ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ハンサム系カリフォルニアワイン(笑)

2010-11-30 20:52:16 | ワイン&酒
目の前に何本かワインが並んでいた場合、私は、
ピッキーンと心の琴線に触れてきた姿のボトルを選んでしまうことが多いです。

私同様の選び方をする人もいるのでは?(笑)



Educated Guess
×(NAPA VALLEY +2007
――――――――――――
CABERNET SAUVIGNON

カリフォルニアワイン試飲会でこのワインのラベルを見た時、かなりの衝撃でした。
およそワインには相応しくない複雑な化学式が書かれているのはなぜ?

調べてみると、この化学式はワイン醸造の過程で起こっている化学変化を記述したもので、ショ糖がブドウ糖と加糖に変化、発酵の過程で硫化物が発生する、等々といったことが表されています。

このカベルネはヨーントヴィルの Roots Run Deep Winery (2005年設立らしい)のフラグシップワインで、「Educated Guess」(経験に基づく推測)というユニークな名前が付いています。



100%ナパ・ヴァレー、うち85%がラザフォードヒルとゼントヘレナ、15%がヨーントヴィル&オーク・ノル&カリストガ。
85%がカベルネソーヴィニヨン、7%カベルネ・フラン、6%メルロ、2%プティ・ヴェルドで、フレンチオークとアメリカンオーク樽(うち60%が新樽)で12カ月熟成。ワイナリー希望価格が20ドル。
ちょっと手に入れたくなってきませんか?(笑)





PETER FRANUS Wine Company

Educated Guessのエチケットを「インテリジェンス漂うメガネ男子」と捉えるなら、
こちらのエチケットは、「シンプルで潔いセンスの良さが光る端正なハンサム」?(笑)

ピーター・フラナスナパ・ヴァレーの家族経営の小規模ワイナリーで、古い樹齢の単一畑のジンファンデルのワインをはじめ、その他のワインも専門誌で高い評価を得ています。



左)Napa Valley Zinfandel  右) Brandlin Vineyard Zinfandel 

Mount Veederの東向きヒルサイドの「Brandlin Vineyard」に1920年代前半に植えられたジンファンデルを、1991年からピーター氏が手がけています。

樹齢80年超え

Napa Valley Zinfandelと比べると、Brandlin Zinfandelは複雑味、旨味が勝り、さすが古木の貫禄。

現行ヴィンテージは、Napa Valley Zinfandel 2008 が26ドル、Brandlin Vineyard Zinfandel 2007 が35ドル。私ならBrandlin をチョイスしたいですね。
2004年のBrandlin がマグナムで70ドルなんていうのも心惹かれます


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オススメ♪カリフォルニアスパークリング

2010-11-29 14:44:36 | ワイン&酒
以前はあまり得意でなかった発泡系ですが、友人たちと何年も続けている持ち寄り会でさまざまなシャンパーニュと出会ったことから、シャンパーニュの奥深さを知り、本当に好きになりました。

そこからシャンパーニュ以外の発泡ワインも色々と飲むようになり、今では、試飲会に行くと、つい発泡ワインを探してしまいます。

基本的に白やロゼが中心で、酸が爽やかでライトな飲み心地のものが多いことから、私が好んでよく飲むスタイルとちょうどマッチするからです。

10月に開催されたカリフォルニアワインの試飲会でも、まずスパークリングワインに目が・・・(笑)



LUCAS & LEWELLEN 2006 Brut Sparkling Wine

サンタ・バーバラのピノ・ノワールとシャルドネ各50%、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵でつくられています。
そのせいか、飲んだ感じがシャンパーニュに近くて気に入りました。
このワイン、昨年サンタ・バーバラを訪問した際、2005年のものを飲んだのを思い出しました。


両サイドは同ワイナリーのスティルワイン、ラベルデザインが変更したような?





Schramsberg   ブラン・ド・ブラン(左) ブラン・ド・ノワール(右)

シュラムスバーグは、昨年カリフォルニアのナパ・ヴァレーを訪問した際に「J. Schram 1992」を飲み、その美味しさに感動して以来、さらにお気に入りになったワイナリーのひとつ。
キメ細かく、落ち着いた味わいが好みです。



GLORIA FERRER

もう少し手軽にスパークリングを飲みたい時に便利なのが、「株式会社やまや」が扱っている、ソノマのグロリアフェラー

自社畑のほとんどがカーネロス地区にあり、ピノ・ノワールとシャルドネ中心のスパークリングワインを瓶内二次発酵でつくっています。

ラインナップも多く、ほとんど2,000円以下で買えるので(瓶熟成9年の「カーネロス キュヴェ」4,980円なんていうのもありますが)、覚えておいて損はないでしょう。



スパークリングワインは、これからのパーティーシーズンに必須アイテム。
あれこれバラエティ豊かに揃えるのも楽しいですね


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日本人好み?ポルトガル料理

2010-11-28 22:43:22 | おいしい食べもん
20数年で80カ国以上の海外旅行の添乗員経験を持つ人の書いた本の中に、
日本人の口に合う料理は、欧州なら 「イタリア、スペイン、ベルギー、ポルトガル」と書かれていました。

イタリア料理はもはや日本では完全に市民権を得ていますし、タパスやパエリヤなどが思い浮かぶスペイン料理も大いに納得です。

ベルギービールを出すカフェやレストランは都内でもけっこうあり、振り返ってみると私もベルギー料理店には何回か行ったことがありました。
ベルギー料理はフランス料理と近い系統ですが、素材としてはジャガイモを多く使い、料理としては煮込みやグラタン系が多いようで、それを聞く限りでは、日本人には馴染みやすそうですよね。



