ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「ポルトガルワインコンテスト2022」最優秀賞決定!

2022-11-30 23:55:31 | ワイン&酒

Wines of Portugal 主催によるポルトガルワインコンテスト

「Wines of PortugalContest 2022」が開催され、都内で行なわれた決勝を取材してきました。

 

コロナ禍でコンクールの開催もほとんど行われなくなっていましたが、久しぶりのポルトガルワインコンテストでした。

今回の参加者は52名で、うち37名が酒類業界関係者、15名が一般ワイン愛好家。

これまではプロフェッショナルが対象だったかと思いますが、一般愛好家を迎えたのは、国別のコンクールではなかなかないかも?

 

52名から二次審査に残った11名が、11月30日に都内(銀座モントレーホテル)での公開決勝に臨みました。

 

結果、3名が最優秀賞に選ばれ、ポルトガル研修旅行を手に入れました。

 

最優秀者:

左から二人め佐野敏高さん、その右隣が向井畝津子さん、その右が勝川雅人さん

 

 

決勝の課題は3問で、一人ずつ審査され、11名の審査をすべて観戦しました。

 

課題ひとつめは、ブラインドで出された白ワインの原産地呼称と品種を当てるもの。

ダンのエンクルザードと答える選手と、ヴィーニョヴェルデと答える人に分かれましたが、正解はダンのエンクルザード。

 

2問めはブラインドで出される赤ワインを総合的にコメントし、料理との相性にも言及します。

各設問とも制限時間は1分。

 

3問めは、日本市場でポルトガルワインをどのようにアピールしていくべきか?実際にどうアピールしているか?を問うもので、こちらも1分以内で回答します。

 

今回の二次審査でシビアだと思ったのは、

各設問の回答時間が1分ということ。

白ワインの品種と原産地を当てる時間は余裕がありますが、2問めの赤ワインの回答は厳しかったと思います。

実際、ワインの香りのコメントだけで時間切れになった選手がたくさんいました。

3問めはそれぞれ興味深い提案がありました。

 

最終審査に残った中には、ほかの国のワインアンバサダーを持つ人など、実力者もいましたが、時間切れで実力を発揮できないまま終わった例も多く見られました。

 

 

最優秀には及ばなかった4名が優秀賞に選出され(後列)、日本未入荷のポルトガルワインが贈られました。

 

最優秀賞、および優秀賞の皆さん、おめでとうございます

 

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忙しい年末にほっこりーシャブリワインの多様性を音楽で楽しむ「シャブリ・シンフォニー」

2022-11-29 23:54:58 | ワイン&酒

いよいよ12月。

年末を迎える時節、お疲れモードの方も多いかと思いますが、そんな時にリラックスできる嬉しいワイン情報として、「シャブリ・シンフォニー」を紹介します。

 

シャブリといえば、ワイン通の方ならよく知るフランス・ブルゴーニュ地方北部に位置する白ワインの産地。

シャブリの名を名乗れるのは白ワインのみで、シャルドネからつくられます。

生産者によっては、シャブリの産地で黒ブドウのピノ・ノワールを栽培し、赤ワインを造っているかもしれませんが、赤ワインはシャブリとは呼ばれません。

ちょうど先日、シャブリ地区の赤ワインの話を友人としていて、友人が持っているというワインの画像を見せてもらったら、Bourgogne Rougeでした。

 

ということで、シャブリはシャルドネからつくられる白ワイン です

 

 

シャブリには4つのカテゴリ(アペラシオン)があり、カテゴリによってキャラクターが異なります。

 

この4つのアペラシオンを音楽で表現した楽曲「シャブリ・シンフォニー」の発表会&演奏会が5月31日にありました。

この「シャブリ・シンフォニー」を聴くと気分が明るくなったり、心が落ち着いたりして、いい音楽だわ~と思いましたので、遅ればせながらですが、ここで紹介します。

 

 

 

ブルゴーニュワインにおいては、「シャブリ」は輸出量の30%のシェアで(2021年)、日本に輸出されるブルゴーニュの白ワインの53%を占め、日本で最も購入されている全世界のワイン産地の中で8位にランクインしています。(ちなみに4位が「ブルゴーニュ」)

 

基本は、単に「シャブリ」と呼ばれる「AOC Chablis」(3,712 ha)

