10月21日(金)から23日(日)まで、静岡市中心部の葵スクエア&青葉シンボルロードで『静岡グルメ王国フェスト』という食イベントが開かれます。静岡新聞に広告記事が出ていますので、ご存知の方も多いでしょう。
なんでも、7月に開かれた“静岡の食を考えるサミット”で、田辺市長、県大の木苗学長、銀座小十の奥田さん、海ぼうずの藤嶋さん(県飲食業生活衛生同業組合静岡支部長)などが静岡の食のPR方法について話し合い、『徳川家康公』をテーマにしたしずおかグルメ大賞コンテストを行うことが決まったそう。その大賞作のお披露目と、食文化交流セッションや地産地消料理の屋台等で街のにぎわいにもつなげるイベントになるようです。
その中で、私がお世話になっている人宿町の寿し市さんが、『駿府いなり』というオリジナルの3色いなり&静岡の地酒を販売することになりました。イベント実行委員会の主力団体である県飲食業生活衛生同業組合静岡支部の一員として、今回、地元食材を使った創作いなりを出品することになったそうです。
『駿府いなり』は、わさび味・緑茶味・桜えび味の3種類セット。いかにも、って思われるでしょうが、使う食材がとびきり上級のオール静岡産。味付けも、寿し市大将の井木裕さんが吟味に吟味を重ね、オンリーワンのプロの味に仕上げてあります。
私はその駿府いなりのパッケージイラストを描くことになり、17日夜に試食させてもらったんですが、本当にどこに出しても自慢できる静岡らしいおいなりさん。食材が安定入手できれば、店の定番メニューにしてもいいくらいです。
待っている間、磯自慢と喜久醉をチビチビやっていたら、井木さんが、焼津港から取り寄せた豆あじの素揚げ&から揚げをササッと出してくれて、これがまた、泣けるほど静岡の酒の肴らしくて、カウンターにいた知らないお客さんと、酒談議や魚談義で盛り上がってしまいました。
私は残念ながら当日参加はできませんが、21日~23日の静岡グルメ王国フェストに参加できる方は、ぜひ試食してみてくださいね!