ずいぶんと時間がたってしまいましたが、
3月に幕張で開催された「FOODEX JAPAN 2008」で出会ったオーストリアのワインをいくつか紹介したいと思います。
気品あふれるオーストリアのワインは1年を通じて楽しめるものが多いですが、個人的には春から初夏にかけてがひときわその輝きを増す時期のように思います。
特に、オーストリアならではの「グリューナーフェルトリナー」種からつくられる白ワインは、透明感があって清々しく、それでいてスパイシーなものになりますが、それぞれの地方、土地によってその味わいを変え、ひとくちにはいえない複雑さが魅力となっています。
とはいえ、そんなに身構えず、下で紹介するワインのように、ポップで楽しく気軽に楽しめるタイプもあり、グリューナーの幅の広さを感じます。

(左)GRUVE 2007 Weingut Jurtschitsch Sonnhof
「グリューヴェ」はグリューナーフェルトリナーの愛称。
16世紀から続く伝統あるソーンホフワイナリーですが、毎年ラベルを変えてこんな楽しいワインをつくっています。
価格も手頃なので、グリューナーの入門ワインとしてもオススメ。
(中)TBA NV KRACHER (187ml)
クラッハーが初めてつくった1/4サイズのノンヴィンテージのトロッケンベーレンアウスレーゼ。
ウエルッシュリースリング、シャルドネ、トラミナーのブレンドの極甘口。
大きなボトルは手を出しにくい甘口ワインでも、このサイズ&価格(2,000円ちょっと)なら嬉しいですね。
(右)Riesling Vom Urgestein 1998 Alte Reben Weingut Jurtschitsch Sonnhof
左のワインと同じソーンホフのリースリングで、ヴィンテージは1998年。
Alte Reben は古木の意味。
10年モノの素晴らしいリースリングですが、こんなワインが今も楽しめることに驚き&感動しました

(左)Roter Veltliner Berg Eisenhut 2006 Bioweingut Sollner
ゾルナーはクレムスの北東、ドナウ川の北に位置するWagram(ヴァグラム)にあるワイナリーで、「Bioweingut」ということからもわかるように、有機栽培でぶどうをつくっています。
このワインはローターフェルトリナー(Roter=赤い)というぶどうからつくられている「白ワイン」で、グリューナー(「緑」という意味)フェルトリナーとの遺伝子的な関係は明らかにされていません。
(中)Zierfandler Ausbruch 2006 Weinbau Pferschy
ここプフェルシー醸造所も有機栽培でぶどうづくりを行っています。
ウィーンの南西に位置するテルメンレギオン(ニーダーエスターライヒ州)に位置し、ホイリゲ(ワイン居酒屋)も併設されているようです。
「Zierfandler」(ツィアファンドラー)がぶどう品種。
これは甘口ワインで、きれいに凝縮した甘さにうっとり~
(左)Rotgipfler Romerberg 2006 Weinbau Pferschy
「Rotgipfler」(ロートギプフラー)がぶどう品種。上のツィアファンドラーとともに、ここテルメンレギオンでよく見られますが、ちょっと気品に欠けるとのこと。
私は、フレッシュで心地良く飲めるわ~
と思いました。

上の3本は既に輸入されています。
下3本は、「近いうちに輸入したい」という輸入業者がありました。
以前はあまり姿をみなかったオーストリアワインですが、このところはショップでもだいぶ見かけるようになってきました。
価格的にも手を出しやすいものがけっこうありますし、ビオ系のワイナリーも多く、すーっと自然に入ってくるクリーンな味わいのものが多いように感じます。
今の時期、ショップの店頭で悩んだら、オーストリアワイン(特に白)を思い出してみてはいかがでしょうか?
3月に幕張で開催された「FOODEX JAPAN 2008」で出会ったオーストリアのワインをいくつか紹介したいと思います。
気品あふれるオーストリアのワインは1年を通じて楽しめるものが多いですが、個人的には春から初夏にかけてがひときわその輝きを増す時期のように思います。
特に、オーストリアならではの「グリューナーフェルトリナー」種からつくられる白ワインは、透明感があって清々しく、それでいてスパイシーなものになりますが、それぞれの地方、土地によってその味わいを変え、ひとくちにはいえない複雑さが魅力となっています。
とはいえ、そんなに身構えず、下で紹介するワインのように、ポップで楽しく気軽に楽しめるタイプもあり、グリューナーの幅の広さを感じます。

(左)GRUVE 2007 Weingut Jurtschitsch Sonnhof
「グリューヴェ」はグリューナーフェルトリナーの愛称。
16世紀から続く伝統あるソーンホフワイナリーですが、毎年ラベルを変えてこんな楽しいワインをつくっています。
価格も手頃なので、グリューナーの入門ワインとしてもオススメ。
(中)TBA NV KRACHER (187ml)
クラッハーが初めてつくった1/4サイズのノンヴィンテージのトロッケンベーレンアウスレーゼ。
ウエルッシュリースリング、シャルドネ、トラミナーのブレンドの極甘口。
大きなボトルは手を出しにくい甘口ワインでも、このサイズ&価格(2,000円ちょっと)なら嬉しいですね。
(右)Riesling Vom Urgestein 1998 Alte Reben Weingut Jurtschitsch Sonnhof
左のワインと同じソーンホフのリースリングで、ヴィンテージは1998年。
Alte Reben は古木の意味。
10年モノの素晴らしいリースリングですが、こんなワインが今も楽しめることに驚き&感動しました


(左)Roter Veltliner Berg Eisenhut 2006 Bioweingut Sollner
ゾルナーはクレムスの北東、ドナウ川の北に位置するWagram(ヴァグラム)にあるワイナリーで、「Bioweingut」ということからもわかるように、有機栽培でぶどうをつくっています。
このワインはローターフェルトリナー(Roter=赤い)というぶどうからつくられている「白ワイン」で、グリューナー(「緑」という意味)フェルトリナーとの遺伝子的な関係は明らかにされていません。
(中)Zierfandler Ausbruch 2006 Weinbau Pferschy
ここプフェルシー醸造所も有機栽培でぶどうづくりを行っています。
ウィーンの南西に位置するテルメンレギオン(ニーダーエスターライヒ州)に位置し、ホイリゲ(ワイン居酒屋)も併設されているようです。
「Zierfandler」(ツィアファンドラー)がぶどう品種。
これは甘口ワインで、きれいに凝縮した甘さにうっとり~

(左)Rotgipfler Romerberg 2006 Weinbau Pferschy
「Rotgipfler」(ロートギプフラー)がぶどう品種。上のツィアファンドラーとともに、ここテルメンレギオンでよく見られますが、ちょっと気品に欠けるとのこと。
私は、フレッシュで心地良く飲めるわ~


上の3本は既に輸入されています。
下3本は、「近いうちに輸入したい」という輸入業者がありました。
以前はあまり姿をみなかったオーストリアワインですが、このところはショップでもだいぶ見かけるようになってきました。
価格的にも手を出しやすいものがけっこうありますし、ビオ系のワイナリーも多く、すーっと自然に入ってくるクリーンな味わいのものが多いように感じます。
今の時期、ショップの店頭で悩んだら、オーストリアワイン(特に白)を思い出してみてはいかがでしょうか?