シャブリワインの66%がこれに入り、大部分はキンメリジャンと呼ばれる石灰質土壌の斜面に植えられています。

 

その下のカテゴリが、「AOC Petit Chablis /プティ・シャブリ」(1,230 ha)

丘陵斜面の高地台地、標高230~280mに植えられています。

ポートランディアン紀の硬い石灰質土壌のため、根が入りにくく、フレッシュで爽やか、キリリと清々しく、若いうちに楽しみたいワインになるといわれます。

標高が高く、風が吹き抜けることも、キリっとしたワインができる理由です。

格付けとしては下ですが、ワインの比率は19%と多くないので、プティ・シャブリを見つけるのはやや難しいかもしれません。

 

シャブリのワンランク上のカテゴリが、「AOC Chablis 1er Cru/シャブリ・プルミエ・クリュ」(778 ha)

プルミエ・クリュには40のクリマ(区画)があり、それぞれの個性を表現するワインが楽しめます。

ワインの比率は14%と、プティ・シャブリよりやや少ないですが、日本市場では、プティ・シャブリよりも多く目にする機会があるように思います。

 

カテゴリの最上級が、「AOC Chablis Grand Cru/シャブリ・グラン・クリュ」(101 ha)

シャブリ地域を流れるスラン川の右岸の急斜面に、7つのグラン・クリュのクリマが連なっています。右岸なので日当たりがよいのが特徴です。ワインの比率はわずか1%。

グラン・クリュになると、同じ「シャブリ」の名が付いていても、醸造方法が異なり、味わいは重厚で複雑味があり、7つのクリマそれぞれのキャラクターの個性豊かな味わいが楽しめ、熟成も期待できます。

 

 

私を含め、古くからのフランスワインファンにとって、フランスの白ワインといえばシャブリ、だったかと思います。

キリリとよく冷えたシャブリに生ガキを合わせて、というペアリングが、昔からよく言われていましたが、生ガキに合わせるなら、キリリとフレッシュなプティ・シャブリかベーシックなAOCシャブリがよく、グラン・クリュになると、クリーミーでコクのある料理の方が合わせやすくなります。

 

シャブリは4つのアペラシオンの特性があって多様性があるワイン、ということを音楽で表現したのが「シャブリ・シンフォニー」です。

 

4つのアペラシオン「プティ・シャブリ」、「シャブリ」、「シャブリ・プルミエ・クリュ」、「シャブリ・グラン・クリュ」それぞれをイメージし、4つの楽曲が作られ、発表会で生演奏が披露されました。

作曲家は松波匠太郎さん(1983年生まれ)

 

松波匠太郎さん(右端)と演奏家の皆さん

左端は、ワインのプレゼンテーションをしてくれたソムリエの近藤佑哉さん(レカン)

 

4つのカテゴリーの松波さんのイメージは、以下の通りだそうです。

 

プティ・シャブリ:軽やかで明るく、よくも悪くも溌剌さが見え力

シャブリ:バランスよくオーソドックス、親近感、普遍的

シャブリ・プルミエ・クリュ:明らかな丸み、深く、しなやか

グラン・クリュ:頂点、より深く、輝かしい

 

ワインのイメージが音楽にどう反映されているのか、ぜひ専用サイトから聴いてみてください。

 

シャブリ・シンフォニー

作曲:松波匠太郎

https://www.chablis.jp/discover/chablis-in-sounds-and-images/chablis,2114,8331.html

 

QRコードからもアクセスできます

 

楽曲は無料で聴くことができます。

年末の慌ただしい時期にこの楽曲を聴いて、ほっと癒されてください

 

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私の癒しの素はだいたいこれ

2022-11-28 23:56:29 | 甘いもん

休息日がほしい~ と投稿した昨日から一夜明け、今朝は起きたら11時半過ぎ!

いったん起き、次に目覚めた時には8時半くらいかなと目覚まし時計を見たら、すっかり昼近くでした

 

それだけ睡眠時間がとれたと、ポジティブに考えましょう(笑)

 

疲れがたまっているときには休養と栄養が大事ですが、私に欠かせないのは甘いもの

 

 

先日、友人からいただいたたボーロ菓子。

コロンとしたかわいい姿と、やさしいくちどけに癒されました

 

 

こんなかわいい毛糸のミニバッグに入っていました。

毛糸の手触りにもほっこり

 

しかし、私、食べ物をいただくことが多いような?(笑)

 

 

 

 

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休息日がほしい~

2022-11-27 23:54:10 | 雑記

仕事関係はほぼ一段落したものの、雑事になにかと時間が取られる毎日。

入浴中に浴槽で入りながら寝落ちすることがたびたびあり、これは危険!