さて、ポルトガル料理 ですが、魚介や米を使った料理が多く、しかも素材の良さを生かしたものが多いため、日本人には親しみやすいというのはよくわかります。

とはいっても、「ポルトガル料理」をいただく機会はあまりないので、わかりくいというのが本音。
そういえば、知り合いが赤坂サカスのポルトガル料理店にいたことを思い出しました

赤坂サカスのオープン当初は「カステロ ブランコ」という名のポルトガル料理店でしたが、2009年9月より「ヴィラモウラ」という、やはりポルトガル料理の店にリニューアルしたようです。

調べてみると、都内ではポルトガル料理店は思ったよりあるようですので、そのうちぜひ行ってみたいと思います。


エッグタルトもポルトガルスウィーツ

なお、赤坂サカスでは、ポルトガル料理の「ヴィラモウラ」がある同じフロアに、イタリアン、スペイン カタルーニャ料理、ベルギービールの店がありました。

日本人の口に合うという国の料理が一フロアに集まっているのは、偶然というか、必然というか、やはりこの4国の人気は不動?



関西圏のレストラン情報は疎いのですが、当ブログのポルトガルワインの記事を見てメールをくださったポルトガル料理店の方がいらっしゃいました。

11月に大阪の本町にオープンしたというポルトガル料理店 「Lisboa Tasca Portuguesa」 で、シェフはポルトガル人とのこと。
ポルトガル料理はもちろん、ポルトガルワインも色々と楽しめるお店のようです。

同店のHP はまだ作成途中らしく、料理メニューをはじめ、詳細はまだアップされていませんが、興味ある方はぜひ訪問してレポートをお寄せください(笑)


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薬効あり?スペインのガス入りミネラルウォーター

2010-11-27 17:12:39 | おいしい飲みもん
ミネラルウォーターはガス入りが好きな私は、お気に入りリストに加えたい炭酸水をいつも探し求めているのですが、過日のスペインワイン試飲商談会で、これは好きかも♪という炭酸水に出会いました



Vichy Catalan (ヴィッチーカタラン) 1000ml

泡のキメは細かくて口当たりがやさしいですが、泡粒はしっかりして持続性があり、ガスのボリューム感もちょうどいい感じ。硬度82と中程度で、スムーズに飲め、これは好みの炭酸水です。
塩気があるということでしたが、ほとんど感じませんでした。



この炭酸水は、スペインはカタルーニャ州、バルセロナの郊外のカルデス・デ・マラベーリャ(標高1000mの自然保護区)が水源で、湧き出る際の温度は60℃、つまり発泡性の「温泉」

それを冷却してボトリングしたのが、この「ヴィッチー・カタラン」で、19世紀後半に発見された際には、薬効のある水として薬局で売り出され、以来「メディカル・ウォーター」として、スペインでは広く知られています。

権威ある科学雑誌「英国栄養ジャーナル」で、毎日この水を摂取するとコレステロール値が年間15%低下することが医学的に証明された、と発表されています。

また、多く含まれる重炭酸塩は胃腸の消化機能を補助し、新陳代謝を高めるミネラル分も含むことから、美容にも最適なのだとか。



こちらは小さい250mlサイズ  *他に500mlサイズがあります

スペイン王室や世界各国の星付きレストランでも愛飲されているセレブな炭酸水です。

この姿、何度か高級スーパーで見かけていましたが、ちょっといいお値段だし、ガラス瓶で重いし、肝心の味がわからないので二の足を踏んでいました。

が、好みの炭酸水だとわかったので、ちょっとゼイタクしたい時にチョイスしても良さそうですね



ボトルの形をした栓抜き が可愛い




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熱帯魚が泳ぐバー@横浜

2010-11-26 21:34:50 | レストラン&店


扉を開けて中に入ると、右手のカウンターの奥に ドーンと大きな水槽

ここは水族館?!

と思ってしまうほど見事な水槽ですが、ここはなんと、お酒の飲めるバー でした

アクアマリンブルーの色の魚が「ディスカス」で、この 「Bar Discus」 の店名にもなっています。

ディスカスはアマゾン川流域の熱帯魚で、ひらひら揺れる背ビレと胸ビレが優雅。
見ているだけで癒されます~



店の場所は、横浜の関内。関内駅からすぐの近さでした。
自分ひとりでは決して探せないようなお店ですが、幸運なことに、この店をよく知る人に連れて行ってもらいました。

バーですので、好みのカクテルを作ってもらうのもいいですし、ビールやグラスシャンパン1杯でホッとひといきつくもよし、です。

なんたって、カウンターの目の前がこの水槽ですから、眺めるだけで酒のサカナになってくれます(笑)



ホンモノの肴としては、ジャーマンポテトや牡蠣のフリット、サラダなど、お腹を満たす女性好みの料理メニューがかなりありましたので、お腹を空かせていっても、ガッツリ食べ&ゆっくり飲むことができます。

誰かを連れて行けば、必ずや驚かれること間違いなし だと思いますよ。

知っておくと便利な店として、私の店リストに早速追加しました


  Bar  Discus

     横浜市中区常盤町4-52 文乃家ビル1F   045-663-8398

     平日:18:00 ~AM3:00  祝祭日:17:00~23:00

     日曜定休


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NZの「コヤマワイン」初ヴィンテージ発表

2010-11-25 12:48:39 | ワイン&酒
先週、ニュージーランドで日本人醸造家がつくったワインの初ヴィンテージの発表会に行ってきました。

NZの日本人醸造家といえば「クスダワイン」の楠田さんの名が知られているかと思いますが、今回出会った「コヤマワイン」の小山さんは、2009年が初ヴィンテージという、スタートラインに立ったばかりの若手醸造家です。


