下にキンメリジャンの泥灰土があります。

飲んでみると、ヴァイヨンの方がフルーツのリッチさがあり、モンマンの方が軽快で繊細、洗練された感じがあります。
どちらも2015年と若いので、酸がフレッシュで、イキイキとしていますが、暖かい畑と冷涼な畑の違いがよくわかりました。



【左岸】 Beauroy 2015 / Vau de Vey 2014

ボーロワは左岸の一番北の南東向き急斜面にあり、乾燥した東風を受け、表土もやせて乾燥していますが、日照に恵まれるため、少し暖かいテロワールです。
ヴォー・ド・ヴェイも南東向きで、朝の日照を受けますが、涼しい風が吹き、厚いキンメリジャン土壌であることから、涼しい気候になります。

ボーロワは、キリリとしたミネラルの厚み、塩気、石のニュアンスを強く感じました。ボディはかなり骨太に感じます。
ヴォー・ド・ヴェイは、本来は繊細でエレガントな味わいだと思いますが、この時に飲んだワインはゴマのような独特の風味があり、果実の豊かさ、ほわっとした印象がありました。年の違いなのか、生産者の個性なのか、なかなか興味深かったです。




【右岸】 Fourchaume 2015 / Vaupulent 2015

右岸を代表する1級畑のひとつがフルショーム。右岸北部に位置し、スラン川に向けて斜面が開けている明るい畑で、午後の光をよく浴びます。土壌は、小石の少ない厚い粘土質。
ヴォーピュランはグランクリュのプレリューズと隣り合う位置にあり、南西向き斜面です。表土は粘土石灰質が主で、その下にキンメリジャンの泥灰岩。

フルショームは、フローラル系やカリンなどのアロマが華やか。味わいはふくらしているが、とても繊細でキレイな味わいで、上品です。バランスよく、おいしい。さすがです。
ヴォーピュランは、桃っぽいふっくらした甘みがあります。フルーツの厚みとミネラルの引き締まりが心地よく、これもおいしい。

このヴォーピュランと、次に登場するヴォーロラン(Vaulorent)は、フルショームのグループに入ります。
上の右のエチケットをよく見ると、下の方にFOURCHAUMEと大きく書かれていて、真ん中にLes Vaulorentと書かれています。
同じグループなので、知名度の高いフルショームの名前を出してもOKなんです。

こうしたグループは、傾向の近いワインということなので、お店であれば、同じグループのワインをワインリストに載せるのではなく、別のものをオンリストする方が幅が広がります。
逆に、個人ベースで楽しむなら、同じグループのシャブリを並べて飲み比べる、というのは、なかなか面白いかもしれません。




【右岸】 Vaulorent 2015 / Montte de Tonnerre 2014

フルショームグループのヴォーロランは、グランクリュの集まる丘の続き、つまり、グランクリュのはしっこにあります。白い泥灰岩とキンメリジャン土壌で、水はけよく、豊かさと引き締まった感じを併せ持つワインになります。
モンテ・ド・トネールは西向きの畑で、表土は深くなく、土壌はキンメリジャンの泥灰質石灰層になります。シャブリの典型的なクリマで、ミネラル感とリッチさを併せ持つワインになりますが、フルショームほどはリッチではありません。

ヴォーロランを飲むと、繊細で線の細さを感じますが、果実味はよく熟しています。少し冷たさのあるミネラルも感じました。
モンテ・ド・トネールは、透明感があり、洗練されていて、クールでエレガント。バランスいいです。



キリリとした酸を特徴とするシャブリは、若いうちにイキイキとしたフレッシュ感を楽しむのもいいですが、1級や特級クラスのものは、熟成させて楽しむのもオススメです。食事との素晴らしいマリアージュも楽しめるはずです。

この時は、2010年と2008年ヴィンテージが紹介されました。



【左岸】 Cote de Lechet 2010  【右岸】 Vaillon 2008

熟成した1級は、なめらかさ、クリーミーさが現れ、若いシャブリと違った個性を見せてくれます。
ヴァイヨンは2015年のものと比べると、キャラメルやカフェオレのニュアンスが出てきて、うまみ、複雑味が乗り、余韻も長い~

右岸、左岸、さらにはそれぞれのクリマの違い、熟成の度合いと、シャブリ1級ワインは、かなり色々な楽しみ方ができそうです。



シャブリの輸出先NO.1はイギリス(30%)。いかにもイギリス人が好みそうなスタイル。
第2位は8%の日本、同率でスウェーデン、アメリカ。
日本はシャブリにとって重要な市場なんですね。

日本では、40、50年前のレストランのワインリストの白ワインのコーナーには、必ずやシャブリが載っていたと思います。
その頃は、シャブリはワインリストの主役のひとつでした。
しかし、世界各国から数多のワインが集まってくる現代では、「とりあえず、シャブリはどれかひとつ載せておけばいいか…」みたいな選ばれ方をしていそうです。

ですから、今の若い世代の人にとっては、シャブリは、名前は知っているけれど、実はあまり飲んだことがないワインかもしれません。
もはや、シャブリは、ノスタルジーを感じさせるワインかもしれませんが、フランスの伝統産地ブルゴーニュのひとつという、重要な存在です。

せっかくですから、これを機に、シャブリのワインを思い出してみませんか?




中央は、ブルゴーニュワイン委員会 マーケティング・コミュニケーション責任者フランソワーズ・ルールさん。
最後にブルゴーニュ伝統の歌と踊りを披露してくれました。



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