 

この週末は休めるかと期待しましたが、朝から町内自治会の資源回収があり、なかなか難しい…

 

明日こそは休息日に~

 

 

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年賀状欠礼状の時節ですが…

2022-11-26 23:25:02 | 雑記

この時節、年賀状の欠礼のお知らせ葉書が届きますが、昨日届いた葉書に絶句。

 

学生時代の友人からで、亡くされたのは奥さま。

奥さまも私の後輩で、3人で飲みに行く約束がコロナで延び延びになっていて、そろそろいつ連絡しようかしら…と思っていたところでした。

葉書に書かれた友人の手書きのことばが切なすぎて、胸が締め付けられました。

 

どの案内にも、それぞれさまざまな思いが込められていると思いますが、この欠礼状ばかりは堪えました。

若い人の訃報は本当に辛いです。

 

 

 

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ソムリエ の資質って何?

2022-11-25 23:55:29 | ワイン&酒

今週は世界最優秀ソムリエ コンクールに出場する日本代表選考会があり、先日はアジア・オセアニア最優秀ソムリエ コンクールがあり、前者は現場での取材を、後者はオンラインでの取材をしました。

 

このところ色々なイベントが頻繁に行なわれるようになってきたので、ワイン生産地のアンバサダー迎えてのプレゼンテーションやセミナーにもいくつか参加しました。

プレゼンテーションは食事とのペアリングで行なわれることも多いのですが、最近参加した中で、素晴らしい!と思ったものと、残念!と思ったものがあり、その差が大きかったので、残念な方が特に印象に残りました。

 

どちらもソムリエがアンバサダーで、産地を実際に訪問し、その経験を活かしてのプレゼンテーションが行なわれました。

 

良かった方は、産地の説明は当然として、その日に取り上げたワインのことももれなく説明し、合わせる料理とのペアリングのポイントも紹介しました。

これは、こうしたプレゼンテーションではごく普通のことで、基本の基本です。

その後、頻繁に各テーブルを回り、参加者の質問に答え、ホスピタリティを感じました。

プロモーターの用意した資料類もまずまずでした。

 

方や、うーん…と思った方のソムリエは、ザッとした説明の後、少し離れた関係者のテーブルに座りっぱなし。

説明の大事な肝の部分の説明が間違っていたり、それを確認しようにも遠く離れたところで関係者で会食しているため、業を煮やした知人が席を立って何度も聞きに行く始末。

ソムリエ&アンバサダーとしての仕事をしているとは思えず、かなりもやもやしたプレゼンテーションでした。

 

 

世界最優秀ソムリエ コンクール 日本代表選考会 (11月22日)

優勝は岩田渉さん(中央)

 

上述したコンクールの審査にもサービス実技があります。

これまでも色々な選手のパフォーマンスを見てきましたが、ホスピタリティを感じるサービスは見ていて気持ちよく、ちょっとしたユーモアにクスッとさせられたりします。

知識はないよりあった方がいい。でも、後から学んで補えるものです。

ですが、ホスピタリティは学ぶこともできるかもしれませんが、その人の資質に左右されるように思います。

 

ソムリエなら、お客さまに喜んでもらいたい、と思いながら接しているか?

客によっても、求めることが違います。

私なら、キビキビしているけれどせわしなくて落ち着きのないサービス、客のことを考えていない自己満足なサービスは苦手です。

かといって、やたら時間をかけてモタモタされるのも困ります。

まあ、客はわがままですよね(笑)

 

前回の世界最優秀ソムリエになったドイツのマルク・アルメルトは、ユーモアがあって親しみやすく、それでいてスマートにサービスをこなしていました。

3名のファイナリストの中で最も優勝に近いと目されていた中堅選手は、見るからにピリピリして余裕がなく、3位にとどまりました。

 