小山 竜字 (コヤマ タカヒロ)さん

小山さんは、ご両親の仕事の関係で海外生活が長く、大学もアメリカの大学(シアトル)を選びました。
そのため、日本のことの方が知らなくなってしまったので、働くなら海外で、と考えたそうです。

その際、「モノづくり」の仕事をしたい、できれば好きなことをしたい、ということから、「ワインづくり」に進む決心をしました。
が、アメリカの大学で醸造の勉強をする場合、学費が非常に高いため、どこか別の英語圏のエリアの大学を探さねば、ということから、NZのリンカーン大学に進むことになりました。

NZを選んだのは、小山さんが冷涼気候地での栽培・醸造に興味があり、リンカーン大学には小山さんの望む冷涼気候のカリキュラムがあったから、とのこと。

小山さんの経歴を聞いてみると、2003年に同大学に入学。
在学中からNZ南島ワイパラのマウントフォードに入り(この時点ではまだ正社員ではなく、さまざまなワイナリー労働の手伝いをするcellar hand:セラーハンドとして)、大学卒業後に正式にマウントフォードに就職(2007年)。

小山さんは他のワイン産地でも修行をしています。

2005年 マウントエアー(豪州、ハンター・ヴァレー)
2006年 ケラー醸造所(独、ラインヘッセン)
2007年・2008年 オー・ボン・クリマ(米、カリフォルニア)

そして、2009年は自分のラベルのワインをつくりました


Koyama Williams' Vineyard Pinot Noir 2009 (Waipara Valley, NZ)

しっかりとした濃い色調。赤や黒のベリーの風味があり、果実味がきれいに凝縮し、輪郭のはっきりしたワインです。
まだ若い状態で、ややストイックな感じがありますが、熟成のさせ方、サービスの仕方次第で、どんどん印象が変わってくるでしょう。



ウイリアム・ヴィンヤードは、マウントフォードのすぐ北側、石灰岩土壌の丘の斜面の畑。
0.5haの契約栽培農家のブドウを買い、マウントフォードの醸造設備を使って仕込んでいます。
除梗は100%行い、フレンチオーク樽で15カ月熟成させています。

2009年のピノ・ノワールは100ケースのみの生産で、すでに初回の日本入荷分は完売だとか!
次の入荷は12月末もしくは年明けになるようですので、欲しい人は早めに押さえておくことをオススメします(輸入元希望小売価格 5,850円)




2009年はピノ・ノワールだけでしたが、2010年はピノ・ノワールの他、少し西に位置する別の畑のリースリングを使い、ドイツのカビネットレベルの糖度のリースリングワインを仕込んだとのこと。

小山さんは最初から冷涼気候にこだわっていましたし、シャルドネよりは断然リースリングが好きということもあり、リースリングのワインをつくることにしたそうです。

最近は、周辺地域でのリースリングが増えてきている とのことでしたので、リースリング好きにとては、これは嬉しいですね



今回、小山さんがアシスタントワインメーカーを務めている Mountford のワインも一緒に並べて試飲しました。


Village Pinot Noir 2006  Liaison Pinot Noir 2007  Pinot Noir 2007

すべてWaipara Valley。左から右に向かうにつれ、色調も凝縮感も強くなっていきます。
個人的な好みは真ん中のリエゾ。少しもわもわした感じのあるソフトなタッチで、ほどよいボリューム感とバランスの良さがあるので、使い勝手がよさそうです。



Chardonnay 2007    Noble Riesling 2008

シャルドネは果実の甘さがやや強めに出ています。
このリースリングは甘いタイプで、果実味がよく凝縮され、しかも酸味もしっかり。
エレガントな甘酸っぱさは超好みです。2008年は貴腐が付いたようです。

小山さんのリースリングもぜひ飲んでみたいですね。
2010年のリリースを期待しています


(輸入元:ヴィレッジ・セラーズ)


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11/27アルザスワイン好きなら見逃せない!

2010-11-24 10:05:41 | ワイン&酒
お気に入りの店のひとつ、六本木の隠れ家フレンチ「プロヴィナージュ」から

アルザスワイン好きにはたまらないワインセミナー の案内が届きました


提供されるワインは下記の6アイテム。

Marc Tempe Riesling Zellenberg 2007

Marc Tempe Riesling Mambourg 2005

Ernest Brun Muscat Goldert 2007

Guy Wach Riesling Kastelberg 2003

Albert Mann Pinot Gris Hengst 2004

Marcel Deiss Schoenenbourg 1998
 (ゲブルツの熟成したグレートヴィンテージのセレクショングランノーブル)


リースリングが3本、しかもうち2本は私の大好きな生産者マルク・テンペ

あのマルセル・ダイスのセレクション・グラン・ノーブル、しかも1998年もですか!