コンクールは観戦していると面白く、客観的に見られますが、レストランでサービスを受ける客の立場だとシビアに見てしまいますよね。

そうした客の気持ちに寄り添うサービスができるのが、ソムリエの資質の肝になるんじゃないかと、私としては思っています。

 

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オーストリアの新酒ワイン「ホイリゲ」は11月11日解禁

2022-11-24 23:59:08 | ワイン&酒

秋は新酒ワインの季節。 

最も有名なのは、フランスのボジョレー・ヌーヴォーですが、ほかの国にも新酒ワインはあります。

 

先日、オーストリアの新酒ワイン「ホイリゲ」を飲んだので紹介します。

 

「ホイリゲ」は、新酒ワイン、ホイリゲワインを提供するレストラン、の2つの意味があります。

今回紹介するのは、新酒ワインの方です。

 

Wiener Heuriger 2022 Weingut Zahel(Austria, Wien)

 

グリーンラベルが白ワイン、赤ラベルが赤ワインになります。

 

]

 

白は複数ブドウ品種を混醸したゲミシュターサッツ。

アルコール度数11%と軽やかながら、複数ブドウを使ったフルーティーなうまみがあり、すいすい飲めます。

 

赤はRoterbruger(ツヴァイゲルト)。

ホイリゲは白ワインが伝統ですが、この生産者ツァーヘルは2014年から赤のホイリゲを造り始めました。

果実味がチャーミングでジューシーな、タンニンも穏やかで口当たりのいい赤ワインで、こちらもすいすい飲めました。

 

どちらもフレッシュで軽やかで、心地よく、さすが新酒

 

 

 

ホイリゲの解禁日は、聖マーティンの日 11月11日

ボジョレー・ヌーヴォーよりも早く解禁されるので、早く新酒ワインを飲みたい!という人には嬉しいですね。

 

例年、ホイリゲ解禁に合わせて、在日オーストリア大使館で生産者Zahelが来日してのホイリゲ解禁イベントがありましたが、ここ3年はコロナの開催されませんでした。

なので、私がホイリゲを飲むのも久しぶりでしたが、2022年のホイリゲの出来はとても良く、これはオススメ!

 

ネット通販でも購入可能なので、興味ある方はぜチャレンジしてみてください。


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大玉ラ・フランス(2kg)届きました!

2022-11-23 23:34:09 | おいしい食べもん

goo blogでショッピングができる「マルシェル」というのがあるのですが、それを初めて利用し、今の季節が旬の「ラ・フランス」を購入しました。

ラ・フランスはこの時季によく買いますが、山形産であり、「大玉」という点に惹かれました。

 

届いたラ・フランスの箱を開けると、本当に大玉!

 

ラ・フランス 大玉2kg  なかむラ・フランスファーム(山形県河北町)

 

大玉2kgということで、5個入っているので、1個あたり400gのはずですが、計量してみると、もちろん全部400㎏以上で、中でも大きそうなものを計ると、490g、470gという重量級でビックリ!

私がいつもスーパーで買うラ・フランスは重さを計ったことはありませんが、おそらくスーパーの2倍くらいはありそうな?

 

ラ・フランス模様のかわいい箱で届きました

 

一番外側はこんな感じです

 

 

 

箱を開けると、「お召し上がり時期」の紙が入っています

これは助かります。

が、届いたのが11月20日で、食べられるのが11月23日。

まだかまだかと首を長くして待ち、ようやく23日を迎えました(笑)

 

 

紙の裏面には食べ頃の見分け方が書かれいるので、それを参考に、5個のうちで食べごろに近いものを選びましたが、これがなかなか難しい…

 

これにします!

 

 

まだ少し若い感じはありましたが、しっかり甘く、おいしい!

なにより大きいので食べ応えがあります。

これは贅沢~

 

残り4個

大事にいただきます

 

 

大玉ラ・フランス(2kg)

 

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岩田渉さん「A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール」日本代表に決定!