これはゼイタクすぎますね~

ただ素晴らしいワインを飲むだけの会ならいくらでもあるかと思いますが、このセミナーは、
モザイク状に複雑に入り組んだアルザスの土壌にまで掘り下げて話の及ぶ、非常に濃い内容になると思います。





第5回 冷涼ワインセミナー
テーマ:アルザス 其の1

日時:11月27日(土)15時~

参加費:10,000円(税込) (お口直しのフィンガーフード付き)

定員:14名様

講師:ワイン評論家 田中克幸氏


 * 詳細は店のHPにアップされていますので、興味ある方はコチラをご覧下さい


問い合わせ&予約:mail@provinage.com   03-5772-7272

場所: 「provinage」 (プロヴィナージュ) 東京都港区西麻布3-1-19 小山ビル2F

    http://www.provinage.com/


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日本初上陸!イタリアのブティックビール

2010-11-23 15:37:56 | ワイン&酒
六本木のビストロ「喜長」に持ち込ませていただいたスペシャルなビールはコチラでした。



COLLESI  PER ALE   EGO

ボトルの姿だけ見ると 「これって、ワインでしょ?」と思うほどそっくり
サイズも750mlと、ワインのフルボトルと同じです。

シャンパーニュ同様、フルートグラスに注いでいただきました。

イタリアはマルケ州北部のモンテローネ山の山頂のビール工房でつくられた
ブティックビール「COLLESI」(コレッージ)で、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵でつくられています。


よって、瓶の底には酵母のオリが見られます

酵母まで飲むことで、より美味しさがアップするとのことでしたので、底の底までキッチリと注いで飲み尽くしました。



このEGO(エゴ)はハーブやスパイスを思わせるふんわりとした香りがあります。
泡のキメは非常に細かくてクリーミーで、やわらかなタッチは、まるでソフトクリームのよう。
デリケートな酸味、なめらかなノドごし、やさしい旨味のホワイトビールで、これは超好み

ただし、ビールらしからぬセレブなプライスで、一緒に飲んだ友人たちもこの点が気になるようで、

普通のビールと同じようにグイッと飲むには適さないかなぁ・・・
でも、味は美味しいね~♪
ビールと思わず、プロセッコのような発泡酒的なものと思えば納得かな?


というコメントが出てきました。


今回のように、フルートグラスに注ぎ、食事の最初にアペリティフとしてシャンパーニュのように楽しむと、優雅でリュクスな気分になれそうです。

ビストロ「喜長」の前菜の盛り合わせのテリーヌやリエットなどとも相性バッチリでした




COLLESI には全部で 5つの味わい があります。


COLLESI  PER ALE  FIAT LUX   500ml

この「フィアットルクス」を家で開けてみました。「エゴ」よりもかなり茶色が濃い色調です。
飲んでみると、ほろ苦い香ばしさがあり、カラメルを思わせるコクを感じます。
泡のキメ細かさ、クリーミーな口当たりはエゴと同様ですが、ガツンとパンチのある黒ビール的な味わいです。



「エゴ」のアルコール度数は6%でしたが、「フィアットルクス」は7.5%と、やや高め。
夕飯のキンピラゴボウにフィアットルクスを合わせてみたところ、不思議とマッチしました
肉じゃが、豚の角煮など、甘辛い味の食べ物にも合いそうです。



栓は「王冠」タイプ

面白いのが、裏ラベルに「賞味期限」が書かれていたこと。
今回飲んだ エゴは2011年11月、フィアットルクスは2012年1月。
瓶内二次発酵の名残の酵母のオリがあるゆえ、でしょうか。




コレッージは、イタリアのグラッパ職人ジューゼッペ・コレッージ氏が、ベルギービールのマエストロ、マルク・ノップス氏を招聘してつくり上げた、これまでにない新しいイタリアのプレミアムビール。

まず2種類を飲んでみて、その上質感に感服です。

プシューっと開けてゴクゴクッと飲む!のではなく、
シャンパーニュのように優雅に開け、ゆったりとした気分でじっくり飲みたいビールですね。


他の3つのタイプを紹介すると・・・ (説明は輸入元のものを引用)

ALTER(アルター) イエローのラベル
爽やかなのに深い甘酸っぱさが魅力。優しさと強さを感じさせる豊潤な味わい。

UBI(ウビ)  赤いラベル
強い甘みとスモーキーな苦味。成熟した時間が醸し出す個性的な味わい。

MAIOR(マイオール)  黒いラベル
濃厚な甘味と深い苦味のハーモニー。時間をかけて楽しむ大人の味わい。



気になるタイプはありましたか?
私はどれも飲んでみたいと思いますが、UBIはすでに完売らしく、ALTERも在庫僅少、他も極めて在庫が少なくなっているようです(500mlサイズはすべて完売)

ビールにしてはけっこうお高いのに、こんなに早いスピードで売れてしまったのは、
どこにもない味わいが個性的で、しかもおいしく、優雅でリッチな気分になれるからでしょうか。

姿もオシャレで洗練され、さすがイタリア
カラフルでファッショナブルだから、パーティーでも注目されそうです
実は先週末も都内の高級ファッションブランド店のイベントで使われたとか。


飲んでみたい!という人は、神戸のワインバーで飲むことができます。

  ワインバー“D”

  神戸市中央区北長狭通1-7-4 ホワイトローズビル9F
  http://www.meiwa-kobe.com/wine/

他の地域の人は・・・次回入荷を待ちましょう


(輸入元:メイワ株式会社)

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(2010/12/2)

本日、輸入元から再入荷情報が届きました!

2011年2月下旬に再入荷するとのこと。
まだ先の話ですが、辛抱強く待ちましょう(笑)

2月下旬に再入荷後、
3月の頭に幕張で開催される「FOODEX」に出展するとのこと♪
これは楽しみですね~


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ビストロで楽しみたいワイン

2010-11-22 15:20:37 | ワイン&酒
さて、昨日紹介した 六本木の ビストロ「喜長」で楽しんだワインは・・・

まずは、私が持ち込ませていただいたスペシャルなビールからスタートしました。
このビールについては、後日改めて紹介しますね。



ビールでノドを潤した後は、前菜の盛り合わせ に合わせてコチラをボトルでチョイス。


Saint-Bris Sauvignon Blanc 2007 Jean-Marc Brocard

フランスのブルゴーニュの白ワインといえば「シャルドネ」ですが、
北に位置するサン・ブリ地区では「ソーヴィニヨン・ブラン」の白ワインもつくられています。

ビストロの前菜の盛り合わせには、樽のきいたシャルドネよりも、もっとライトな白やロゼの方がよくマッチします。
このサン・ブリは予想していたよりもやや熟成感がありましたが、1本目のワインとしては、いい役割を果たしてくれたと思います。



次の料理「ムール貝のワイン蒸し」には、ミュスカデをこれまたボトルでチョイス。


Musucadet Severe et Maine Sur Lie 2009 Domaine du Chatelet

ミュスカデは仏ロワール川の河口に近い地域の白ワインで、生牡蠣にピッタリといわれていますが、白ワインで蒸したムール貝にも超オススメです。

酸がスッキリとし、2009年と若いヴィンテージだったので、フレッシュで爽やか。
さっぱりした辛口ですが、貝の旨味、甘味を引き出してくれたと思います。



ムール貝がドーンと大盛りだったので、食べては飲み、飲んでは食べ…で、次の地鶏のコンフィが来る頃には、またワインが足りなくなりました(笑)

今回集まった3人の好みは、赤よりは白やロゼだったため、赤以外のセレクトを店にお願いしたところ、非常に魅力的なプライスで「シャンパーニュ」の提案がありました。
3人なので飲めるでしょうと、これもボトルでいただきました。


Champagne Marie Weiss Brut NV

ピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネの3種からつくられたNV。
実は9月のとある試飲会で飲んでいて、コストパフォーマンスがいいと思っていたシャンパーニュでした。

少し熟成感が感じられ、やさしいタッチで、脂分が少なくてデリケートな旨味のある地鶏のコンフィとよく合いました。

シャンパーニュは乾杯やアペリティフの定番ですが、今回のように先に白ワインを2本飲んできた後、メイン料理に合わせても楽しめるワインだということを改めて実感しました。



ボトルで楽しんだのは以上の3本ですが、グラスで味見させていただいたのが、



左)仏ブルゴーニュのシャルドネ ネルチュス 2006 ロブレ・モノ
右)仏コート・デュ・ローヌのモンコーフォン・バロン・ルイ 2005

シャルドネはブルゴーニュらしく、ローヌは赤ワインだった、という程度しか記憶になく。。。

スペシャルなビールは750mlサイズでしたし、その後にワイン3本を飲みましたし、3人だとこのあたりが量的に限界かと(苦笑)



ビストロのワインの良さ は、格付けシャトーや著名ドメーヌのワインにこだわらず、オーナーやソムリエが独自のセレクトで、しかも良心的な価格のものを揃えてきているところにあると思います。

好みや予算を言えば、オーダーした料理との相性を考えた提案をしてくれるのはどこの店でも同じかもしれませんが、ワインのセレクトが自分の好みに合っている店を押さえておくと、リラックスして、かつ懐もあまり心配ぜずに過ごせますね。

さて、次回はいつ誰と行きましょうか(笑)


 ビストロ喜長  (港区六本木7-12-20 )

    http://www.kicho.info/


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六本木のビストロ「喜長」にて

2010-11-21 23:04:37 | レストラン&店
抜群の居心地の良さでしょっちゅうお世話になっている、
六本木 ビストロ「喜長」(きちょう)に、気心の知れた友人たちと行って来ました。

アラカルトでもよし、コースでもよし、自由にオーダーできるのがこの店の良いところですので、今回はコレ!と決めたもの以外はお任せでお願いしました。



有機ニンジンのラペ

アミューズで最初に出していただいたのが有機ニンジンを使ったラベ
食事の最初に野菜料理といただくのは、カロリーコントールの上でもオススメですね♪

じゃあ次の前菜は・・・ビストロだけあって、生ハムやらテリーヌやら、どれも少しずつ食べたい!ものが多いのですが、そんな悩みを察してか、「適当に盛り合わせましょうか?」という嬉しいお申し出が


前菜いろいろお任せで

今回は3人だったのですが、3人が満足できるような前菜の盛り合わせ を出していただきました

生ハム、リエット、テリーヌ、サーモン、まだ残っているというホワイトアスパラ(冷凍技術の進歩の賜物)など、好物ばかりの盛り合わせでテンションが上がります(笑)
リエットは薄くスライスしたバゲット(画像右)に載せていただきました

ホント、このプレートだけで、ガッツリワインが進みますね~(笑)
合わせるワインは、重たくない白や泡、ロゼがオススメ。

写真右奥に小さく写っているパンは自家製プティ・パンで、噛み締めると味わいがあります。
このパンと前菜だけでも、いつまででも飲んでいられます



ムール貝のワイン蒸し

一緒に行ったうちの1人のリクエストがあり、ムール貝をお願いしてきました。
貝類の料理はいい味が出ますが、このムール貝のワイン蒸しは、シンプルながらも貝の旨味がしっかり抽出され、じっくり味わうと滋味~でほっとします。

たっぷりの量も嬉しく、フランスでいただいたムール貝料理を思い出しました。



地鶏のコンフィ ~総州古白鶏(そうしゅうこはくどり)