2022-11-22 23:25:04 | ワイン&酒

2023年2月7日~12日にフランス・パリで開催される

「A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール」への出場をかけた日本代表選手選考会が、一般社団法人日本ソムリエ協会の主催により、ほいぇるニューオータニ東京「トゥールダルジャン」にて、11月22日に開催されました。

 

選考会に参加したのは、

前回の日本代表で、2017年の全日本最優秀ソムリエコンクール優勝者の岩田渉選手と、

2020年の同優勝者の井黒卓選手の2名。

 

決勝実技はメディアのみに公開されましたが、決勝自体はオンライン配信されましたので、すでに結果をご存知の方も多いかと思います。

 

岩田渉(いわた わたる)(33歳)が日本代表に選出されました

 

取材できたのは最終の審査だけでしたが、午前中から筆記試験などがあり、それらを積み重ねての最終選考が行なわれ、岩田さんに決定しました。

 

実技自体は接戦だったと思います。

審査員も悩まれたのではないでしょうか。

 

左は 井黒卓選手

 

コンクールは何度も取材していますが、今回も記憶に残る決勝だったと思います。

決勝の内容については、またいずれ改めて紹介したいと思います。

 

結果を待つ緊張の時

 

審査員の皆さまもお疲れさまでした

 

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映画「Vin Japonais ヴァン・ジャポネ」11/25公開

2022-11-21 23:34:48 | ワイン&酒

11月19日(土)に恵比寿ガーデンプレイス(東京)で開催された

「ヴァン・ジャポネ・フェス 2022」で、日本ワインのドキュメンタリー映画の完成上映会があり、参加してきました。

 

この映画のスーパーバイザーを務める西浦昌文さんから、

日本ワインのドキュメンタリー映画をクラウドファンディングで制作する、という話を聞いたのは、2021年初夏のこと。

私もクラファンに協力させていただきましたが、多くの支援が集まったそうで、すぐに撮影が始まったと、西浦さんから報告をいただきました。

 

コロナ禍ということもあり、当初の予定より完成が遅れたものの、完成しました!完成上映会&フェスやります!というご案内が届き、11月19日の「ヴァン・ジャポネ・フェス 2022」で映画を観てきました。

 

 

「Vin Japonais」は、日本ワインの実力と魅力、将来性を世界に発信していく、というドキュメンタリー映画で、メインナビゲーターは日本在住のフランス人フレデリック・カユエラ氏(ワインスクール講師)、スペシャルナビゲーターは、同じく日本在住の日本在住のフランス人ジャーナリストのフローラン・ダバディ氏です。

 

私が参加した上映会のはじめに、ナビゲーターふたりと、監督のNORIZOさんの舞台挨拶がありました。

 

左より)ダバディさん、カユエラさん、NORIZO監督

 

映画は、ナビゲーターのふたりが各地のワイナリーを訪問し、生産者の話を聞く、というもので、訪問先は山梨(11ワイナリー)、長野(同14)、北海道(同9)、新潟(同2)でした。

東北も西日本も紹介されていませんので、続編が制作されることを期待しています。

 

登場したワイナリーは、よく知っている方もいますが、知っているワイナリーでも次世代にバトンタッチしたところが多く、新しいワイナリーもたくさん紹介され、とても参考になりました。

 

この映画のロードーショーが、「恵比寿ガーデンシネマ」にて

11/25(金)~12/1(木)まで上映されます(毎日10:30上映スタート)

上映時間は147分です

 

興味ある方は、ぜひ足を運んでみてください。

 

 

なお、私はクラウドファンディングの返礼品でDVDをいただいたのですが、DVDがあるということは、上映を観に行けなかった場合はDVDを買って観ることができる?

DVD情報を見つけられなかったのですが、これ、販売しないともったいないでしょう。

 

DVDは復習にもなるので、確認したいシーンをまた観ようと思っています。

 

 

ヴァン・ジャポネ公式サイト

https://vinjaponais.jp/


[参考]
11月19日(土)日本ワインの祭典「ヴァン・ジャポネ・フェス」@恵比寿ガーデンプレイス

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/e8082d25a51c9dda10aee0f22dadd325

 

ヴァン・ジャポネ・フェスで嬉しい再会

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/2e05b2883c2553db61576e13f590b0cb

 

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ワクチン接種は体調の良い時に

2022-11-20 23:55:39 | 美容&健康

先週、オミクロン対応のコロナワクチン接種の予約を入れていましたが、このところ過密スケジュールで疲労困憊状態だったため、予定の前々日に予約サイトからキャンセルしました。

 