この日のメインは、店オススメの地鶏をチョイス。
1本が400gもあるので、3人でシェアしても、私は充分満足

「総州古白鶏」は茨城の筑波山麓から千葉にかけて育てられている地鶏で、脂肪が少なくてコクと旨みがあり、歯応がよいる肉質が特徴とのこと。

たしかに脂っぽさはほとんど感じず、ほどよく引き締まって柔らかさも残したきれいな肉質に感心しました。臭みもなかったです。



リゾット

上記のムール貝をワイン蒸しにしたソースを使ったリゾットで、ムール貝の料理を頼んだ人限定の料理。
ムール貝のいい出汁をお米がしっかり吸い取り、うまい~



パスタ
まだまだ食べ足りない!という友人たちのリクエストでパスタが登場

さまざまなワガママリクエストにこたえてくれるのがいいですね



【ワイン編】は改めて


 ビストロ喜長  (港区六本木7-12-20 )

    http://www.kicho.info/


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スウィーツな紅葉狩り

2010-11-20 15:57:21 | 甘いもん
22日を休みにして4連休の方もいるでしょうか?
ちょうど紅葉の時期ですので、各地に紅葉狩りに出かけたりすることでしょう。

が、残念ながら私は出かける予定がないので、別の紅葉狩りをしました。



勘のいい人ならもう気付いたでしょうか?



甘い紅葉狩り、すなわち 「もみじ饅頭」 の紅葉狩りです(笑)

もみじ饅頭といえば 広島名物



このもみじ饅頭も広島の菓子屋のもの

皮がカステラタイプなので、それほど古いものではないのかな?と思ったのですが、
最初に作られたのは1906年頃と、100年を超える歴史がありました。



もみじ饅頭のあんは 「こしあん」 が基本とか

ソフトでやさしいカステラ生地に、しっとりなめらかな「こしあん」はよく合いますね~

ただし、今は、粒あん、抹茶あん、チーズ、チョコetc...と色々な中身があり、また、油で揚げたものやチョココーティングしたものもあり、「チーズもみじ」、「抹茶もみじ」、「揚げもみじ」・・・などと呼ばれているようです。



遠くへ出かけなくても、家で手軽に楽しめる甘い紅葉狩り、オススメですよ(笑)


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ヌーヴォー解禁から一夜明けて

2010-11-19 16:29:05 | ワイン&酒
ボジョレー・ヌーヴォー解禁から一夜明けた今日の昼過ぎに、イオンモールのワイン売り場に行ってみたところ、750mlで「650円」のボジョレー・ヌーヴォーがありました。

西友は「690円」でしたから、イオンの方が安いヌーヴォーを出していたんですね。

ただ、イオンの売り場での売れ筋は500mlサイズだったようで、「500ml完売」の看板が出ていました。
たしかに、普段あまりワインを飲まない人にとって、750mlを1人もしくは2人で飲み切るのは厳しいかもしれません。
その点、ちょっと少なめの500mlなら、お試しという意味でも気軽に買えます。

187mlのミニサイズボトルもけっこう出ていますし、187mlのパウチパックも見かけました。
少ないサイズの方が値段も安いから手を出しやすい ですよね。

小さいポーションをあれこれ買って多種多様に楽しむ、という人も増えそうです。



イオンのワイン売り場でペットボトルヌーヴォー(980円)のバックラベルを見ていたら、
賞味期限 2011年4月30日 と書かれていました!

ボジョレー・ヌーヴォーに賞味期限が付くなんて、ペットボトルだからでしょう。
来年5月以降にワインがどう変化するのか?興味ある方はぜひ実験してください(笑)



そうそう、昨日、モメサンの赤いスパークリングヌーヴォーを紹介しましたが、
同じモメサンのスパークリングヌーヴォーのロゼタイプも発見しました。
これも甘口のようで、お値段は赤よりもややお安めでした。

*

ボジョレー・ヌーヴォーはフランスのボジョレー地区の新酒ですが、今のこの時期は各国から新酒ワインが出ています。

例えば、ボジョレーより早い 11月6日に新酒解禁のイタリアの「ノヴェッロ」


写真左:ネグラーレ ヴィノ・ノヴェッロ 2010 (伊、ヴェネト)

イタリアでは各地で新酒がつくられ、ブドウ品種も多種多様です。
上の写真のノヴェッロは、コルヴィーナ60%、ロンディネッラ35%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%をブレンドしたヴェネト州のもの。

ガメイ種からつくられるボジョレー・ヌーヴォーとは違う個性があります。
やわらかな口当たりで、ほどよい渋味、旨味があり、ほっとさせられました。

右のワインは仏のボジョレー・ヌーヴォーですが、有機認定 されたもの。
売り場でも有機マークの付いたものをいくつか見かけましたので、ヌーヴォーの分野でもBioのワインは今後増えてくるかもしれません。



日本にもワインの新酒があり、山梨県の新酒解禁日は11月3日


白の甲州新酒(左)はスッキリ爽やかな辛口で、甲州種の独特の風味も楽しめました

和食になら、日本の甲州ワインはバッチリ合いますね





この週末は、ボジョレー・ヌーヴォーをはじめとする世界各地の新酒で収穫の秋を祝い、食欲の秋を満喫してはいかがでしょうか?



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2010ボジョレー・ヌーヴォーの傾向と対策

2010-11-18 23:14:00 | ワイン&酒
11月第3木曜日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日

ということで、2010年は11月18日にボジョレー・ヌーヴォーが発売されました。

今年の傾向としては、円高、ユーロ安の影響もあり、「低価格」ヌーヴォー」に注目が集まっていますね。

低価格を実現させたのは「ペットボトル」の容器。
軽量化で輸送費がコストダウンし、為替の影響もあり、「980円ヌーヴォー」がスーパーのチラシ広告を飾っていました。

私が昼間に出かけたホームセンターでは、「780円」ヌーヴォーが置いてありましたし(ペットボトル)、昨年低価格No.1の西友をはじめ(今年は690円)、ドンキホーテにいたっては、解禁の10分前に価格発表を行い、578円!?

格安を競うのは消費者にとっては嬉しいことですが、今年最初の新酒を味わうありがたみが薄れてしまうような気になってしまうような・・・・?

こうした激安の一方で、3,000円超~というボジョレー・ヌーヴォーもあります。
なにかしらのプレミアムが付いた、ちょっと特別なヌーヴォーなため、けっこういいお値段が付いているのですが・・・



例えば、銀座三越で試飲した上のヴィラージュ・ヌーヴォー(ドメーヌ・デ・ピエール(トリシャール))は、樹齢45年の木からつくられたワインで、家族経営の小規模生産者のものなので生産量が少ない限定品。

口にした時に、繊細な果実味がエレガントで、ガメイのクセのある臭みがなく、非常にピュアでやさしいワインだったので驚きました。旨味もあります。
3,000円超~の価格なのに、毎年買うファンが多いのか、どんどん手を伸ばして購入している人がいるのは素晴らしい!

こんなふうに、ひとつのブランドを毎年買い続けるのも面白いですね。
銀座三越では、このワインの2009年の試飲販売も並べてやっていましたので(画像左)、飲み比べてみてはいかが?



同じくプレミアム路線では、ルイ・ジャドのノンフィルタータイプ(右)もオススメです

ルイ・ジャドの通常のヌーヴォー(ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール2010)は3,300円(輸入元希望小売価格、銀座三越では3,150円で販売してました)ですが、ノンフィルタータイプは3,700円(輸入元希望小売価格)。
こうなってくると、ヌーヴォー価格じゃないですよね?

ノンフィルターのワインは厳選された畑から最良のブドウを手摘みし、選果台で人の手でていねいに選果したものだけを使ってつくられています。

ルイ・ジャドで、ボジョレーのプリムールでノンフィルターワインをつくるのは今回が初めてで、しかも、日本だけの数量限定品とのこと

飲み比べてみると、ノンフィルターのワインの方が口当たりがやさしく、ほわっと滋味な味わいがあり、旨味も乗っています。
輸入元希望小売価格の段階で400円の差がありますが(ノンフィルターの方が高い)、この価格差なら、私ならノンフィルターの方をチョイスし、ゆったり時間をかけて飲みたいと思いました。



その他で面白いと思ったのは、モメサンの赤い泡「Red FIZZ Nouveau 2010」

これは正式な規定ではボジョレー・ヌーヴォーとは言えないのですが、ガメイ品種を使い、発泡性のフレッシュでフルーティーな、ちょっと甘いスパークリングワインに仕上げています。



甘さがチャーミングで、ボトルの姿も赤いワインの色もキュートですし、お値段も2,000円ちょっとと手頃なので、これは女子会にぜひオススメしたい1本です



あの押切もえさんがラベルをプロデュースしたロゼのヌーヴォーもオススメ

見た目は華やかで甘い雰囲気なのに、飲むと酸と果実味のバランスがしっかりした辛口でしたので、幅広い食事に合わせて楽しめると思います。
これも女子会にピッタリです



2010年のボジョレー・ヌーヴォーは、価格もピンからキリまであり、ワインのバラエティも豊かです。
味わいも、思っていたよりもずっと品質が安定して良かった ので、気になるものはどんどん試してみることをオススメします。

まずは、ワイン売り場にGO!です


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恵比寿に「トラットリア・ピッツエリア・マッジ」誕生!

2010-11-17 22:37:06 | レストラン&店


2010年11月17日、恵比寿ガーデンプレース近くに、
トラットリア・ピッツエリア・マッジ (Trattoria Pizzeria Maggii)がオープンしました


通りに面して看板がありますので、見逃さないように!



店の入り口の奥には赤い 薪窯 の姿が!



この薪窯で焼くナポリピッツアが店の自慢ということですが、さて、実力はいかに?




大きな窓があり、昼は明るく開放的な雰囲気の店内です



平日の ≪ランチ≫ は4つあり、

A.パスタランチ (前菜、パスタ、ドルチェ、ドリンク)  1,300円

B.ピッツアランチ(前菜、ピッツア、ドルチェ、ドリンク) 1,350円

C.セコンドランチ(前菜、魚or肉、ドルチェ、ドリンク)  1,600円

D.マッジランチ (前菜、パスタorピッツア、魚or肉、ドルチェ、ドリンク)2,400円

 *パスタ・魚・肉は日替わり、ピッツアはチョイスできます
 *Dの前菜とドルチェは盛り合わせになります



今回、Dの「マッジランチ」をいただいてきました。


前菜盛り合わせ

バラエティ豊かで、けっこうボリュームのある一皿でした。



日替わりパスタ (シェアしたので、これは1/2サイズの盛り付けです)

これはクリームソースのタリアテッレですが、トマトソースベースやオイルベース、麺の種類も変えた3種類ほどが日替わりで出されるようです。



ピッツア マルゲリータ (これもシェアしたので2人で1枚です)