その予約日の午後、母の担当のケアマネさんが我が家に定期訪問でいらしたのですが、母はオミクロン対応接種しました、という報告と、私はこの日予定していたけれど、体調万全じゃなかったのでキャンセルしました、という話をしました。

ケアマネさんは以前は医師会にいらした方で、家族に看護師がいらっしゃるので、この手の話はお手のもの。

 

今回の私のように、体調万全じゃない時は予防接種はしない方がいい、と言われました。

パスして正解でした。

 

最近、接種後の事故がニュースで流れているので、ワクチン接種そのものを心配する声が多いようで、私も気にはなります。

ですが、またコロナの新たな波が来ている、というニュースを聞くと、接種はしておく方がよいのかな、と。

 

ただ、今まだ体調万全、という状態ではないので、少し落ち着いてから、と考えています。

 

ワクチン接種はできるだけ体調の良い時に、と覚えておきたいですね

 

 

 

数日前にホームセンターで買ってきたミニシクラメンに癒されてます

やや濃いめのツートンカラーです

 

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ヴァン・ジャポネ・フェスで嬉しい再会

2022-11-19 23:40:40 | ワイン&酒

先日ご案内していた「ヴァン・ジャポネ・フェス」が恵比寿ガーデンプレイスで本日開催され、出かけてきました。

 

ドキュメンタリー映画の上映も含め、報告したいことはたくさんあるのですが、昼前から出かけて体力の限界なので、フェス会場で久しぶりにお目にかかれた方の写真だけアップします。

 

ルバイヤート 藤葡萄酒工業(山梨県甲州市)の大村春夫社長と息子の澄也さん

 

大村社長とは20年以上の付き合いがありますが、このところは何年ぶり?というくらい会えていませんでした。

コロナのせいもありますよね。

久しぶりに色々と話をすることができてよかったです。

なにかとお忙しいようですが、お顔の色つやがよく、お元気そうでした。

またワイナリーの方にも行かなくちゃ

 

ヴァン・ジャポネのリポートはまた後日

 

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2022年のボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーが素晴らしい!

2022-11-18 23:56:58 | ワイン&酒

11月17日(木)のボジョレー・ヌーヴォー解禁を受け、11月18日の夜に

ボジョレーワイン委員会主催の「デジタル・ボジョレー・ナイト!」が開催され、私もオンラインで参加しました。

 

食卓にタブレットを置き、夕飯を食べながらでしたが、ボジョレーワイン委員会から送っていただいたボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーと、昨日の解禁日に開けたボジョレー・ヌーヴォーを飲みながら参加しました。

 

昨日飲んだアルベール・ビショーのボジョレー・ヌーヴォーもおいしかったですが、本日開けたモメサンボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーが、ヌーヴォーとは思えないほどの素晴らしい出来で驚きました。

 

モメサン ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ヴァンダンジュ 2022

 

モメサンのこのヌーヴォーとは昔から不思議なご縁があり、何度か飲んでいますが、今年また久しぶりに飲む機会を得ました。

2022年は、9月9日に収穫したブドウのみで6444本だけ生産されました。

収穫日は毎年違うのが、このワインの特徴です。

そのうちの1本が私のところにやってきました。

 

果実の凝縮感がしっかりなのは想像つきましたが、タンニンも量がしっかりあって緻密で、ヌーヴォーでこれってアリ?

非常によくできた年のクリュ・ボジョレーに、こんな感じのものがありますが、それくらい今の段階で完成度が高いと思いました。

ガツンと濃いですが、だんだんグラスの中でまろみを帯びてきます。

素晴らしいクオリティ!

ヌーヴォーですが、このまま何年か熟成させて飲んでみたい、と思いました。

 

おそらく、他の生産者のヌーヴォーも、今年は良い出来なんじゃないでしょうか。

 

 

 

「デジタル・ボジョレー・ナイト!」ではオンラインで現地とつなぎ、生産者の話を聞けたのが良かったです。

 

またぜひ現地でヌーヴォーを飲める日が来ることを願っています。

 

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ボジョレー・ヌーヴォー2022 本日解禁!