いくつかの中から選べるようですが、基本のマルゲリータをチョイス。

ナポリピッツアなので生地がもっちりしていますが、粉が全粒粉なので、少し骨太な、噛み締めると粉の甘味のする、非常に好みの土台のピッツアでした

トマトソースもチーズも申し分なし

マッジランチの場合、パスタかピッツアを選べますが、2人で行けばどちらも楽しめますね。



全粒粉のフォカッチャ

ランチにはフォカッチャが付いてきます(CとDのコースだけかも?)
ピッツア生地同様のもっちもち具合で、いくらでも食べられそうですが、この後のことを考えたら控えめにいただくことをお勧めします(笑)



魚料理

日替わりということですが、この日はポワレ。
野菜もたっぷり付いてきます。



肉料理

私がチョイスしたのは、ブランド豚のロースト(これも日替わり)。
炭火焼なので香ばしく、美味しさがアップします
写真では少量に見えますが、野菜の葉っぱの下にも肉が隠れています。



デザート盛り合わせ

思ったよりもボリュームのあるコースで、メインの途中でかなり満腹になりましたが、デザートは別腹(笑)
しっかりした甘さのティラミスとジェラートは、美味しくお腹に収まりました

食後のドリンクは、エスプレッソやコーヒーなどの他、カモミールティーもありました。
私はカモミールティーをチョイス。



ディナーはアラカルトでもコースでもOKで、さすがピッツアを自慢にしているだけあって、ピッツアメニューは13種も!

パスタはもちろん、季節の素材を使った1品料理もありますので、お腹の具合に合わせていただけます。

プリフィクスコース(前菜、パスタorピッツア、魚or肉、ドルチェ、ドリンク)4,500円
おまかせで食べたい人には、シェフのおすすめコース(要予約、8,000円~)もありますし、

たっぷり飲みたい人には、2時間飲み放題付きのお得なコース(5,500円/6,500円)なんていう素晴らしいものが!

これからの季節、忘年会や新年会に使えそうでしょうか(笑)


夜は全粒粉の自家製パンが付くようで、これが歯ごたえむっちりで超好み



ワインは、イタリア各地のものが約100種類あり、ボトルは3,800円から
リストをザッと見たところ、5,000~6,000円台で気になるものが色々ありました。

グラスワインは、赤白各3種、グラス600円からあり、スプマンテは700円。


これは1杯600円の白のグラスワインですが、コスパ良し&満足度高し、でした♪

嬉しいのが ランチビール、ランチワインで、1杯 500円

ランチタイムから軽く飲めますね



恵比寿は魅力的な店が多いですが、ワインのラインナップは・・・?と考えた時に、
本格ナポリピッツアを気軽に楽しめて&ワインも充実の「Maggii」は、かなり使い勝手が良さそうです。

今回はランチタイムの訪問でしたが、次回はぜひガッツリとディナーにお邪魔したいと思っています。

でも、窓の大きな店内が明るくて、気持ちのいいランチが過ごせるので、ランチタイムもやっぱりイイナ~と思ったりも(笑)




Trattoria Pizzeria Maggii

ランチ  11:45~14:30 LO

ディナー 18:00~25:00 LO(月~金)
      17:30~25:00 LO(土)
      17:30~22:00 LO(日・祝)

東京都渋谷区恵比寿4-23-9 恵比寿ブルーメ2F
tel.03-6450-3641

http://maggii.com/


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「かなしいおじさん」に癒されて(笑)

2010-11-16 22:05:50 | 雑記
先日紹介した、イラストレーターの 中津川ゆうこ さんの個展にお邪魔してきました。
ゆうこさん本人にも会うことができ、嬉しい久しぶりの再会でした♪



今回の作品テーマは 「かなしいおじさん」

ゆうこさんの作品の登場人物は女性が多いので、男性、しかも「おじさん」が主役というのは非常に珍しいと思いました。

さらに 「かなしい」 という形容詞がついていて、ますます意外なテーマです(笑)




「おじさん」を選んだのは、「おばさん」よりも「かなしすぎない」から、

とゆうこさんは言っていましたが、たしかに「かなしいおばさん」はかなしさの質や度合いが変わる感じがします。

実際、作品の「おじさん」を見ると、なんだか ひょうひょう としていて、絶望的なかなしさは感じさせません(笑)




それぞれの絵の下に、ゆうこさんが書いたストーリーが小説のようにある のですが、このまま「絵+ストーリー」で「絵本」になりそうです。
ただし、子供向けではなくオトナ向けのです(笑)

ところどころに出てくる 黒猫 もいい味を出しています

飼い主に従順な犬より、飼い主と対等に向き合う猫の性格を考えると、おじさんの相手には猫の方がふさわしいと思ったから、とのことでした。



こちらの猫は「かなしいおじさん」とは別の独立したイラスト

一緒に行った私のイトコは、左端の女性のイラストが気に入ったと言っていました。



「かなしいおじさん 2011年カレンダー」 (手前)  1,400円

カレンダーがあったので買ってきました。
その月の雰囲気に合った絵をそれぞれ選んだとのこと。
12か月分12枚ありますが、お気に入りの絵の月が来るのが楽しみです



小さい子供用のミニ絵本            猫のTシャツ(2種)

こちらもその場で買うことができます。
猫のTシャツは、上で紹介したイラストの図柄です。



こじんまりした明るい静かなギャラリーで、「かなしい」けれど、ほっと心落ち着くゆうこさんの作品の数々に触れながら、秋の午後の贅沢なひとときを過ごしてきました。

今週の土曜日までですが、神宮外苑のご近所ですので、散歩がてらふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?


* 場所や日程は → コチラ


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