2022-11-17 22:53:30 | ワイン&酒

11月第三木曜日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日

今年、2022年は11月17日(木)が解禁日です。

 

今年は、航空運賃の値上げ(ロシア上空が飛べないため)、ガラス瓶や金属キャップ類の値上げもあり、ボジョレー・ヌーヴォーの価格は大幅な値上げを強いられる、という情報が早くから出ていました。

 

まずは近所のスーパーに行くと、売場にはボジョレー・ヌーヴォー皆無!

ここは激安スーパーなので、最初から置くつもりはなかったのでしょうね。

 

次のスーパーに行くと、ほぼ例年並みの品揃えでした。

 

 

価格を見ると、思ったよりも抑えられているように感じます。

右下の898円はハーフサイズボトル。

ちょっとだけ飲んでみたい、という人にはハーフサイズはうってつけ。

 

 

 

こちらの1000円少々の商品はペットボトル入り。

ペットボトル、ハーフサイズボトルなどにして価格を抑えているものが例年より多いかもしれません。

 

特に今年は、輸送費を抑えるために積極的にペットボトルを採用しているようです。

航空便のボジョレー・ヌーヴォーは、航空運賃のコストが大きいですから、軽量化、サイズのコンパクト化はシビアな課題です。

 

 

私が本日飲んだボジョレー・ヌーヴォーもペットボトル入りでした。

 

アルベール・ビショー ボジョレー・ヌーヴォー 2022

 

ボトルを持つと、とても軽い!

750ml入りですが、サイズ感もコンパクトに感じました。

すぐに飲む新酒であり、カジュアルに楽しむのであれば、ペットボトルはエコ。

キャップもスクリュータイプで開けやすく、金属は使われていません。

 

 

味わいの方ですが、色がしっかり濃く、果実味も濃く凝縮感があり、口当たりよくておいしい!

無理に抽出してる感はなく、ナチュラルなのに果実味が濃く、まろやかでやさしく、よくできていると思いました。

 

今年のボジョレー・ヌーヴォー全体としての出来はどうなんでしょうか?

明日、ボジョレーワイン委員会によるオンラインイベントがあり、現地の生産者の声を聞けるようなので、また改めてリポートします。

 

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非接触型体温計が便利!

2022-11-16 23:59:29 | 美容&健康

病院やイベントなどの受け付けで、おでこや手を非接触型の体温計でピッと測る光景はすっかりおなじみになりました。

体温計といえば脇にはさむタイプでしたから、ピッと一瞬で計測できる非接触型体温計は画期的でしたよね。

 

我が家には従来型の体温計がありますが、そもそも家族全員が熱が出にくい体質なので、体温計を使うのは年に一度あるかないか、でした。

 

それが、母がデイサービスに通うことになり、朝、体温を計って先方に伝える必要が出てきました。

最初は家にある体温計を使いましたが、時間がかかるのなんの…

しかも、たくさん着込んでいるこの季節、体温計がなかなか脇までたどり着きません。

 

出かけるたびに、朝これをするは大変だわ…

 

ピッと測れる非接触タイプならラクなのでは?

 

調べてみると、1000円台からあるんですね。

が、お安いものは「体温計」ではなく「温度計」が多いようでした。

脇にはさむタイプとの誤差が大きいものもあるようで、何を優先するかは、それぞれ違ってくるでしょうか。

 

 

我が家はベビー用の体温計を選びました。

医療機器の認証もあるようです。

ミルクやお風呂の温度も測れるとか

 

これを選んだ理由のひとつは、乾電池タイプ(単4が2本)だったこと。

もうひとつ気になっていた医療機器メーカーのものはボタン電池だったので、急ぎの時に用意するのが大変かなと考え、やめました。

 

誤差の程度はわかりませんが、なんとなく合っているのかな、という数値が出ています。

なにより、ピッと一瞬で測れるのが素晴らしい!

 

幼稚園や保育所に行く子どもたちも今は検温必須だそうで、じっとしていられない子どもや赤ちゃんは、このタイプの体温計は助かりますね。

 

私が購入したこちらは、大手ネット通販サイトで3,000円以下。

ポイント利用したので、お安く手に入れることができました。

 

とても便利な非接触型体温計ですが、先日、母がインフルエンザワクチンを接種するために病院に行ったら、ピッの後、脇でも測るように言われました。

正確さでは、やっぱり脇タイプだそうです。

非接触型で計測し、高い数値が出た場合は、脇タイプで測り直すのが良いとのことでした。

 

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